

最初に告知です☆
12月17日(水)の全日本2歳優駿の日に、川崎競馬場で「笠松競馬・愛馬会が製作した“実使用の蹄鉄を使った正月飾り”」の出張販売を実施します。
場所は2号スタンド(ゴール前じゃないほう)の1階、ザ・クラフト・コーヒーバー様の近くです。
上に向けた蹄鉄を飾ると“福がたまる”といわれる縁起物。
ぜひ馬のエッセンスを加えた正月飾りで、ウマ年を迎えてください!
※開門からの販売で、数に限りがございます。

(笠松競馬の正月飾りを販売します)
というわけで今週水曜日の私は店員で「早めに完売したら競馬を楽しんでいいですよ」となります。
いやしかし本当に、純粋に心おきなく競馬を楽しんだのって、いつが最後なんざましょ?
ざっと今年を振り返ると、わりと“客だったな~”という記憶があるのは、
☆6月のソウル競馬場
☆2月の佐賀競馬場
の2件。
共通しているのは
☆ノートパソコンを競馬場で開かなかった。
こと。
なんかワカランのですが、ここのところ高確率で自転車操業になるんですよ(愚痴)。

(先週は3回も船橋に行ったのに)
だから今回の遠征は強い気持ちで“勝負するぞ”の気持ち。
現在地は香港の空港の近くです。香港に来るのは7年ぶり☆
街は相変わらず活気に満ちていて、というか人が多すぎで、
よく新型コロナのロックダウンやらの日々を乗り越えたな、というのが第一印象。
香港国際競走の日の夜は中心部の雑居ビルの14階で打ち上げをしましたが、この店も日曜日の午後8時なのに満席に近い状況でした。

(火鍋屋さんで食べ飲み放題)
しかし競馬場はわりと余裕があるのは日本と同じ。
これはもう、ご時世ですね。
私は以前、約3千円(現在は日本円が弱くなった影響で約4千円)の“会員席”に入っていましたが、
9年前に「普通の席(10香港ドル=200円)でいいやんけ」と気付いてからは一般席オンリー。
だってこんな感じなんだもん。

(まもなく第1レースですが)
一般席でもパドックに行けるし、ゴール前にあるウイナーズサークルも見られるんだから、これで全然OK牧場。
むしろ“会員席”のほうが混んでいる気が?
というわけで今回は「100%一般客でバクチするぞ、文句あっか!」という気合で突撃したのであります。
久しぶりに完全徹夜で宿題を終わらせて、飛行機のなかで5時間も気絶したので気分はスッキリ。

(成田空港で夜明かし)
では、香港の沙田(シャティン)競馬場に突撃だ~!
すると、南関東の常連であるNK谷さんが買ったレストラン席がひとつ余っているとのこと。
だったら協力しましょかね。ということで590香港ドル(約11,800円)の席に座ることにしました。
香港の競馬場では初めてのガラス張り席です。
レストラン席は、食事2品とデザート1品を注文できて、アルコールを含めてフリードリンク。
これはこれでいい経験となりました。

(ガラス張りの最前列でした)
さらに、そのエリアで馬券を買っていたら須田鷹雄さんに捕獲されて写真を撮られ、ツイッターでさらされる案件が発生。
その影響で「ウマきゅん」でおなじみの“しゃいに~”こと石川彩夏さんにも遭遇。
さらに、その情報を入手した北海道在住の友人から「あさのさん、香港にいるんですか。私もいるんですけど」と連絡が。

(しゃいに~とお写真を)
ということで、高級席に入った効果はありました。
では第1レースからレッツゴー。
しかしワイド2点は軸馬が12着で、相手2頭が1着&2着。
馬複ボックスにしときゃよかった(ちなみに16.9倍)。
第2レースでは“騎士王”という「この日にもっとも好成績を挙げた騎手を当てる」馬券(騎手券?)を購入。
しかしJ.マクドナルド騎手を買ったのに、第2レースのマクドナルド騎手の単勝を買っていなかったのは痛かった……。7.8倍もついたのに。

(ジェームス・マクドナルド騎手の“人券”)
そして最大の痛恨は、第4レースの香港ヴァーズ(2,400m)。
3連単の1着と2着が逆でした(涙)。
その配当は131倍。ウラも買っておけっつーの!
馬複は持っていたので救われましたが、6.1倍ではちょいプラスというところ。
そして続く香港スプリントはカーインライジングのレベルが違いすぎる楽勝を見て笑ってしまいました。
しかし問題は2着争い。
このレースは気合のパドック診断で4連単で勝負するつもりだったのに、なぜかマークカードは受け付けられず。
なのに選んだ馬がぜんぶ5着以内に入っている!
しかも2着は単勝113倍の9番人気(13頭立て)。これはやっちまったか……。
と悲しい気持ちで歩いていたら、塗ったマークカードのとおりだと2着と3着が逆だったことに気づくの巻。
おお、これは買えなくてラッキーだったのね!

(これは塗り間違い)
その後は香港マイルで馬複を当て、最後の香港カップは7頭立てなのでネタで勝負。
ロマンチックウォリアーを1着に固定して、2着から4着までを「全」にする4連単です。人気薄よ来い!

(他力本願馬券)
しかし結果は1→2→3→5番人気で、4連単が28.7倍のカチカチ山。
豪快にマイナスを食らい、最後の第10レースは毎度おなじみ3連複の7頭ボックス。
しかしほんのちょっとの差で狙った7番人気馬と8番人気馬が4着と5着……。
3連複が22.7倍ではどうにもなりませぬ(苦)。
でも7年ぶりにしては健闘したほうかも。
なんとなく馬券のコツもつかめたし、次回は大幅プラスになる予感がするぞ!

(ロマンチックウォリアーと写真を撮れます)
宿に戻ったのは午前0時半で、チョー疲れたけど気分は上々。
水曜日の全日本2歳優駿も新鮮な気持ちで当てたるどー!
◎5.ベストグリーン
○4.パイロマンサー
▲9.コスモギガンティア
△1.タマモフリージア
△2.フルールドール
ベストグリーンは4戦4勝で鎌倉記念も楽勝。
9頭立てになった理由には、この馬の存在が大きいような気が?
相手筆頭には2戦2勝のパイロマンサーを指名して、3番手のコスモギガンティアは私の「すぱっと!POG!」での指名馬なのよ頑張って!
JBC2歳優駿は船橋競馬場のパドックビジョンで見ました。
この上位2頭もレベルが高そう。
というわけで、1頭軸で相手は「流すな・ボックス」で!


浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。