
年度末の3月31日に行った船橋競馬場は、個人的におよそ1か月ぶりとなる「開催中のサラブレッドの競馬場」。
しかしですよ。その後、水曜日から3日連続で船橋競馬場に行ったのですよ。行きすぎ~~~
といっても、水曜日と木曜日は用事を済ませに行ったので、競馬観戦という感じはゼロ。
そして金曜日。この日はグリーンチャンネルの「アタック!地方競馬」の収録がありまして、その帰りがけに船橋競馬場に突撃しました。
(桜を見てから船橋へ)
ただ、番組収録後に急ぎの業務があったので、南船橋駅に着いたのは20時ちょうど……。
でも、石崎駿騎手の引退式は20時10分発走のメインレースの後だから、ギリギリだけれど間に合いますな☆
サクサクと改札を通り抜けて競馬場に向かうと、
新しくできた「キャロッタ門」のおかげで、スタンドまでの所要時間が3分くらい短くなった!
その効果でメインレースは、余裕のよっちゃんで見られますな。
陣取ったのはゴールの真ん前。ファンファーレが鳴ってゲートが開くと……
「カンパイです、カンパイです!」
と実況の鈴木さんがメチャメチャ連呼しているではないですか。そして白旗を振っている係員の横を出走馬が続々と通過していく!
(スタート地点に戻る出走馬)
「カンパイ」をリアルタイムで見るのは3回目(ちなみに名古屋と船橋)だけど、現地で見るのは初めて。
ちょうどゴールの真ん前に、デカいカメラを持った知り合いがいたので聞いてみました。
「今の写真、撮った?」
「撮ってません……」
ありゃー。向かってくる馬にたじろがず、馬場の真ん中で仁王立ちした勇者の写真を撮っておけばよかったのに!
という私も手元にスマホがなかったもので、残念ながら迫力ある写真を撮れなかったんですけどね。
埋め合わせ的に、再び出走馬と200mの距離をはさんで正対する勇者の写真を撮っておきました。
(勇者の写真)
場内放送によると、14番の馬がフライングでスタートしたとのこと。
どうやら扉に向かって突進してしまった模様です。痛かっただろうに(涙)。
その影響でスタートが5分くらい遅れることに。
石崎駿騎手の引退式への影響が心配されましたが、11レースと12レースの間が40分もあったのは幸いでした。
胴上げは月曜日に行われたので、今日は石崎(元)騎手のあいさつと、記念写真の撮影や花束贈呈などがメイン。
おお、石崎駿騎手の父、石崎隆之さんも来たのね!
昔、船橋競馬場のパドックには「目標は父」という応援幕が張ってありましたねえ。なつかしい。
(石崎(元)騎手が2名)
するとあら、もう最終レースの締め切り3分前。
せっかく残高ありのキャッシュレスカードを持ってきたんだから、ちっとはなんか買うか……
という最終レースが終わったところで、今日も「成田漬物本舗」の篠塚社長にごあいさつ。
きゅうりの浅漬けが1個残っていたけれど、すぐに買い手がつきました。
ここに来たのは、最終レース後の人の流れがどんなもんなのか、確認したかったから。
(成田漬物本舗)
ざっと見たところ、
●従来の出口=京成線または駐車場利用=6割
●キャロッタ門=京葉線利用=4割
という感じかな。対策を取る必要があるかもですね……
さてさて、それでは帰りますか。するとアラ、大型のトングとビニール袋を持っている人が歩いている!
じつはこの日は「クリーン大作戦」の実施日。
でも従来の出口に行ったら誰もいなかったので、中止になったのかなと思っていたのですよ。
でも作業中の人がいるんだから、単なる出遅れ?
それでキャロッタ門に行ってみると、ゴミ拾いを終えた人たちが集まってくるところでした。あらー、やっぱり出遅れだったのね。
(競馬場入口周辺のゴミ拾い)
でも、終了後の集合写真には入ってしまいました。
この「クリーン大作戦」を主宰している大津剛さんは調教師試験に合格して、5月12日に開業します。
まずは10馬房からだそうで、ここから大舞台を目指して進んでほしいですね(船橋では同じ日に長谷川剛史厩舎も開業します)。
(ティラノサウルス)
という新年度がスタートして、2週目は川崎開催。なんと重賞が3つもあるでございますよ!
火曜日は1,600mで「東京ダービートライアル」のクラウンカップ。
木曜日に1,400mの「ネクストスター東日本」が行われるから、8頭立ては仕方がないところかも。
◎5.ヤギリケハヤ
○7.ケンシレインボー
▲8.ドリームジャパン
△6.ゴールドモーニン
スミマセン、何回も書いていますが、ヤギリケハヤは「すぱっと!POG!」の指名馬なもので(照)。
でも組み合わせ的に、好位付けから差し切れると判断しました。相手筆頭には善戦傾向があるケンシレインボーを抜擢。
ドリームジャパンも堅実に差を詰めてくるタイプなので、上位争いに加わりそう。
ゴールドモーニンは差して3着という可能性に警戒します。
続く水曜日は川崎記念。昨年はライトウォーリアがグランブリッジを抑えて逃げ切りましたが、さて今年は?
◎8.メイショウハリオ
○12.グランブリッジ
▲1.ライトウォーリア
△7.サンライズジパング
△9.キリンジ
△6.ディクテオン
メイショウフンジンが間違いなく逃げるでしょ。となると、ライトウォーリアは2~3番手。当然、グランブリッジも逃げ馬をマーク。
その流れが向きそうなのは、メイショウハリオな気がするんですよね。というわけで本線は三つ巴。
差し&追い込みの3頭は「2着まで」のフォーメーションにしようと思います。
そして木曜日は1,400mの「ネクストスター東日本」。
図らずも、若潮スプリントからの優駿スプリントの流れができることになりました。
◎7.ガバナビリティー
○3.フィエレッツァ
▲9.ハセノブライアン
△2.プリムスパールス
△6.シビックドリーム
△8.エレファントラン
浦和の「ネクストスター」に出走予定だった馬が上位でしょう。
そこに、移籍後が2戦2勝のフィエレッツァと善戦が続いているシビックドリームが加わる図式とみました。
なかなかのハイペースになりそうなので、ボックスをおすすめします!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。