
先週は久しぶりに大井競馬場に2回行きました。
まずは10月2日(水)のジャパンダートクラシック!
いつものように大井町駅からテケテケ歩いて、大井競馬場の北門から入場するとけっこうな人。
帝王賞のときと同じくらいの混雑なんでないかい?
メインレースのパドックはいつもと同じく大型ビジョンの近くで……と思ったら、どえらい人で近づけん!
それでもパドックの途中で離脱する人がときどきいるので、その分だけ視界が広がって写真を撮りつつパドック診断……
をすると、ラムジェットはプラス18kgでもいい感じじゃない?
(ゼッケン4番のラムジェットに期待)
じつはわたくし、ラムジェットを管理する佐々木晶三調教師とは“取材する側される側”という間柄とはちょっと違う感じがありまして、
東京ダービーのレース後がこんな感じで小堺翔太さんが苦笑い。
(東京ダービーの優勝調教師と)
そんなわけでラムジェットに期待するしかないのです。
でもパドックを見るとフォーエバーヤングが強そう。
馬体からオーラが出ているというか、なんかラスボス感があるのよね。
そのあたりを熟慮して出した買い目は、ラムジェット&フォーエバーヤング&ミッキーファイトの馬複ボックス。
そして結果は、
1着:フォーエバーヤング
2着:ミッキーファイト
3着:サンライズジパング
4着:ラムジェット
で的中でございました。
でも気持ち的にはビミョーですよ。ラムジェットくんが4着じゃあねえ。
「やっぱ、海外に行って戦った馬は精神力が違うよ。本当に強くなるんだよね。
凱旋門賞に出たタップダンスシチーを有馬記念に出したとき、ぜんぜん状態が良くなくてダメだろうと思っていたら2着だったもんね」
と、佐々木調教師は経験を交えつつ、フォーエバーヤングに対しては脱帽という様子でした。
精神力といえば、大本命に推されて勝利を挙げた坂井瑠星騎手も同様。
相当なプレッシャーのなかで結果を出したのはスゴイと思います。
表彰式の終了後に「メッチャ緊張した~」と言っていましたからね。肩の荷が下りたとはまさにこのことでしょう。
(優勝騎手と調教師の後ろ姿)
そして最終レースは父の坂井英光厩舎の管理馬が勝利。
この単勝を買っておかなかったことが悔やまれます。
続く木曜日は東京盃!
ですが、私の最大の目的は「キッチンカーのお手伝い」。
元サッカー選手の岡山一成さんが経営するホットドック屋さんが大井競馬場に初めて登場するのです。
(岡山さんのキッチンカー)
岡山さんは横浜マリノスでデビューして、柏レイソルやベガルタ仙台などでも活躍。
私と知り合ったのは岡山さんが韓国の浦項(ポハン)スティーラースに所属しているときで、
2009年の有馬記念の日に友人から紹介されました。
その1か月後、一緒にソウル競馬場に行って勝負。
最終レース後は短期免許で騎乗していた加藤利征騎手(名古屋競馬に所属)を誘って焼肉に行きました。
あれから14年もたつのか~(汗)
岡山さんのキッチンカーは、主に横浜やJリーグのスタジアム周辺、そして各種イベント会場に登場。
競馬場に来るのは今回が初めてです。
というわけで、アウェーの岡山さんに助太刀いたすの心境で、ホーム(?)の私が手伝うことにした次第です。
(アントニオうまたせ)
しかしモノレールに乗ったら雨が降っとるやないかい!
競馬場に到着したのは第4レースのパドック中。
雨は小降りになりましたが、空気はひんやりで人の姿もやや少なめ。大丈夫か???
そういう状況でもポツポツと「横浜ブラドッグ」を買いに来てくれる人がいて、本当にありがたい限り。
私が声をかけた人たちもけっこう来てくれました。みんなありがとう!
(横濱ブラドッグ・サルサ)
2時間ほど呼び込み系の接客をしたところで、明日からの出張に備えてのお買い物で現場を中座。
テケテケと北門に向かって歩いていくと、あらまトゥインクルステージの前に20人くらいの人がいる。
なんだろうと思って近づくと、そのなかに知り合いがいて「これから予想トークステージですよ」だって。
そうなんだ。じゃあ見ていくか。
ちなみに私の本命はクロジシジョー。
でも1回目のステージでは注目馬を紹介するだけなんだって。
そのなかで専門紙「勝馬」の豊岡加奈子さんが挙げていたのがマックス。
そういえばさっき「SPAT4プレミアムポイント北海道ツアー」の参加者さんがキッチンカーに来てくださって、
「今日はマックスが本命です」と言っていたっけ。
ステージを見終えて北門に向かって歩くと、こんどは昔からの競馬仲間のNK川さんと遭遇。
お店に来てね~とお知らせしたら、本当に来てくれました。
キッチンカーの呼び込み業務は第10レースで終了。
さあ、メインの東京盃はパドックを見て当てたるど~!
我が本命のクロジシジョーは威圧感があっていい雰囲気。初志貫徹で行きましょう☆
レース観戦はスタンドから。そこにNK川さんを呼んで、どこから勝負したんですかと聞いてみるとクリビツテンギョウ。
(スゴイ馬券)
まじすか、マックスですか。しかもこの金額。
この席を確保してくれた軍団のひとりも「マックスが本命」だって。本当?
と思ったら、ゴール地点でチカッパの内側にいるの、あれはマックスじゃないですか!
今になって調べたら、単勝オッズは69.7倍。
チカッパの末脚が不発だったら、NK川さんは17万円以上の払い戻しを受けていたってこと?
さらに調べてみてビックリなのが3連単。
チカッパ→マックス→シャマル(4→8→3番人気)で21万8,210円という結果でしたが、
チカッパが4着だったらの3連単、マックス→シャマル→エンテレケイア(8→3→6番人気)だと、20万1,380円なんですよ。
いや~、マジでみなさん、馬券が上手いわ(敬服)。
マックスをアウトオブ眼中(死語)にした私はまだまだ修業が足りませぬ。
でもスミマセン。
未熟な私でございますが、水曜日の鎌倉記念の予想を付けさせていただきます。
◎6.ベアバッキューン
○1.ケンシレインボー
▲5.ミランミラン
△2.ジャガーノート
7頭立てになったのは、3連勝中のベアバッキューンのスピードに恐れをなした陣営が多かったからでは?
相手筆頭には3戦連続連対中のケンシレインボーを指名して、あとは門別と高知の2頭にマーク。
ベアバッキューンは能試の動きがよかったですからね。
「すぱっと!POG!」で指名しなかったことが悔やまれます……
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。