コラム”

「衝撃価格」
2026年2月23日

先週は衝撃的な件が2つありまして……。

当初からの予定が変わって、水曜日に大井競馬場に行くことになったんですよ。
その翌日は笠松競馬場で取材。となれば、大井から自宅に戻らないで夜行バスに乗って、
出発前と到着後に毎度おなじみマクドでおしごと、という行程が効率的ですよね(注:考えかたには個人差があります)。
しかしですよ。2月18日(水)に東京を出発する名古屋行きの夜行バスの最安値が6,400円ってどーゆーこと???

雲取賞のパドック

(雲取賞のパドック)

しかも4列シートで残席が1つ。そんな満員の夜行バスはイヤやわぁ~。
じゃあ3列シートはというと、これがなんと9,000円で残席わずか。マジですか!

以前は平日の4列シートなら3,000円以下が相場で、3列シートだと高くても4,500円。
新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出されていたときは、1,800円の4列シートで客が6人ってこともあったなあ。

昼間の高速バスは名古屋まで3,300円前後

(昼間の高速バスは名古屋まで3,300円前後)

それは例外中の例外ですけど、この急激なインフレはなんなのよ?
改めて大手のバス予約サイトを見ると、運行本数が以前より少なくなっている感じがありました。
これは「働きかた改革」の影響かしら。それとも夜行バスの運転手が減ったから?
可能性としては、雲取賞の日に東京ドームで「キンプリ」のコンサートがあった影響。
でも2月22日(日)に25日(水)発の東京→名古屋を見たら最安値が5,800円で、3列シートはほとんど満席でした。
25日はコンサートがないみたいなんだけど。

いずれにしても、そのお値段では夜行バスに乗る気になりませぬ。
だって、東京から笠松競馬場までは、新幹線で豊橋まで行って名鉄に乗り換えるルートだと約1万円なんだもん。
だったら新幹線のほうがいいわよねえ。というわけで大井競馬場から1時間半かけて自宅に戻り、翌日の朝6時半に出発したのでした。

新幹線でスタート

(新幹線でスタート)

笠松駅に到着したのは11時半頃。
駅舎内にある「ふらっと笠松」に立ち寄ると、店内にはお客さんが8人もいて超満員!
どうやら2月13日に始まった「ウマ娘シンデレラグレイ」とのコラボイベントでもらえるトレーディングカードが目当てのご様子。
ここで千円以上の買い物をすると、1回の会計につきカードが1枚もらえます。
そして、アクリルスタンドやキーホルダーなどのコラボグッズの「通常販売所」はここだけなんだって!

大盛況

(大盛況)

いやー、この状況はスゴイというしかないですわ。アニメファン、恐るべし……。
ところでこの日の笠松競馬場では、アニメソングシンガーの亜咲花さんのミニライヴが2回ありました。
しかし私は取材の用事で公演時間に間に合わず(涙)。

そんな話を笠松競馬の広報さんにしたら「いま、特別観覧席で予想イベントをしていますよ」
マジですか?

ミニライヴは終了

(ミニライヴは終了)

さっそく行ってみると静かすぎて、とてもイベントをしている感じではありません。
アレレ……と思ったら、知っている職員さんがたくさんいたので、やっぱり実施している模様。
ここで初めて知ったのですが、このイベントは事前申込制。そして静かだった理由が判明したのです!
トークイベントの音声は電波になって、参加者が持っているラジオを経由してイヤホンへ。
おお、だから静かで、ときどき笑い声が発生していたんだ。
というか、これなら攻めたぶっちゃけ話ができますな!

このラジオで予想トークを聞きます

(このラジオで予想トークを聞きます)

その流れで気合の予想を披露してくれた亜咲花先生の言うとおりに馬券を買ったら、馬複とワイドが各1点で当たりました(喜)。
イベントの視察をしたあとは、場内でなんか食べましょうかね。

すると、吉原寛人騎手ファンの兄さんに呼び止められました。おお、ド平日なのにさすがです。
「重賞200勝がなかなか達成できなかった影響で、もうほとんど有給がありません」とのことでした。
そりゃ大変だ。じゃあなんかご馳走しますわ。
「マジですか。腹ペコなんです」というわけで屋台に行って、2個入りのおにぎりを贈呈。
私もそれを買って、ついでにからあげ串も食べるかなあ。と思って千円札を出したら、おつりが800円だったんですよ。
えええ???
すると、いつも店頭にいるおばさまが「年末から200円にさせてもらったんです」だって。ゲゲゲ。

おにぎり2個が250円で、からあげ串が200円

(おにぎり2個が250円で、からあげ串が200円)

コロナ前は1本100円で、コロナが終わりかける頃が120円。
そこから一気に200円とは、プロ野球の年俸風に書くと前年比で167%。インフレがすごすぎる!
しかもからあげ串の見た目はコロナ前と同じか、ちょっと小さいか……(私見です)。
これが先週の私が受けた2つ目の衝撃です。厳しい世の中になったのお(涙)。

なお、吉原騎手推しの兄さんがテーブルに置いていた揚げ物は、3点で440円だったそうで、
「たぶん、値上げしたのはからあげ串だけですよ」とのこと。それでも気分としては、平成は遠くなりにけり……

そんなショックを抱えて臨んだメインレースのブルーリボンマイルは、4枚入れたマークカードのうち発券できたのは2枚だけ。
そしたら9→5→1番人気の順で、3連単が37万馬券で大波乱。全部買えていたら大損害でした。ありがたや~!

ただいまカサマツ

(ただいまカサマツ)

そんな激動の平日を経て、週末もおしごとが満載で2月最終週に入りました。
水曜日の浦和・ユングフラウ賞は、浦和の3歳牝馬重賞としては初めての13頭立てです。

◎12.アンジュルナ
○13.エンゲルリート
▲3.ギフテッドクィーン
△4.リクコウ
△2.リック
△5.トウキョーアンナ

アンジュルナはセレクトセールでの取引馬で、早々に能試をクリア。
日曜日に高知競馬場で重賞を勝った野畑凌騎手で4連勝中という勢いも魅力で、軸不動と考えていいでしょう。
軸が堅いときは2着が荒れがち、という昔からの競馬格言に警戒して相手は手広く。でも馬複は強弱をつけて行ってみましょう!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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