
年に2回、私の先輩で芸人のかたがリーダーの「ビッグバレー競馬同好会」の総会がありまして、2月11日に開催することが決定。
下っ端の私は常に幹事でして、高円寺駅の近くにある中華料理店を会場にしました。
「総会」といっても、飲んで食ってしゃべるだけ。でも今年は開催日に船橋でダートグレードレースがあるのよね♪
というわけで7時半にタブレットの電源を入れて、エフケイバ高円寺がオープン♪
(エフケイバ高円寺)
ところで私が「南関道中」で記したシルシは以下のとおりでした。
◎7.オーサムリザルト(1番人気)
○6.アンモシエラ(3番人気)
△4.テンカジョウ(2番人気)
△5.フェブランシェ(4番人気)
個人的には「自信度A」の予想。
まずはオッズをチェック。払い戻しのお金で飲食代金を払うなら、3倍程度は必要です。
ここで武田会員が主張したのが「3連複の5-6-7」。それで決まる可能性はあるよなあ。
オッズを確認すると10倍前後。それはなかなかいいですなあ。
続いて武田会員は「3連複の4-5-7」で2点勝負がいいのでは、と意見を述べました。
それに対して私は、3連複の1点と馬複の6-7にするべしと言いました。
ところがですよ。宴会がスタートしてから1時間半。1人あたり生ビールを1.5リットルは飲んでいたわけですよ。
だからどうしてこうなったのか不明なのですが、「3連複の5-6-7」に3千円、「3連単の7→6→5」に千円となりました。
その結果は、
1着:7番・オーサムリザルト
2着:6番・アンモシエラ
3着:4番・テンカジョウ
(3着が違う)
5番のフェブランシェは5着でノーマネー(涙)
この状況を思い出してみると、やっぱり締め切り直前はワケガワカラナイヨ状態になっていた気がします。
レース後はさっそく反省会。敗因としては、
●「3」がつく種類の馬券を買ってしまった
●目標金額の件を忘れていた
ですね。実際のところ、1人あたりのお会計は3,070円。
3.2倍だった馬複の6-7に全額を投入していたら、払い戻しで飲食代金をカバーできていたんですよ……
という疲労感が残った火曜日を終えて、2日後の木曜日は船橋競馬場に突撃。
どえらく寒いなか頑張って現地に向かうと、新しい入場口がけっこうできていました。
(入場口が建設中)
そして場内に入ると、12月にはなかった看板が!
(今年は船橋でJBC)
11月3日は15年ぶりに、船橋でJBCが開催されるんですね(感涙)。
続いてスタンドに行くと、パドックにあった白い壁が取り払われていました。
工事が着実に進んでいますねえ。と思いながら歩いていくと、成田漬物本舗が縮小営業中。
「寒いし風が強いし、お客さんが少ないですし」と、店主の篠塚清さん。この気温でも白衣姿という見た目が寒そう……
厳しい環境に耐えている人が報われることを願って、きゅうりの浅漬けを購入しました。
篠塚さんが無事に冬を越せますように(祈)。
(極寒の屋外営業)
という日々を過ごして、金曜日は「アタック!地方競馬」の収録に参加してから新幹線で西に☆
スタジオからは小堺翔太さん、赤見千尋さんと一緒にヘイタクシー(表現が古い)。
止まってくれたタクシーに乗って東京駅までと言ったら「東京……競馬場じゃなくていいですか?」という返事。
小堺さんが助手席に乗った効果ですな(笑)。
やはり運転手さんはガチの競馬ファンで、「この間、小堺さんと中山競馬場で一緒に写真を撮ってもらいました」とのこと。
都内にはタクシーがメチャメチャたくさん走っているのに、こういうことってあるんですね☆
という出会いを経て、土曜日と日曜日は兵庫県の三木ホースランドパークで乗馬ウマのセリ市場です。
(乗馬ウマのセリ市場)
日曜日の業務終了後は帰宅しないで、岡山の親戚宅に移動。日曜日の大阪からの飛行機がバーゲン価格で買えず、
月曜日の岡山空港発なら買えたので(ちなみに6,970円)、こういう形になりました。
でもそのおかげで帰りに大井競馬場に寄れることに。
メインレースでダテノショウグンの完勝を見て、馬券は左回りの1,650mで行われる最終の一本勝負です。
パドックで良さげに見えたのは、11番のリケアミネオラ、12番のルメビーンズ、8番のアンニンドウフ、3番のノッテドコード。
よおし、「月/金」のカードを使用して、枠複ボックスで勝負だ~!
(左回りのスタート地点)
するとG-FRONTあたりから「ミエノナイスガ~イ」という叫び声が聞こえてくるではないですか。しかも3~4回。
スタート地点で友人たちと「スゴイなあ」と笑いながらレースを見ると、向正面でアンニンドウフの手ごたえがメッチャいい。
これは当たるんでないかい?
するとお見事、緑の帽子のアンニンドウフが差し切り勝ち。
インコースにはピンク帽のルメビーンズが見えるんですけど、その間になんかいる……
ゲゲゲ、黒い帽子の2枠かい。それは持ってないよ~。枠の6-8だったら700円あるのに~(ちなみに26.7倍)。
すると「2着はミエノナイスガイじゃないですか!」とTK橋さん。マジっすか。
すぐさまスタンド方向を見てみると、ミエノナイスガ~イの声の主がいるとおぼしき兄ちゃんたちのグループが記念撮影中。
うわ~、なんかハラタツ~
ミエノナイスガイと3着馬との差は「クビ」。馬券で負けたのではなくて、あの兄ちゃんに負けたような気がしますわ……
という敗北感から切り替えて、最終レース後に実施された的場文男騎手の引退記者会見に出席しました。
引退に至った最大の理由は、ヒザの靭帯の状態が戻らないからとのこと。でも的場文男騎手の記録と記憶は永久に不滅です!
(的場騎手)
そして大井競馬も不滅です。的場騎手は騎手人生が51年。
水曜日の雲取賞では、馬単5→1を押さえておこうかな。
◎5.スマイルマンボ
○4.ジャナドリア
▲1.リコースパロー
△3.タイセイカレント
△8.グランジョルノ
スマイルマンボは休み明けでも、ハイセイコー記念の逃げ切り圧勝のスピードが魅力。
JRAで2戦2勝のジャナドリアは強敵でも、こちらが連勝を継続するとみて中心視します。
移籍初戦のリコースパローが3番手。あら、5→1が含まれているじゃない!
念のため、馬複の1-5も押さえておきましょう♪
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。