
じつはわたくし、アナウンサーが多く在籍している事務所に在籍しております。
名称は「エス・オー・プロモーション」で、日本のフリーアナウンサー第1号となった押阪忍さんが設立しました。
その老舗に入れていただいてから30年近くになるわけで、昨年の6月末にお亡くなりになった際には、
会長(当時)の自宅の方角を向いて手を合わせたことでした。
現在は会長の長男が社長で、その社長がハマっているのが「ディスコ」。
ディスコって、マハラジャとかジュリアナとか行ったのは何年前よ?というのが私と同じ世代の感覚でしょう。
私も該当者でして、高校の放送委員会で同学年だったT氏の影響から。
その後は1学年下のSくんが進んだ一橋大学からの仲間も加わって、
そのなかにテクノミュージシャン&DJとして世界で活躍中の「ケン・イシイ」氏がいたりして。
だからディスコはわりとよく知っていた世界。
でも社長のディスコイベントはここまでスルーしていました(汗)。
ただ、今回は事務所の後輩がMCで出るので行ってみようかな~という気分になった次第です。
(DJ OSSHYがウチの社長です)
スミマセン、もっとも大きな理由は「黒潮盃の日で会場が川崎」だから。
17時半までの「昼の部」を見てから大井に行けば、第9レースくらいに着けるんじゃない?
という目論見で、川崎駅から見て競馬場と反対側にある「ラ・チッタ」のエリアに侵入。
そういえばここって、ももクロが結成前にイベントをした場所だったような?
今回の会場は「クラブチッタ」という有名なライブハウス。
入場無料ですが、ドリンクチケットの購入が必要です。
すると会場の前に着いたところで事務所の取締役から「裏から入ってください」と連絡がきたではあーりませんか。
ドリンク代を払う気マンマンだったのに(笑)。
というわけで、客ではなくて関係者に変身。
バックステージパスを服に貼って、視察させていただきま~す。
(パスの綴りが……)
おおお、けっこう人がいる!
クラブチッタはライブハウスとしては大箱。だから大丈夫かなと心配していたのよね。
でもフロアには300人くらいいる雰囲気。見たところ、大半が還暦前後かな?
かけられている曲も往年のヒットソングがほとんどで、統一された振り付けで踊っている人もいる!
(ディスコでフィーバー)
じつはワタクシ、かつてディスコ界を席巻した「パラパラ」のビデオを持っていたんですよ。ユーロビート全盛期の。
いや~、なつかし~。と感動したところで昼の部が終わり、楽屋で差し入れのお菓子を食べながら雑談タイム(遊びに来た人ですが……)。
すると後輩さんに「夜の部のオープニングでMCするので、見ていってくださいよ~」と言われるの巻。
じゃあ、もう少しおじゃましましょう。ちなみに後輩さんは馬券を買う人で、私がこのあと大井に行くことも知ってます。
というわけで、午後6時スタートの夜の部も視察。するとビックリ、フロアにいる人がさっきより増えている!
(500人くらい入った模様)
ディスコって「死語」に近いと思っていたのに……。これは失礼いたしました。
後輩の出番はシークレットゲストのところ。
登場したのは、ダンス☆マンさんと南原清隆さんのユニット「ナンバラ☆バンバン」!
(超有名人でも撮影可)
そのステージを見て、クラブチッタを出たのは19時前。
これは急がねば黒潮盃のパドックに間に合わん!しかし立会川駅に停まるのは急行と普通だけ。
川崎からの急行は羽田空港行きばかりで、京急蒲田駅で乗り換えて立会川に着いたのは19時35分頃でした。
パドックで騎手が乗るのは19時55分頃だから、次の電車だったらアウトだったな……
というわけで急いで歩いて汗かいて、大井って川崎より湿度が高くない?
そんな状態で出走馬を凝視すること約5分。
(パドック診断中)
「南関道中」で本命にしたマウンテンローレルが1着!
でも対抗にした高知のヤマノアシオトはどこ行った?
しばらくしてから確認したら、7着でした(涙)。2着がセイエイで3着がミクニサンビーム。
つーことは、◎→▲→△で当たっとる!
(黒潮盃のスタート前)
しかし私はビミョーな結果。◎と○の2頭軸に重心を置きすぎた……。
枠複18.9倍、馬複22.1倍をもっと買っておくべきでした。さらに3連単が110.9倍と知って大ショック。
ついでに、最終レースまで戦ってから居酒屋に来たNK谷さんが、
「いや~、あさのさんのコラムどおりに買ったら当たったよ~」だってさ(涙)。
それはともかく、ここの予想って的中率が高い気がするんですけど。今週こそは自分自身の役にも立とう。
今週は変則開催で、浦和のラストは水曜日。メインレースは2歳重賞ですよ!
◎8.アンジュルナ
○5.ロードレイジング
▲6.ウォークアップ
△1.アムールピスケス
△2.ユウユウシロパン
アンジュルナは4月4日の能試が時計ひと息でも1着で、初戦は3着でも続く2戦目が大楽勝。
その上昇度に期待して中心視します。
川崎で2戦2勝のロードレイジングが強敵。
ウォークアップは長谷川剛史厩舎の初勝利を挙げた馬で、重賞にも手が届く可能性がある気がします。
あとは先月の新選特別を圧勝したアムールピスケス、流れ込んできそうなユウユウシロパンを連下に。
今回は枠複と馬複もしっかり押さえます!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。