
私の年間スケジュールで激務期間になるのは、年末年始と3月下旬と春の大型連休とお盆。
そろそろ、どげんかせんとイカン……のですが、今年も8月に突入!
8月2日と3日のコンサートの翌日は頭のネジを締め直し、2泊3日で金沢競馬場に向かいました。
4日の月曜日は最終の無料バスで競馬場に行き、第8レースから最終レースまで戦って、健康ランドの簡易ホテルでお泊り。
明けて火曜日の朝、金沢駅に着いたところで今後の予定を考える……
(月曜日の金沢競馬場はガラガラ)
定番としては、コーヒーショップまたはマクドナルドでテレワーク。
でも金沢駅は観光客が多くて、どこもけっこうな混雑。
そこでヒラメキ☆。
新幹線にひと駅乗って、富山県の新高岡駅前にあるイオンモールに向かいました。
ここなら人口密度が低くて、建物内が涼しいはず!
その予想は大正解。ここで「南関道中」を完成させて送信したら、次は予想原稿ダー!
次のテレワーク会場は北陸新幹線の車内。
こんなことができるのは、北陸3県のJRが乗り放題の切符を買ったからなのであります。
(北陸フリーきっぷ)
フリー区間内は、新幹線の自由席も乗り放題で~す。
しゃっちょ~ぅ、やっすぅ~い♪という利点を活用させていただきました。
新幹線もガラガラで涼しくて、車窓はまったく見ていませんが、用もないのに終点の敦賀に行って北陸新幹線を完乗しました。
あと、JRで乗っていないのは、九州新幹線の博多~新八代と、おおさか東線、なにわ筋線、仙石連絡線だけかな?
(注:20年くらい前に、国鉄&JRの全線乗車を達成しております)
ところで北陸の夏って、暑いんですよね。
月曜日の朝、テレビの天気予報で富山の最高気温が38度と表示されていてビビりまくり。
でも月曜日の金沢競馬場は、曇りときどき雨だったので助かりました。
しかし火曜日の福井県敦賀市はなかなかの暑さで自分自身が汗クサー。
イオンモールでTシャツを2枚買っておいてよかったわ~
金沢に戻ってもやっぱり暑くて、しかし競馬場行きの無料バスは4人しかいなかったから車内が冷え冷え。
カゼひくわ!
(無料バスでレッツゴー)
でも場内は重賞の日だからか、月曜日の10倍くらい人がいる感じ。
なんてったって、月曜日は19時の時点で食堂がぜんぶ閉店していて、スタンド1階の人口は50人前後でしたから。
(火曜日はまあまあにぎやか)
そんななか、メインレースの読売レディス杯は兵庫のヒメツルイチモンジが勝利。
浦和のマテリアルガール(山中悠希騎手)は3着で、大井のミルニュイ(本田正重騎手)は4着でした。
このレースの発走時刻は20時40分。金沢からの東京行き新幹線の最終は21時03分。
絶対に間に合いませんね。ということで船橋の騎手2名はお泊り。
翌朝の調教にも間に合わないので、体力的にはラクかも?
私も帰れないので、レース後に行った焼肉屋さんで宿泊場所を確保しました。
するとビックリ。閉店間際の投げ売り価格で、風呂トイレ別のメチャメチャ広いお部屋が5,400円。
激安価格で優雅に泊まれてマンモスラッキー!
(部屋がメチャ広い)
いや~、これだから当日予約ってやめられないのよね(喜)。
ゆったり気分でリフレッシュして、翌朝は再び新高岡駅に行って、エキナカの涼しい場所でテレワーク♪
それを終わらせたところで息抜きでござる。
2時間ほどディーゼルカーの汽車旅をして、のんびりしましょ。
(城端=じょうはな線)
しかしコンサートからの金沢ツーデイズで疲れがたまっていたようで、帰りの北陸新幹線は富山駅の出発後に気絶。
この日のラストの原稿は東京駅。なので、帰りがけに川崎競馬場に寄る気力はございませんでした。
ただ、この判断はオトナとして正解。だって木曜から土曜まで鬼レベルの業務量があったんだもの。
そのダメージも甚大だったようで、日曜日に突撃した新潟競馬場での成績は1勝4敗でかなりのマイナス。
メインのレパードステークスでは、パドックで気になった馬をボックスに入れ忘れて、
でも買い直さなかったらその馬が2着で万馬券を逃すという悲しい結果でございました。
やっぱり「健全な馬券は健全な肉体と精神に宿る」んですよ。
チッキショー。取材が終わったらとっとと逃げ帰ろう……
ところで日曜日の新潟はなかなかの雨。
金沢市も私が帰った水曜日の夜から翌朝までに300ミリ(=30cm)を超える雨が降って、
競馬場は厩舎エリアの大半が水没してしまいました。
(藤田弘治調教師提供)
馬たちは泥水につかったままひと晩を過ごし、
避難できる馬は遠方から救援に来た馬運車に乗って県内や東海地区にある牧場に移動したとのこと。
(金沢の馬運車は1社で、車両も1台らしいです)
(雨が降る前はこんな感じでした)
現時点で8月19日(火)までの開催中止が発表されていますが、調教や追い切りどころではない模様。
しかも今週も日曜日から火曜日までの雨量が100ミリ超え。先週は猛暑だったのに……
(金曜日に水は引きましたが湿っぽい)
金沢競馬の再開はいつになるのか、現時点では不明。
復活したら、注目していただけるとありがたいです。
江戸も今週の月曜日は午前中が雨で、午後は湿度が高くてやんなっちゃう。
でも水曜日の大井競馬場は天気予報を見る限りは過ごしやすそう。
今週こそは突撃するぞ!
◎5.マウンテンローレル
○11.ヤマノアシオト
▲4.セイエイ
△8.ユウユウスキー
△7.ミクニサンビーム
無観客開催だった2020年、川崎のインペリシャブルが勝って、
北海道のコパノリッチマンが2着で浦和のファルコンウィングが3着だったとき、
横浜の菊名の居酒屋で3連複777.6倍を取り逃がして悶絶したことを思い出すのは恒例行事。
しかし今年は昨年に続き、カチカチ山と予想します。
中心視するのは3着内率100%のマウンテンローレル。
強敵は高知優駿で3着だったヤマノアシオトで、この2頭の一騎打ちが本線です。
そこに割って入る候補として、1,800mで勝利を挙げて臨むセイエイとユウユウスキー。
新馬戦から5戦連続1番人気のミクニサンビームも押さえておきます。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。