コラム”

「夏の思い出」
2024年9月24日

9月23日(月祝)の私の現在地は茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」。
日本を代表する音楽フェスのひとつ「ロックインジャパン」の会場です!

これから入場

(これから入場)


私にとって初めてとなる、屋外での音楽フェス。
これまで行くチャンスはナンボでもあったのに、行けなかった理由が思い出せない……

3年前は袖ケ浦市の「氣志團万博」に行くつもりが、台風の影響で高知競馬場に行く日が1日早くなったために回避。
あとで聞いたら客が全員ずぶぬれで、ヘンなテンションになった模様。
現地でその様子を体験してみたかった(涙)

その後は屋外でマスクをする必要がなくなって、一昨年の5月から声出しオッケー。
去年は初めてフェスに行きましたが、それは屋内。今年こそは屋外のフェスに行くぞ。
狙うはももいろクローバーZが出演する、ロックインジャパンの最終日だー!!!
と気合を入れていたところ、たいへんな問題が発生したのです。それは

“最終日にサザンオールスターズが出る”という件。

チケット獲得が激戦になるやんけ!
その日の出演者はアリーナクラスを満員にできるアーティストだらけ。
東京ドームで公演ができるTHE YELLOW MONKEYがいる時点で「チケット取れるかな~」と心配したのに、
さらにサザン様がお見えになるんだからさあ大変。
しかも「フェスに出るのはこれが最後」だって。マジですか。
その結果がこれですよ。

悲しいお知らせ

(悲しいお知らせ)


こっちはももクロに用事があるのに~
でも“絶対あきらめない”が、ももいろクローバーZの合言葉。
二次抽選が始まったその日に気合を込めて申し込んで(意気込みと結果は無関係)、そして手に入れましたよ「当選」の2文字を!

歓喜

(歓喜)


そういう道のりを経たので、当日はスケジュールをカラッポにしないとイケマセン。
というわけで、先週はとても長い毎日でした。

まず火曜日は、7時45分発の飛行機で釧路空港にレッツゴー。
空港の近くにある施設で、乗馬ウマのセリ市場に鑑定人として参加です。

乗用馬のセリ市場

(乗用馬のセリ市場)


夕方のセリ終了後は千歳市に移動。
ちなみに釧路から千歳までは300kmくらいあります。
さすが北海道。所要時間は無料の道路を利用したので5時間ほど。
夕食は浮いた高速料金で帯広名物のインデアンカレー!

高カロリー

(高カロリー)


水曜日と木曜日はサラブレッドのセリ市場に参戦。
「セプテンバーセール」は地方競馬が向きそうな1歳馬が多く上場される傾向があります。
その場内を2日間にわたってウロウロしてから千歳空港に戻ろうとすると、
日高自動車道が事故で通行止め……

迂回した国道235号線では、
門別競馬場の近くで数分前に飛び出した鹿と激突したと思われるクルマが道路脇に……(怖)。

こちらはサラブレッド

(こちらはサラブレッド)


この時期の北海道は、鹿さんや熊さんが冬に備えて皮下脂肪をつける時期なので、
夕方になるとけっこう出るんですよ。
まさに明日は我が身という事故現場。
しかし、この時点で午後4時40分のクルマには、午後6時発の飛行機に乗る人がいるのです。
今の調子だとわりとギリギリ。
でも鹿さん(たまにキタキツネやタヌキ)の飛び出しに対応できるスピードにせねばならぬ。

そのせめぎ合いを経て新千歳空港に着いたのは出発の25分前。搭乗締め切りの5分前ですよ。
危なかった~。

そんな激動の北海道から帰った翌日は、
金曜日は都内で「アタック!地方競馬」の収録に行き、土曜日と日曜日は自宅軟禁で長時間労働。
日付が変わってから寝て、朝は5時前後に起床する日々はすべて、万全な態勢でフェスに行くためなのであります!

しかしフェス当日も同じタイムスケジュールになるとは想定外(汗)。
会場で眠くならないかしら……

いざ出陣

(いざ出陣)


そのおかげでめでたく前方エリアを確保した10時半スタートの「ヤバいTシャツ屋さん」を見て、
続いて「ももいろクローバーZ」を満喫。
現在はステージから少し離れたエリアで巨大スピーカーからのBGMを聴きながらテレワークをしております。
優雅~~~♪

昼過ぎで燃え尽きました

(昼過ぎで燃え尽きました)


夕方からはThe Yellow Monkeyとサザンオールスターズをスタンディングで鑑賞して、
今年の夏における最大のイベントを満喫できました。

しかし睡眠時間がまったく足りてないですな。そこはどげんかせんと。
でも今週水曜日までにはアタマをスッキリさせておかないとイカンのです。
それは日テレ盃の日に「宴会競馬」が実施されるから!

アンコール

(アンコール)


先週月曜日に船橋競馬場の指定席が発売されるところ、私は昔の職場の同窓会に出ていてウッカリ君。
すると、過去2回の宴会競馬でご一緒した高貴なお方から「指定席を取りましたよ」とメッセージが届いたではないですか!

おかげさまをもちまして、日本テレビ盃はガラス張りのスタンド内で観られます。
ありがたや~!

その昨年は鉄板のウシュバテソーロが勝ったのに万馬券になった3連単をゲットさせていただきました。
今年も当てたるど~!

◎4.ウシュバテソーロ
○2.ウィリアムバローズ
▲9.ナニハサテオキ
△7.デルマソトガケ
△13.メイショウハリオ

ウシュバテソーロは今年も崩れないと決めつけていいでしょう。
相手筆頭には、大雨のかしわ記念が不完全燃焼だったウィリアムバローズを指名します。
最内枠だったもんね。厳しかったですよ。水曜日は雨が降らないはず!

残り2頭のJRA所属馬は、デルマソトガケが久しぶりの日本での実戦。
メイショウハリオは昨秋以降の成績がビミョー。
その点を割り引いて、3番手に連続連対記録を継続中のナニハサテオキを据えてみます。

続く木曜日はマリーンカップ。
多くの友人知人が船橋競馬場に来る模様ですが、私は園田競馬場でございます……

◎3.アンデスビエント
○2.アンモシエラ
▲6.テンカジョウ
△5.ザオ

あららビックリ6頭立て。
今年から3歳牝馬限定戦になったのが影響しているんでしょうが、それにしても……

ここでの問題は逃げ先行タイプの内枠3頭。
たぶん、ダッシュ力の違いでアンデスビエントが逃げて、
その直後でアンモシエラがプレッシャーをかけながら追走。
テンカジョウは前が止まればあわよくば、という展開を想定します。

穴はザオ。
休養明けの前走が、春に東海クイーンカップで見たときと全然違っていました。
米谷康秀調教師と騎手デビューが同期の吉原寛人騎手という点も含めて注目します!



プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

コラム一覧