コラム”

「夏の小倉」
2025年7月21日

私における夏の恒例行事は、JRA小倉競馬の「ひまわり賞」の観戦&宴会!
一昨年までは8月下旬でしたが、夏の小倉開催が6月下旬からの4週間に短縮されたことで、ひまわり賞も7月下旬に移動。
九州で誕生した2歳馬にとって厳しい日程となりましたが、それに合わせて頑張るしかありません。
(注:頑張らないで、翌年の九州産限定の3歳戦「たんぽぽ賞」を最初から目指す馬が多くなった感じがします)

一方、人間がその日程に合わせるのは2歳馬より簡単なので、2月下旬に宿を激安価格で確保。
往復の飛行機は「バーゲンセール」でゲットしました。

しかしですよ。ひまわり賞の週は3連休。
その初日の午前中のヒコーキがバーゲンの対象になるわけがないので、前の日に乗り込むことに決定。
それはいいのですが、バーゲンで買えたのが始発便だけ。
といっても9千円で行けるのだから、ありがとうごぜえます状態なのは間違いないなのですが、問題は6時25分という出発時刻。
当日輸送では、5時55分着のバスが最速。
しかしですよ。飛行機は20分前までに改札機を通過しないと乗せてくれないので、30分前到着はちょっと心配なのよね。
渋滞があったらアジャパーなので。
そうなると選択肢はひとつ。毎度おなじみ、24時間営業の羽田空港の第3ターミナルで夜明かしでございます。

第3ターミナルから第1ターミナルに移動

(第3ターミナルから第1ターミナルに移動)

いや~、まあまあ混んでましたわ。寝る場所を確保するのにひと苦労。
そんなわけで飛行機に乗ったら気絶してしまい、目が覚めたら着陸寸前。
7月18日の午前8時半に、福岡空港に到着となりました。

到着後は空港内で、翌日以降を楽にするためにお仕事ワッショイ。
締め切り順に粛々と進めて、夜もお宿で缶詰状態。
多少の積み残しはありつつも、続きは小倉競馬場でやりましょうかね~♪

この日の個人的なメインレースは3つ。
☆第3レースで勝ってほしい馬がいる
☆第9レースは九州産限定「ひまわり賞」
☆第12レースに日ごろからお世話になっている方の馬が出る

コクラッチャ

(コクラッチャ)

その合間にテレワークをして、夜は祝勝会(予定)よ☆
さあ、まずは第1のメインレース。ネット投票の口座に70円しか入っていないので、馬券は紙で買いましょ。
するとビックリ、サイフのなかに9千円しか入っていない!

午前中の大勝負

(午前中の大勝負)

これでサイフのなかは梅子がひとり。
ICカードも持ってきたけれど、意外と残高が少なかった……(涙)
しかし勝ってほしかったアイスモントさんは1番人気で3着。
先着したのは後方から差してきた超人気薄の2頭だから、勝ち運がなくて困っちゃう。これで6回目の3着ですよ。

惜しかった

(惜しかった)

レース後は九州の牧場の人たちにあいさつやら雑談やら。
すると第4レースのあと、芝コースの状態をチェックしている人がいる!

芝コースに人がいる

(芝コースに人がいる)

遠いけれど、あの体型は金山昇馬騎手っぽいな。てことは、となりにいるのは山田義貴騎手かな。
その2人を引率しているのは、おそらく川田将雅騎手。 佐賀の2名も川田騎手がいれば、アウェー感が薄くなるのかも。
大げさに言うと川田騎手は「敵に塩を送った」ことになりますが、レースは貫禄を見せて熊本県出身のアンヘリータスを完勝に導きました。

ひまわり賞の表彰式

(ひまわり賞の表彰式)

2着も同じ牧場出身のダイチノナポリが入って、3着は宮崎県出身のカラクニダケ。
3→5→1番人気の順で、3連単は2万馬券。
ありゃりゃオミゴト、3連単も単勝も枠連も当たっちゃいましたよ、ヨッ、お金持ち!

ごっつぁんです

(ごっつぁんです)

それでは本日3つめのメインレースに臨みますか。
ダート1,700mの1勝クラス。お世話になっているかたの馬は、最後は確実に差を詰めてくるので展開次第で……
しかし流れは向かず、末脚は不発でした。こりゃ飲まないとやっとられんわ!
という残念会に出席して、続いて祝勝会に移動。
ひまわり賞の勝ち馬と2着馬を送り出した本田土寿さんを囲んでの大宴会を経て、2次会にも行って23時にお開き。
メチャメチャ盛り上がりましたが、あたしゃ明日も5時起きなのよ(汗)。

おめでとうございます

(おめでとうございます)

翌日の日曜日は自宅に帰り、月曜日の現在地は岩手県盛岡市。
さすがに短時間睡眠の影響をメチャメチャ感じておりますが、水曜日は浦和競馬場に行こっかな~。
今週の浦和開催は準重賞「'25トワイライトカップ」がメイン。
先月みたいなゲリラな大雨が降らないことを祈ります!

◎4.ロードグラディオ
○3.シーサーペント
▲1.サヨノグローリー
△5.ベストマッチョ
△7.ポリゴンウェイヴ

なんと7頭立てですか!
となれば、9歳でも今年2勝を挙げているロードグラディオに期待。
前走のプラチナカップは10着でしたが、今回は逃げ馬の直後を進んで差し切れると予測します。
小久保智厩舎の2頭はどちらも前走で逃げましたが、2番手でも大丈夫そうなシーサーペントを上位に。
サヨノグローリーは最近2戦が重賞で大敗していますが、この組み合わせなら流れ込みが狙えると思います。
穴は12歳馬のベストマッチョ。ポリゴンウェイヴの逃げ粘りにも警戒しておきます。

しかし、7頭立てで5頭ボックスを買ったらダメでしょう(自虐)。
ここはロードグラディオの1頭軸で、2列目2頭、3列目4頭のピラミッド型フォーメーションを推奨します!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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