
毎年のことですが、年末年始は繁忙期でござる~
とりあえず1日ごとの「やることリスト」を紙に書いてみたら、
なんとなく昨年や一昨年に感じた「書いてみて絶望感に襲われる」スケジュールではないような気が。
この要因は、昨年は12月24日だった有馬記念が今年は22日で、東京大賞典との間隔が中4日→中6日となったから。
また、10年くらい前は年末年始に地方競馬の重賞が15個くらいあったのが、近年は元日がゼロで2日は帯広記念だけと激減。
そのおかげで重賞展望の記事の作成量も減りました。
といっても3日までは長時間労働が継続するのは確定の赤ランプでして、
現在はその翌日と翌々日に開催される、新日本プロレスの「闘強導夢」大会に行くかどうかを思案しております。
そんな激動の年末年始に向かうために必要なことは「元気をもらうこと」。
今年も有馬記念の日は、さいたまスーパーアリーナに突撃です(喜)。
(いざ出陣)
ももいろクローバーZが開催する毎年恒例のクリスマスコンサートは、3年連続で有馬記念の日に行われまして、
昨年は「マツケンサンバ&ももクロ」で有馬記念のPRをしていたのに、開演時刻が15時半で有馬記念(15時40分発走)とまるかぶり。
ライヴのなかで有馬記念の件に触れるかな~と思ったら完全スルーでした。
その反省からか(?)、今年は開演時刻が16時。
でも会場に入ったらライヴのことで頭いっぱい胸いっぱいでして、有馬記念のことなんざすっかり忘れておりました(照)。
(ステキな時間でした)
というステキな日曜日を満喫して日常生活に戻りまして、火曜日の最終便で大阪空港にレッツゴー。
今年のクリスマスは園田競馬場で過ごします。
メインの業務は16時発走の兵庫ゴールドトロフィーの取材。
でもクリスマスなので、第5レースの「芦毛馬限定戦」に間に合うように到着♪
(クリスマスそのたん)
園田競馬場では今年5月に「芦毛だよ!全員集合♪」というレース(C2、C3の混合戦)が行われて、3連単が12万馬券。
しかし11月4日の「Road to Christmas」はC3戦だったためか5頭立て……
でも今年3回目の芦毛馬限定戦「White Christmas」はC2とC3の混合戦で12頭立て。
今年は川崎の「ホワイトクリスマス賞」をスマホの画面で見ましたが、現地で見るとなかなかですね~。
(誘導馬もクリスマス仕様)
さらに園田競馬場は砂が白くて、さらに昼間の開催だから、ナイターで黒っぽい砂の川崎とは違う風景。
個人的な予想は逃げ馬のメイショウヨスガラが押し切るのでは?
と思ったら、ゴール手前で追い込んだ2頭に差し切られて3着でノーマネー(泣)。
(黒っぽい芦毛が1着)
すると、関東から遠征してきた競馬民が「単勝とりました。芦毛が勝つって聞いていたので」とニコニコ顔。
オヨヨ、単勝ぜんぶ買いでも33倍だったら大黒字じゃないの!
そういえば川崎のホワイトクリスマス賞も10番人気馬が勝って単勝は45.9倍だったっけ。
来年はオラも絶対に当たる単勝ぜんぶ買いを実行するぞ……
続いて用事があるのは、第8レースの2歳戦。ここに熊本県うまれのナイスデスネが出走するのです。
門別での3勝目は「最後までおトクなSPAT4特別」。これでポイント10倍と的中を手にしたかたは多かったのではないかしら。
兵庫初戦の前走は1,700mで大敗でしたが、1,230mなら大丈夫でしょ!
(ゼッケン2番がナイスデスネ)
と思ったら、どうもカーブでの動きがビミョー。
でも最後の直線に入ったら鋭く加速して、お見事な勝利となりました。
続く2着は母のメモリアルイヤーが鹿児島県出身というスイングムスメ。
その九州ラインの馬券が本線だったので、さっきの芦毛の損失を取り返して黒字に浮上となりました。
その後は臨場していた牧場主&馬主さんといろいろ話をしていたら、もうメインレースのパドックのお時間。
今年は単勝万馬券がゼロという上位拮抗のメンバーで、南関東からは大井のマックス、船橋のギガースとパワーブローキング、
川崎のフォーヴィスムという重賞実績がある馬が参戦。
そして激戦の結果、ハナ差でフォーヴィスムが勝利を挙げました!
(吉原寛人騎手)
24回目の兵庫ゴールドトロフィーで初めてとなる地方所属馬の勝利。
ちなみに10回以上の歴史があるダートグレード競走で、地方所属馬が勝ったことがない古馬混合戦は
・ブリーダーズゴールドカップ(門別)
・白山大賞典(金沢)
の2つだけみたいです(アサノ調べ)。
そのほかの南関勢は、ギガースが5着、パワーブローキングが6着で、マックスが9着。
マックスは久しぶりのコーナー4回の影響かなとは思いましたが、全体としては大健闘でした。
最終レースまで取材業務をして、そのまま速攻で帰宅。
その途中で関西でしか売っていない「カール」を6袋、551の豚まんと肉団子もたくさん買いました。
兵庫ゴールドトロフィーはハズレでしたが、クリスマスだもんね。
(買いすぎ)
この大阪行きで年内の遠出は終了。
帰宅後は日曜日に体を軽くして大井競馬場に突撃できるよう、セルフブラック労働を課しております。
しかし東京大賞典は10頭立て……。去年より1頭多いけど……。
じつは南関東以外所属の知り合いの馬が出走申し込みをしまして、でも実績がなさすぎたので補欠にも入れなかったという(涙)。
「国際競走のG1」だから仕方がないのかしら。
改めて、上位拮抗の戦いを楽しみましょう。
◎4.フォーエバーヤング
○3.ラムジェット
△2.ウィルソンテソーロ
△9.クラウンプライド
△6.サヨノネイチヤ
個人的なポイントは、3連覇を狙うウシュバテソーロを無印にしたこと。
フォーエバーヤングの単勝が2倍あったら、そちらを重点的にするかも?
続く30日は16頭立ての東京シンデレラマイルですよ!
◎15.ローリエフレイバー
○7.ミスカッレーラ
▲3.フェブランシェ
△1.ツーシャドー
△13.スピーディキック
△9.カセノダンサー
△4.シャンブル
昨年はスピーディキックが連覇を飾りましたが、今年の成績では推しにくい……
中心には昨年の東京2歳優駿牝馬の勝ち馬、ローリエフレイバーを指名します。
同じレースで2着のミスカッレーラを対抗に抜擢。世界のヒロト・ヨシハラが手綱を取るフェブランシェも押さえます。
ツーシャドーは休み明け後の2戦が大敗でも、最内枠なら逃げ粘りがないかしら?
しかしかなりの混戦なので、投網方式の買い目が良いかと思います!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。