コラム”

「直前予約のおかげ」
2025年5月12日

じつはわたくし、羽田盃の翌日にいきなり左足のかかとが猛烈に痛くなりまして(涙)。
思い当たる理由はゼロ。まさか、ハイボール2杯で痛風になるとは思えないし。
症状は「アキレス腱が伸ばせない」感じで、痛みなく歩くと時速2kmが精いっぱい。
周りの人と同じスピードはムリという状況でした。

それでも5月1日は3kmくらい歩きましたが、その翌日は出走取消レベルのひどい跛行。
これはマジでシャレにならんので、かしわ記念の前日まで安静第一で過ごすことになりました。
そのおかげで歩様はまあまあ改善されたので、かしわ記念は船橋競馬場でテンションアゲアゲ~♪

キャロッタ門

(キャロッタ門)

しかしながらその反動は速攻できやがりまして、翌朝はひどい歩様が復活……。
ここで強運が発揮されたのです。

もともと5月6日は金沢競馬場に行く予定で、でも足が痛いから延期を視野に入れておりました。
延期ができるのは、飛行機も新幹線も手配していなかったおかげ。

でもじつは、羽田盃の前の日に、飛行機利用のパックツアーを予約する寸前でした。
支払い画面でクレジットカード番号を入力……というところで「待てよ?」と、虫の知らせが来たんですよ。
もしかしてと思って、バラバラに予約した場合と比較してみたらなんと、パックツアーのほうが高かった!!!

というわけで飛行機から新幹線にシフトして、10時頃の北陸新幹線に乗りました。
やっぱり予約は直前に限りますな!

北陸新幹線

(北陸新幹線)

車内では「南関道中」を作成するテレワークな道中を経て金沢駅に到着。
しかし次の無料バスは1時間20分後……。

今年から無料バスの本数が削減されたので、金沢競馬場に突撃される際はご注意ください。
私も新幹線に乗ってからバスの時刻を調べてアチャーとなった人。
そんなわけで金沢競馬場に突撃中の地元民、WT辺さんに迎えに来ていただきました。

競馬場に着いたら場内で実施されていたヒーローショーを見て、勝負レースと思って狙った第8レースにトライ。
しかし1着&5着でハズレでしたよグッスン。

パドック診断

(パドック診断)

ガックリな気分なので第9レースはパスして、
その後は食堂街にある「うちの仔カフェ」でコーヒーを飲みながらダラダラすることにしました。

でもそれがよかったのかしら。名古屋グランプリは3連単が本線で当たって、金沢の10レースも11レースも的中。
金沢は1点勝負でも、10レースが2.5倍のワイド、11レースが1.2倍のワイドだったので、あまり儲かっていませんが……
そして最終レースも2.3倍の馬複が的中で4連勝。
残高の数字の変化はビミョーでも、当たれば楽しいんだからそれでいいのよ!

最終レースも1点勝負

(最終レースも1点勝負)

最終レースのあとは本来の用事であるインタビュー案件に臨んで、終了後は焼肉屋さんに行くぞ。
昼も焼肉丼だったけれど、そんなのぜんぜん関係ない♪

金沢競馬場の焼肉丼

(金沢競馬場の焼肉丼)

しかしここで自宅から緊急連絡。うちのお犬様の調子がイマイチで、明日は病院に行くとのこと。
うーむ、それなら急いで帰ったほうがいいかなあ。当初の予定は金沢駅の近くで宿泊でしたが……

そこでまたまた「この日の宿すら予約していない」ことが功を奏すことに。
さっそく夜行バスをチェックしてみると、大型連休の最終日でも空席ありのバスが1本だけある!

焼肉店でバス予約完了

(焼肉店でバス予約完了)

すかさず予約して、今回の金沢は0泊2日が確定。
そのあと出発時刻を確認しようと再び予約ページを見てみると、そのバスは予約不可になっていたからビックラコン。

いや~、直前すぎる予約は危険ですね~。
よいこのみなさんはマネしたらダメですよ~。

焼肉のあとは富山駅まで電車で移動して、バスに乗ったらすぐ気絶。
7時間20分後に東京駅に着いて、自宅に戻って病院に行って、状況が落ち着いたのでベルーナドームの野球に行ってきま~す。

しかしですよ。金沢へ夜行日帰りで行って、その日に片道2時間かけてベルーナドームでは、
疲れが激しく残るのは仕方ないのことヨ。左足の痛みは復活するし。

というわけで、木曜日の東京湾カップは自宅観戦となりました。
馬券もハズレ……

ただ、土曜日になって足の痛みは解消しました。
でもいつ再発するかワカランので、土曜日の夜に出発する予定だった韓国行きは中止することに。
これも飛行機も宿も予約していなかったおかげです(汗)。

韓国から帰るのは木曜日だったので、代わりに水曜日のエンプレス杯に行けますな。
足の状況次第ですが……

◎5.オーサムリザルト
○8.アンモシエラ
▲11.テンカジョウ
△1.ネバーモア
穴4.サンオークレア
穴10.アンティキティラ

2月11日のクイーン賞のとき、オーサムリザルト鞍上の武豊騎手は、
逃げるアンモシエラを敢えて目標にする乗りかただったように見えたんですよね(私見です)。
今回もおそらく同じような形を取るのでは。あとはアンモシエラが粘れるかどうかだと思います。

穴の2頭は、グランダム・ジャパンの優勝が狙える存在。
サンオークレアはアンティキティラに先着すれば優勝、
アンティキティラは、サンオークレアに先着することが絶対条件で逆転優勝のチャンスが生まれてきます。
(なお、大井のローリエフレイバーにもわずかですが、逆転優勝の可能性も残されています)

この遠征馬たちが3着以内に入るのは厳しいかもですが、
グランダム優勝を賭けての位置取り、仕掛けどころにも注目してみてください!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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