コラム”

「大回り乗車」
2025年12月29日

12月27日、つまり東京大賞典の2日前の土曜日は、千葉駅前で用事があったのでおでかけ君。
正直なところ、大晦日まで通常の倍くらいの締め切り原稿があるので外出しとられんじゃろ(岡山弁)なのよ。実際は。
でもひたすらパソコンするだけでは心がスサムわけでして、ちょっくら気分を変えることにしたのです。

まずは午後2時半に最初の用事が終了。
このあと、ナルハヤで作って送信せねばならない原稿があるので、毎度おなじみマクドナルドでテレワーク。
その前に、大盛り&ヤサイ増し&ニンニク増し増し&アブラとカラミは少な目で、いっちょ勝負したろかな~!と思いましたが、
デカ盛りラーメン店の前に着いたところで、「ここはガマンのしどころだろ」と考え直すの巻。

参考資料。これはヤサイ普通です

(参考資料。これはヤサイ普通です)

おとなしくマクドに入っておしごとを完了させたら、某家電量販店に向かいます。
じつは今年1月に買ったパソコンが、普通の手順で電源をオフにしたら、その翌日から電源が入らなくなってしまったのですよ!
考えられる対処方法をすべて試してもご臨終のまま。
しょうがない、コイツを買ったことは記憶から消し去ろう、と放置したのが10月初旬。

しかし、12月にそれを買ったネットショップを運営する家電量販店に行くと、
「ご購入後1年間は無料保証」というポスターが貼ってあるではないですか!
ウチのパソコンの死因はおそらく、電源スイッチの奥のコードと基板の接続不良。
だったら修理したら生き返るんじゃないかしら?
そんなわけで千葉駅前店にパソコンを持って行ったのです。箱を保管しておいてよかった~

その手続きが済んだのが午後4時前。
じつは夕方締め切りの原稿がもう1本ありまして、またマクドに戻るのはちとビミョー。
そこで思いついたのです。電車のなかでテレワークをする手があることを!

JR各社には「近郊区間制度」というものがありまして、
☆目的地までの経路は“重複しない限り”自由に選べる というルールになっています。
これに気付いたのは、千葉駅で銚子行きの文字を見た瞬間。
私の古くからの競馬仲間&鉄道仲間であるO久保くん(仮名)が大晦日から元日にかけて、
「最低運賃で行く1都6県の壮大なケチケチ旅行」をしていることを思い出したのです。

一筆書きなら遠回りオッケー

(一筆書きなら遠回りオッケー)

これができるのは年末年始の2日間だけで、これは終夜運転をしている関係。
近郊区間の乗車券は「終電まで有効」なので、大晦日は終電=元日の終電になるわけですね。

それを利用して、O久保くんは千葉県松戸市の北小金駅で150円区間の切符を買って、
水戸の手前の友部駅から栃木県の小山駅を経て群馬県の高崎に行き、八王子を回って神奈川県に入り、
房総半島をぐるっと回って銚子の1コ手前の松岸駅から成田を経由して、都心を通って馬橋駅で下車。
40時間ほど乗車と乗り換えを繰り返す、まさに“修行”と呼ぶにふさわしい旅行をしているのです。

アタシには実行する気力はないけれど、小規模ならアリなんじゃない?とヒラメイて電車オフィスを敢行。
私はもともと“電車のなかだと仕事がはかどる”タイプなのに、なんで今まで思いつかなかったんだろ~?

各駅停車でレッツゴー

(各駅停車でレッツゴー)

というわけで今回のルートは
☆千葉→佐倉経由で成東(乗り換え)→大網経由で蘇我(乗り換え)→京葉線
にしました。これならたぶん2時間以内で行けるでしょ♪

まずは成東行きの電車でレッツゴー。
千葉駅ではギリギリ座れた感じでしたが、3駅先の四街道を過ぎるとガーラガラ。余裕ある車内で仕事がサクサク進みますなあ。
20分くらい走ると風景はすっかりチーバくん。終点の成東駅からは東金線に乗り換えです。

いわゆる千葉県

(いわゆる千葉県)

第2走者は大網経由千葉行き。ここでひとつ誤算が……
東金線はいわゆるローカル線なので線路の状態がイマイチ。
だから電車がメチャ揺れてキーボードが打ちにくい!
なるほど、次回からはこの点を考慮せねば。

揺れが激しいオフィス

(揺れが激しいオフィス)

でもガタガタ状態は20分ほどで終わり、大網からは外房線で乗り心地はグッド。
蘇我駅の手前で原稿が完成したので、無事にミッションコンプリートです!

いや~、このテレワークは楽しいですなあ。
次回は房総半島を5時間くらいかけて1周しようかしら。
ノートパソコンの高性能バッテリーには感謝しなくては。

蘇我駅で乗り換え

(蘇我駅で乗り換え)

しかし油断大敵、おでんたい焼き(つば九郎語録より)。
まだまだ大量にある宿題を終わらせないと、東京大賞典を見に行けない!
それが私の競馬場納め。30日と31日は在宅投票での参加です。

ありゃ、30日の東京シンデレラマイルは16頭立てなのね!

◎12.プラウドフレール
○13.エスカティア
▲4.オメガシンフォニー
△8.ホーリーグレイル
△6.ヘニータイフーン
△7.カマチョクイン
△3.マーブルマカロン

3年連続で1番人気馬が勝っていますが、今年は人気の予想がムズカシイ……という混戦なので、馬券は「流すな☆ボックス」で。
いちおう3歳馬の2頭に注目しますが、網を投げて引っかかれば儲けものという気持ち。
5年連続で馬番11~13番が3着以内に1~2頭入っているデータも考慮します!

そして31日もマイル戦の東京2歳優駿牝馬。
こちらは6年連続で1番人気馬が2着以下だから、やっぱ網打ちだネ☆

◎11.リュウノフライト
○7.アンジュルナ
▲8.セイクリスティーナ
△5.ゴールドカグヤヒメ
△14.スターオブフェザー
△1.カンターレ
△4.ナーサリーテイル

もしかしたら1番人気かもですが、北海道の山口竜一調教師の最終出走となるリュウノフライトに注目します。
3連勝中のアンジュルナが強敵で、セイクリスティーナは水沢の金杯(2歳重賞)をパスして臨んできた点が不気味。
主力はこの3頭。全体的に逃げ先行タイプが多いので、その後ろに流れ込みタイプを4頭並べました。

投網が無事に決まったら、17時半発走予定の高知県知事賞、そして大井最終の「おおとり」賞に転がしましょ!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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