
4月20日(日)は第1レースの前にソウル競馬場に着いて、
鬼のように脳みそを使ったので取材が終わったときにはかなりヘロヘロでございました。
でも、高知のユメノホノオが韓国G3の「YTN杯」で3着に頑張ってくれたので、その疲れは“気持ちいい疲れ”という感じでした。
しかしですよ。これが大敗だったら、取材として成り立ちにくいよなあ……。
もっと言うと、出走取消だったら競馬場に来る意味がゼロ。
韓国に来たこと自体、なかなかのギャンブルでしたわ(汗)
それを乗り越えての3着は、陣営にとってもわれわれ「アタック!地方競馬」の取材チーム(2名ですが)にとっても素晴らしい結果。
だから3コーナーの奥にある国際厩舎から歩いて戻る約1kmの道のりも軽快に歩けました。
するとおお、これから第10レースが始まるのね。
(1,400mのスタート)
せっかくだから、その様子を間近で見ましょう。なお、このレースは浅野騎手が勝ちました。
先週は3勝して、昨年8月中旬の短期免許取得から30勝に到達。そのうち南関東に来る可能性があるのでは?
スタートを見てからテクテク歩いてスタンドに戻ると、最終レースの締め切り10分前。
最終レースくらいはマジメに馬券を買いますかね~。と気持ちを切り替えて、テレビ画面を凝視してパドック診断。
専門紙も見て、馬複&ワイドの1点勝負で行ったろやないかい!
(馬複&ワイドの4‐5で勝負)
……4番は2着に入ったけれど、5番(4番人気)が行方不明(涙)
どうやら最下位の11着だった模様です。結果は2→1→3番人気の順でカッチカチ(馬複5.7倍)。
やっぱりこういうときって、当たらんことが多いのね。過去の経験に学んどらんのお……
それでも気分は良好。しかし体はお疲れ……。
ならば晩飯は焼肉で疲労回復だ!
(カルメギサルとモクサルです)
翌日の月曜日は帰国するのみ。お宿を10時に出て、4時間かけて清州(チョンジュ)空港に向かいます。
この行程にした理由は、
☆移動の電車のなかでテレワークができる
☆飛行機代が激安
だからでございます。
その航空券のお値段は、オール込み8万8千ウォン=約9,000円。
ありがたや~。
(ソウル競馬場の全景)
という3日間は激動すぎて、自宅に戻ったらけっこうグッタリでした。
そして翌日の火曜日も水曜日も粛々と在宅勤務という人生。それでは体内に悪い成分が充満しますよね。
だから水曜日の午後は、心の洗濯をしに行こう。浦和競馬場に向けて出発ダー!
到着したのは17時ちょっと前で、第10レースのパドックが終わったところ。
今日は吉原寛人騎手&フェブランシェの勝利を見ることがテーマなので、これでOK牧場です。
ではパドックで出走馬の様子を凝視……
そういえば去年のしらさぎ賞はツーシャドーが勝ったなあ。
南関東の重賞を初めて勝った小澤宏次調教師とハイタッチしたっけ。
しかし私ったら薄情者。先週の「南関道中」の予想にツーシャドーが入っとらんやないかい(汗)
でも申し訳ありません。3連複の実馬券にはツーシャドーを入れました。
つーか、このオッズって本当???
(高配当だらけ)
2番人気のマーブルマカロンが買い目にないからにしても、数字がデカすぎでないかい?
とワクワクしていたら、オヨヨ、4コーナーから爆走してくる馬がいる!
(爆走中)
どひゃー、あればマーブルマカロンさんじゃないですか。
ぐるっと1周して、1コーナー手前にいる放馬止めのロープを突破して2周目に入り、再びロープを押し切って3周目に突入。
この時点で「かなりの距離を走りましたので」と、競走除外の放送が入りました。
競走除外は獣医さんが心拍数を測ってから確定するのが基本ですが、その必要はないってことですね(涙)
マーブルマカロンさんは4周目に入るところで出口(検量エリア)を見つけて、やっと走るのをやめました。
次回は無事にゲートに入りますように……
それで、ですよ。競走除外を受けて買い増ししようと思ったら、さっきの数字の半分くらいになってる~~~
フェブランシェの単勝オッズは1.0倍だし(最終的には1.2倍)、それだったら買い増さなくてもいいかなあ。
と考えて、そのままレースを見守るの巻。結果はフェブランシェが余裕のよっちゃんで逃げ切りました。
その後はゴール地点で記念撮影。おお、今はこういう形になったのね。
そして吉原騎手はそのまま外ラチをくぐって表彰式の場所に移動しました。
これは合理的だわ。
(おめでとうございます)
表彰式のあとは(最終レースに先出しの馬がいたため)短い時間ですがサイン会。
日曜日と同じ感じの風景だわ。
それを見てからパドックに向かうと各馬の背中にジョッキーが。
おお、あれは櫻井光輔騎手じゃない。馬に乗る櫻井騎手を見るのは1年3か月ぶり(感涙)。
(櫻井騎手)
じゃあ買い目に追加しないと。そしたらアタマ差の2着ですよ、アリガトー。その3連複は30.6倍。
3着からクビ差4着のユイノパチョレック(10番人気)がもう少し伸びてくれたら大金持ちだったんだけどな~(強欲)
それはともかく、浦和で過ごした時間のおかげで、体にたまった淀んだものが少しは排出されたような気がしました。
さて今週は大井開催で、火曜日が羽田盃、水曜日が東京プリンセス賞。
私は火曜日に突撃する予定であります。羽田盃を筆頭に全てのレースを現地でビシッと当てて、水曜日につなげる所存であります!
◎12.ナチュラルライズ
○9.ジャナドリア
△6.ナイトオブファイア
△7.スマイルマンボ
△11.ペピタドーロ
穴10.カセノタイガー
きわめてヒネリのない予想ですが、京浜盃を制したナチュラルライズと、雲取賞を制したジャナドリアの一騎打ちではないかと。
あとは3連勝式の3列目で、大穴に追い込み一辺倒のカセノタイガーを挙げておきます☆
続いて水曜日は東京プリンセス賞!
◎13.プラウドフレール
○8.ゼロアワー
▲12.ホーリーグレイル
△11.エイシンマジョリカ
△1.アメストリス
△4.ドナギニー
△6.エイシンナデシコ
プラウドフレールは「すぱっと!POG!」で指名しているもので、二冠達成を熱烈に応援(個人的な事情でスミマセン)。
あとは桜花賞2着のホーリーグレイルを除いて「東京2歳優駿牝馬」に出走していた馬を並べました。
過去のデータ的に、高い関係性があるようなので!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。