
先週の船橋競馬には3回も突撃。しかし週に3回も競馬場に客で行くなんて、本当に久しぶりですよ。
(注:仕事では10月の最終週に高知→盛岡→船橋があります)
1回目は月曜日で、メインイベントは森泰斗騎手の引退セレモニー。
いやしかし、ちょっと気温が低くないかい?
こうなると、寒くなると古傷が痛くなって……という森泰斗騎手の話が思い出されます。
今年の秋は暖かかったのにねえ。
風もまあまあ強いなか、背中を丸めながら船橋競馬場のゲートを通ると、エスカレーター乗り場の手前に看板が。
(特賞はユニフォーム)
なるほど、紙で買えばOKなのね。
では第10レースは1,500円で勝負しましょ。単勝の断然人気は御神本騎手。
そのオッズを見ての選択肢は以下のとおり。
Aコース:御神本騎手の複勝に全額
Bコース:枠複3点を均等買い
しかし単勝1倍台前半の複勝を買ってガラガラを回すのは、ちとセコすぎるよなあ……
という消極的な理由でBコース。船橋競馬のキャッシュレスカードを使いましょ。
すると、レシートに当たりがついてきた!
これをちぎって2階のカウンターに持っていくと、キラキラなカードがもらえるとのこと。
ほな、ありがたくいただきまーす。
(キラキラなカード)
その前に本題の抽選に行くぞ。入口の手前まで戻ってガラガラを回すと、
「おめでとうございます!」
と、係のお兄さんから威勢のいい声があがりました。
渡されたのは森泰斗騎手の勝負服の柄のタオル。ごっつぁんです。
(賞品のタオル)
それを見て「よかったですね~」とお祝いの声をくださったのはNR田さん。
しかしですよ、NR田さんはクオカード2枚が当たったんだと。
えー、そっちのほうが当りとしては上やんけ~
というテンションで見た第10レースは、御神本騎手が2着で山口達弥騎手が1着。
おお、その枠複(5-8)なら持ってるぞ。
そして3分後。発表された払い戻しは
複勝:100円
枠複:300円
どっちを買っても1,500円だったがや!
よおし、次もチャレンジだ。せっかく専門紙を印刷してきたんだし。
それでもう1回ガラガラを回そう。
と思って再び入口の手前に戻ったら、
(無慈悲)
ガガーン。まさか終わってしまうとは……
そして馬券は買い目を絞るために削った川島正太郎騎手に勝たれてノーマネー。
こういうのを日本語では「踏んだり蹴ったり」と言います(苦)。
それはともかく、メインレースのあとは森泰斗騎手の引退セレモニー。
私が陣取った場所はスピーカーが少ないのか、司会の大川さんの声も森騎手の声もイマイチ聞こえませんでした。
でも写真を撮るには上々の角度だったからまあいいか。
(記念写真に森騎手も参加)
続いて水曜日も船橋に突撃です。
この日の目的は、第11レースに出るマコトロクサノホコが勝つところを見ること。
するとエスカレーターの手前に月曜日と同じような看板が……
(賞品は畜産物)
じゃあメインレースの馬券を買いましょう。
パドックまで待っていられないねコリャ。
そこで選んだのが、マコトロクサノホコの単勝とワイド1点。
今回は6頭立てだから複勝は2着まで。だったらワイドが賢明よね☆
さっそく買ったレシートをひらひらさせながら抽選会場に行ってガラガラを回すと、出た玉は緑色。
「おめでとうございます!」
と再び威勢よく声をかけられました。そして
「賞品はご自宅への配送になります」
だと。そんなデカいものが当たったの?
理解が追い付かないまま「こちらへ」と誘導されると「房総ポーク(700グラム)」が当たった模様。
てことは、馬券がハズレてもプラスは確定?
(当選おめでとうございます)
しかし私はマコトロクサノホコが勝つところを見にきたのよ。
パドックに入ってきたマコトロクサノホコくんは気合が入っていい雰囲気。
しかしワイドの相手にした東京ダービーに出走した上位人気馬は、ちょっとデブい気がする……
(マコトロクサノホコはいい感じ)
と心配したら案の定な感じの行きっぷり。
しかしマコトロクサノホコくんは最後の直線に入ると後方から差を詰めてきた!
しかしゴール手前で大井のロデオに差し返されて、クビ差2着に負けてしまいました。
抽選も馬券も当たりたかったのに~
続いて金曜日も船橋競馬場に突撃。
この日は最終レース後に実施される「クリーン大作戦」への参加が目的です。
でも船橋競馬場に着いたのは第7レース。場内に入ると、今日はガラポン抽選会がない様子(汗)。
しかしですよ。
メインレース後の船橋所属騎手の「年末ごあいさつ」で、
百瀬アナウンサーが「ファンの皆様にプレゼントがございます」と言うではあーりませんか!
(年末のごあいさつ)
その様子をみたところ、プレゼントは集まった人数より多く用意されていたので、
小杉亮騎手から受け取ることにしました(中身はジョッキー柄のクリアファイルとボールペン、ステッカー)。
配りものが尽きたあとは、最終レースに乗らない仲野光馬騎手、木間塚龍馬騎手などがファンサービスを継続☆
(仲野騎手)
そして最終レース後は「クリーン大作戦」に参加!
これは今年11月に調教師試験に合格した大津剛さんが主催しているボランティアイベントで、
船橋競馬場の周辺の歩道を中心にゴミ拾いをするもの。
しかし昔に比べると、路上がキレイになりました。
クリーン大作戦が始まった10年前あたりは、ハズレ馬券はもちろん、タバコの吸い殻、空き缶、謎の布などで大漁状態。
でも今は大きなゴミ袋に半分くらいですからね。
(新調教師の大津剛さん)
それだけ人々の行動形態が変わったんですね。
でもゴミは相変わらず落ちているので、この活動は来年も継続するそうです。
3回ともお土産をもらった船橋開催が終わると、今週は木曜日まで浦和。
水曜と木曜は浦和&大井のダブル開催で、私のスケジュールも過激になります。
ちなみに火曜日の浦和・ゴールドカップは羽田空港で見る予定です……
◎2.スマイルウィ
○7.エンテレケイア
△10.オメガレインボー
△4.アウストロ
△3.シーサーペント
3連覇を狙うスマイルウィには逆らえません。
浦和の1,400mで連対を外したのは2020年12月21日の1回だけで、21年以降は“ミスターほとんどパーフェクト”。
ここで勝つと、南関東デビュー馬として久しぶりの獲得賞金3億円オーバーになります。
エンテレケイアは1,400mで14戦して3着以内が11回。
逃げ粘る可能性は十分あるとみて、この2頭の一騎打ちを本線にします。
あとの3頭は3連勝式の押さえまで。残っている浦和の「3倍カード」を使用して、ほぼ1点豪華主義にする予定です!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。