コラム”

「旅は直前予約に限る」
2025年1月21日

久しぶりに遠方にて「南関道中」を作成しております。
おそらく多くのかたは「アサノは年がら年中、あちこちとフラついているな」とあきれていると思います。
でも昨年のクリスマスに園田競馬場から帰ってからは、1月15日まで自宅に帰る、または自宅から出ない日々だったんですよ!

私の年間スケジュールは1月と2月がわりとヒマなので、この時期は「旅行」に出ることが多くなっております。
今年の行き先は九州と韓国と北海道。韓国の女性2人組デュオ「DAVICHI」(ダビチ)のコンサートが1月中旬に行われるので、
韓国で4日ほどダラダラしようと考えた次第であります。

まずは鹿児島空港へ

(まずは鹿児島空港へ)

しかし想定外の状況が発生。航空券のお値段がデラ高いのよ。

平日の航空券は総額で片道1万2千円というイメージ。
今回は九州で用事を済ませてから韓国に渡るので、福岡からソウルまで1万円以下かな~と考えていたらビックラコン。

福岡と韓国を結ぶLCCは5社ありますが、すべて1万5千円以上だったんですよ。
さらに「直前になったら値段が下がる」という予想もハズレ。

その一方で、成田からの韓国行きには片道1万円前後がたくさん。
距離が長いほうが安いって、どないなっとんねん!

でも九州から韓国に渡る予定は変えられないので、結局は熊本空港発ソウル行きを買いました。
お値段は1万4千円くらい。決して高くないんですけど、激安旅行評論家(自称)としては敗北感……(汗)

それはともかく1月16日(木)の午前中に熊本空港から出国すると、180人乗りの飛行機はほとんど満席。
そのうち日本人は1割程度だったので、どうやら韓国では九州旅行ブームが発生している模様です。
そして到着翌日の夜は新年会!

プデチゲを囲んで宴会

(プデチゲを囲んで宴会)

今回もコンサートに合わせて日本から「DAVICHI仲間」が集結。
金曜日は早めに韓国に入ったメンバーを誘っての前夜祭です。幹事はワタクシ。

まずは3人で乾杯して、最終的には5人で3時間ほどの宴会となりました。
ちなみにお会計は合計で約1万3千円。そのあと1人が合流して、6人でカラオケ屋さんに突撃!

日本のカラオケでは韓国の歌にカタカナが入りますが、こちらではそんなものはありません(当たり前)。

じゃあ、逆はどうなのか?
と思って日本の歌を入れてみると、日本語の歌詞がデカデカと出て、そこにルビがある形でした。へぇへぇへぇ。

韓国で“愛は勝つ”

(韓国で“愛は勝つ”)

前夜祭は24時で終了。
翌日はコンサートで素晴らしい3時間を過ごさせていただきました(感涙)。

ところで私がキープしていたチケットは、土曜日ではなくて日曜日。
韓国から日本に戻るのは火曜日を予定していました。
すると出発の2週間前に、日曜日に佐賀競馬場で業務の打診が入りまして……

断ってもいいんだけれど、どーしようかなあ。
と思っていたら、その日の夕方に
「あさのさん、土曜日のチケットが余ったんですけど」
という連絡が来た!これはもう、神様が仕事を受けろと言っていると解釈するしかないわよねえ。

という展開で日曜日に九州に戻ることにしたのですが、
ここで重要なのが「出発1週間前なのに、飛行機も宿も予約していない」という件。
しかし今回はこれが功を奏する形になりました。やはり予定は未定にしておくに限る!?

大満足の図

(大満足の図)

でもコンサートのチケットは直前では取れないので、これは速攻で確保していました。
そのため日曜日のチケットはキャンセル(引き換えるにはパスポートが必要なので、別の人に譲れないのです)。

ただ、連絡があった日にキャンセルすれば手数料は440円だったのが、
その日は南浦和駅前で峯村横綱を囲む会をしていてウッカリ君。
それで翌日に手続きしたら、券面金額の1割(1,500円)を徴収されました。マジ反省。

なお、チケットが余った人がキャンセルしなかった理由は、その席が前から2列目だったから。
そりゃもったいないよねえ!

2列目からの景色

(2列目からの景色)

というわけで出発の1週間前になってようやく、
羽田→鹿児島→熊本→ソウル→福岡→佐賀→熊本→福岡→北海道→羽田の行程が確定しました。
でも日曜日の帰国便は、阿蘇くまもと空港の出国ロビーで予約(遅)。

すると再びビックリな件が発生。
空港に到着してすぐに航空券を買おうとしたら、時間がかかりそうだったので値段だけチェックして後回しに。

そして30分後に同じものを見たら、さっきより1,620円も安くなっている!
こんなの初めて。LCCの航空券って「時価」なんですね……(怖)

そんな紆余曲折を経たコンサートの後は、午前1時半まで大宴会。
その後は空港行きのバス乗り場まで50分歩いて、午前3時発のバスで仁川空港に4時20分着。
そしたら空港内が大混雑で再びビックリ。

大混雑

(大混雑)

それでもなんとか1時間20分ほどで出国検査場を脱出。
搭乗口に到着したのは出発15分前でした。危ない……

出国検査場も大行列

(出国検査場も大行列)

でも無事に日本に戻れたのはメデタイことで、その日は夜まで業務をこなして久留米で宿泊。
続く月曜日は熊本県の山のほうに行っておりました。
そして火曜日に福岡空港から北海道に飛ぶので、水曜日のブルーバードカップを新千歳空港で見てから帰る予定です。
なお、北海道のレンタカーは借りる当日の午前中に予約しました(汗)

◎6.カセノタイガー
○7.クァンタムウェーブ
▲2.ウィルオレオール
☆3.ジュゲムーン
△9.メルキオル
△8.バリウィール

逃げ先行タイプが多すぎでしょ!
という観点から、堅実に差を詰めてくるカセノタイガーを中心に抜擢。
JBC2歳優駿は超人気薄でも後方一気で惜しい4着。スパイラルカーブで直線が長い船橋コースならきっと間に合う♪

好位差しで2戦2勝のクァンタムウェーブと平和賞を勝ったウィルオレオールにも注目します。
さらに全日本2歳優駿でビリ人気ながら5着に入ったジュゲムーンにも。

続く木曜日は報知グランプリカップ!

◎10.ムエックス
○1.キングストンボーイ
▲5.サンテックス
△6.ナニハサテオキ
△12.ギガキング
△3.マコトロクサノホコ

ムエックスの川崎マイラーズは余裕ある勝ちかた。負担重量が据え置きだったら、何の問題もないでしょう。
キングストンボーイも移籍初戦の勝島王冠が余裕ある内容。左回りもおそらく大丈夫。
そしてサンテックスも移籍初戦の前走が大楽勝。
この三つ巴の馬複を本線にするのがヨカでしょう。△の3頭は3連勝式の3列目という方針で!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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