

10月は競馬場での取材が7回あって、さらに一般客の立場でも行き、JBCの週も船橋競馬場に3回も行ったのに、先週は現場への突撃がゼロ……。
理由のひとつは“疲労の蓄積”。
正直、先週は気合のノリがイマイチでした。
こういうときにプロレスの試合をしたら高確率でケガするだろうなあ。
さらに、ももクロのファンクラブイベントでスパークした反動もあるような気が……。
でもイベントのスケジュールは私の都合に合わせてくれないわけで、先週月曜日(11月10日)は、新宿方面に行ってきました。
この日の現場はライブハウス。
7年前に「全国の地方競馬に置かれているスタンプを集める」という番組で、すべての地方競馬場を一緒に踏破してくれた、
藤嶋美伶(ふじしま・みり)さんのバースデーライブが開催されるのです!

(本日の現場)
藤嶋さんは映像広告やテレビ番組にけっこう出ていますが、メインの活動は音楽。
最近は「囁揺的音楽集団 AsMR」(ショウヨウテキ音楽集団・アズマーと読みます)というバンドで、ピアノ&ヴォーカルを担当しています。
そのバースデーライブに行きましょうと、東京都江東区にお住いのかたから誘われたら断るという選択肢はありませぬ。
そんなわけで副都心線の東新宿駅に到着☆
早く行って最前列を取るのはハズカシイので(汗)、開演10分前くらいに入って後ろのほうに座りました。
2時間ほどの演奏のあとファンサービスがありまして、会場を出たのは22時頃。
で、新宿駅まで歩いたら自宅にギリギリ帰れる時間になってしまって危なかったでござる。

(物販で爆買い)
その反動と、予想より多い業務量の影響で、先週土曜日に幕張メッセで開催された「氣志團万博」の参戦を断念しました。
前売りでチケットを買っていなくてよかった……

(参戦した友人が撮影しました)
でも本当は、木曜日の大井に出走する人生の大先輩の所有馬を見に行こうと思っていました。
しかしその件をすっかり忘れていて、その日の夕方に「おめでとうございます」という連絡が別の知り合いから来て、
そこで思い出して衝撃の結果を知ることに。
なんと5番人気で勝っていた!
それを現地で見ていたらテンションが上がって、蓄積された疲労が吹っ飛んでいたかもしれないなあ。
やっぱり出歩かないのはダメなのよね。
そう思ったので、その日の夜は近所のスーパーをハシゴして爆買いしてきました。
半額シール職人の活動時間と合致していてラッキー(小市民)。
そんな日々でも馬券は買っておりまして、先週の最大の勝負は、盛岡の「絆カップ」、
佐賀の「ウインターチャンピオン」、さらに金沢の「徽軫(ことじ)賞」の重賞3つ。
グリーンチャンネルの地方競馬中継に出たもので、そこで発表した予想どおりに馬券を買うのです。

(気合いを入れて予想しています)
なんてったって、今年の私はすでに「1か所を除いて、地方競馬の全場踏破を達成」しているのだから、その分のアドバンテージがあるはず。
ちなみに「準パーフェクト」は22年から4年連続で、未踏の地は姫路が3回と水沢が1回。
しかしなんと、新型コロナウイルスの影響があった2021年は「ゴートゥートラベル」のおかげもあって、すべての競馬場を踏破したんですよ。
ちなみに全国で無観客競馬が絶賛開催中だった2020年も、行かなかったのは水沢だけ。県境を越えまくり。
そんなわけで私はおそらく「競馬番組に出演している人のなかで、もっとも年間の地方競馬の踏破数が多い」のではないかと思います。
その威信を胸に予想しましたよ。
その結果は……
第1戦:盛岡の絆カップ
1着=◎
2着=△
3着=△
第2戦:佐賀のウインターチャンピオン
1着=◎
2着=△
3着=△
第3戦:金沢のことじ賞
1着=○
2着=直前に追加した△
3着=◎
どれも絶妙にズレている……(涙)。
いちおう、ことじ賞は押さえの3連複が当たりましたが、4.4倍では焼け石にウォーター。
どれも惜しいんだけど、私の座右の銘のひとつは「惜しいとハズレは同じ意味」なので、スパッと忘れて気持ちを切り替えなければなりませぬ。
しかしですよ。最近の「南関道中」の予想もイマイチ当たってないんじゃない?
と思ったのでバックナンバーを掘り起こしてみると、そのとおり(汗)。
先週のハイセイコー記念も▲→△→△の順でした。
いちおう本文には「流すな☆ボックス」と書いてありまして、3連複の7頭ボックス35点で配当が3,560円だったから、ギリギリセーフかなあ。
しかしこれはどげんかせんとイカン。
しかし火曜日の2歳牝馬限定のローレル賞はちと混戦。
◎8.アンジュルナ
○2.トリップス
▲3.トウキョーアンナ
△11.ナーサリーテイル
△12.スプリンガフォート
アンジュルナはセレクトセールの取引馬で、早々に浦和で能試に合格。
前走はトライアル戦の小町特別で2着に2秒差をつけました。
タピット系の父に、3代母はアメリカの競馬殿堂入りしたアゼリという血統は魅力十分で、相手探しと考えていいでしょう。
続いて水曜日はロジータ記念!
◎5.ウィルシャイン
○9.エスカティア
▲8.チャチャハツゴウ
△1.ドナギニー
△6.ブルーパッション
△7.オリコウデレガンス
前走のサルビアカップで、1着固定にして2着だったウィルシャインに期待。
前走で見せた大マクリが今回はきっと決まるはず!
サルビアカップで先行してメチャメチャしぶとかったエスカティアが強敵。
チャチャハツゴウはサルビアカップがイマイチでしたが、目標にしていたと思われる舞台ならば逆転も。
と考えて、3連単は1列目と2列目に3頭を置いて、3列目に6頭を配備するフォーメーションにする予定です。
もちろんボックスもネ☆


浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。