

11月3日は船橋競馬場で15年ぶりのJBC!
15年前は、盛岡競馬場のジャンボ焼き鳥屋さんと知り合いになったもので、
船橋競馬場の施設会社に「出張販売できませんかねえ?」と軽い気持ちで話したらなんとOKが出まして、遠路はるばる来ていただきました。
当時のジャンボ焼き鳥屋さんは創業から数年。
出張販売の経験もあまり多くなかったようですが、私の提案には乗り気になってくれました。
それを受けて、船橋競馬場の施設を所有・管理する会社に話をしてみると好感触。
あっさりと話が進んでいきました。
そして当日は無事に晴天(とても重要)。
スタンドの裏手に設置された屋台には、常に30~50人くらい並ぶ状況でした。
その結果、最終レースが始まる前にジャンボ焼き鳥が完売。
用意したのは千本ちょっとで、まさに絶妙な量でした。

(これは昨年のジャンボ焼き鳥)
その翌年に発生したのが東日本大震災。
秋に実施された大井競馬場のJBCでは、復興支援の意味を含めてジャンボ焼き鳥屋さんが再登場することになりました。
2年目は2日間の営業で、用意した3千本くらいの焼き鳥がすこし残ったくらいでフィニッシュ。
大井の出張販売では、盛岡のレンタカー屋さんで冷蔵車の小型トラックを手配して自力で上京するという作戦を取りました。
私も取材のとき以外はひたすら店頭で販売補助。
文化祭実行委員会みたいな2日間でした。
そして片付けを終えたジャンボ焼き鳥ご一行様は、そのまま盛岡まで運転。
一方の私は、川崎のマンガ喫茶で徹夜して取材原稿を作り、そのまま名古屋競馬場での取材に向かったのでした。
あの頃は若かった……

(14年前の大井出張)
とは思うのですが、ジャンボ焼き鳥の「とりっきー」の店主と私は、雰囲気的にそのころとあまり変わらない感じがするんですよね(自己評価)。
お互い、15年前より明らかに業務量が拡大しているし。
さて今年は、記念すべき最初の出張販売以来の船橋JBC。
でもジャンボ焼き鳥の出店はありません。
前の日に盛岡競馬場で営業してから船橋に来るのはムリな話でして……。
私もバタバタな日々が継続中。
先週水曜日に金沢から帰ってきた日はド深夜まで労働して、木曜日はチョー早起き。
そして昼過ぎに浦和競馬場に向けて出発して、電車のなかでもテレワーク。
すると乗っていた武蔵野線が「床下から異音」で緊急停車してさあ大変。
ここで30分くらい止まったら、ヤングジョッキーズシリーズに間に合わなくなるんですけど……
でも10分ちょっと経ったところで運転再開。
その遅延のおかげで南浦和駅に到着する前に宿題を完了できました(汗)。
駅前から無料バスに乗って浦和競馬場に着いたら、ヤング第1戦の出走馬がパドックを歩いているではないですか。あぶなー。

(第1戦のパドックにオンタイム)
でも間に合ったからモーマンタイ。
その後はファイナルラウンドに行くために最善を尽くそうとガンバル若手騎手たちの姿を見て、話をしてきました。
その様子はぜひ、映像リポートをご覧いただければ幸いです(地方競馬全国協会・公式チャンネル)。
なお取材チームは、各騎手のキャラを「マジメ担当」と「バラエティー担当」という形で意識しながら質問を構成しております。

(先週は火曜日と木曜日に焼肉ファイヤー)
ちなみに今年の「ファイナルラウンド」は、12月18日(木)に園田で、20日(土)にJRA中京で実施されます。
14日(日)は6年ぶりに香港国際競走へと突撃しようと思っているので、帰りに園田に寄るという手があるな……
ともあれ、出張と取材と日常業務がひたすら続いた10月を無事に終えまして、11月は余裕がある日々を送れる……ハズ。
まずは今週末に開催される、ももクロのファンクラブイベントを心の支えにする所存です。
しかしブラック労働の余波はありまして、
11月1日(土)に「TEAM SHACHI」(チームシャチという4人組のアイドルグループです)のイベントが
お台場で開催されることをすっかり忘れていた!
やっぱり潤いが少ない日常は、心の余裕をなくすってことなんだろうなあ。グッスン。
その不足分は、JBCの表彰式に登場する百田夏菜子さん(ももクロのリーダー)を拝んで補いましょう。
今週の船橋開催は、JBCデーのほかにあと1回行く予定です。
5日の平和賞の日にしようかなあ。
◎8.ミリオンクラウン
○7.ロードレイジング
▲9.コンヨバンコク
△2.スマトラフレイバー
△1.クラウニングカップ
シルシが決まるまで時間がかかりましたが、ここを狙ってきたと思われるミリオンクラウンが本命。
ロードレイジングは鎌倉記念で連勝が止まりましたが、ヘンな展開だったので度外視します。
コンヨバンコクは大井での2戦から推測すると、輸送に慣れていないのでは?
スマトラフレイバーはムリなく先行できそうで改めて期待。
田中淳司厩舎のもう1頭、クラウニングカップも押さえておきます。


浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。