

先週水曜日は群馬県伊勢崎市にある「境共同トレーニングセンター」に行きました。
群馬県といえば「夏あたたかくて冬すずしい」という、生命力が鍛えられる環境。
到着した午前9時の雰囲気的には大丈夫かな~と思いましたが、太陽の下に1時間ほど立っていると、
頭がクラっとする瞬間がありました(危険)。
これはヤヴァイと木陰に避難すると、そこは蚊だらけエリア。
そんなキビシイ環境で2時間ほど過ごしたら、気温は39度になっていました。
でも空気が乾いているのはありがたい限り。ただし、油断するとダメですよ。
自宅に帰ったら両手がメチャメチャ日焼けしていました。

(敷地内には場外発売所跡地があります)
その翌日は朝7時の飛行機で福岡空港に出発。先週は「九州産馬ウイーク」だったのです。
そしてなんと、今年は「霧島賞」と2歳限定の「ひまわり賞」が、中1日で実施されるという日程。
ならば両方とも行こうと、早い時期から航空券を衝撃価格で準備しました。
しかし激安なのは早朝便だけなので、2日連続での4時起きです。しかし就寝時刻はいつもとそんなに変わらない……
しかしまあ、ド平日の佐賀競馬場は人が少なくてさみしいのよね~。
さらに気温の影響か、7月の佐賀競馬は1日のレース数が10で実施されています。

(佐賀競馬場に到着)
だからこの日は第1レースの発走時刻が午後3時40分。しかし私は9時に福岡空港に着いたからヒマヒマです。
だから3時間ほどお仕事をして時間を調整。そして佐賀競馬場に着いたら、9頭立ての第1レースが6→2→8番人気の順で大波乱!
このときはあいさつ回りをしていたので難を逃れました。あぶなー。

(14頭立てに対応できる広さになりました)
続く第2レースはJRA交流戦で、6頭いるJRA所属馬が6着までを独占で堅い結果。
そして第3レースが本日のメイン、霧島賞でございます。
出走できるのはJRAが2勝クラス以下で、地方所属は制限なし。
単勝1番人気は2歳時にひまわり賞を勝ち、3走前に障害戦を勝ったケイテンアイジン(熊本県出身)。
2番人気は、佐賀の九州産限定の交流戦を2勝しているゴーツウキリシマ(鹿児島県出身)。
パドックを見ると、ケイテンアイジンか高知のヒマワリクン(5番人気)、さらに浦和のベルウッドウズメ(4番人気)がよさげ。
それらを含めていろいろ買ったんですが、勝ったのは佐賀のアイタカで、2.9倍の枠複しか当たりませんでした。超マイナス(悲)。
なお、佐賀競馬場で行われるようになった霧島賞を佐賀所属馬が勝ったのは、15回目にして初めてなんですね。
廃止された荒尾競馬場時代を含めると、2008年のナセ以来の佐賀所属馬の勝利となりました。

(おめでとうございます)
霧島賞が終わり、そのあと取材活動やら雑談やらをしていたら、すっかり午後6時。
霧島賞を見にきた九州民は帰ってしまったので、私も翌日に備えて撤収しましょ。
と思って競馬場の外に出たら、ちょうど久留米行きのバスが出たところ(涙)。
さてどうするか、と10秒くらい考えて、肥前旭駅まで歩くことにしました。約2kmだから、体重が1kgくらい減るかな(願望)。
すると競馬場を出たところで、岩手の馬運車が通過していったではないですか!

(岩手の馬運車)
乗っているのは10着だったレーニスで、2歳の夏にJRAの九州産限定戦で2着、2着、3着だったものの、その後は低空飛行。
そして7月6日に通算36戦目にして、盛岡競馬場で初勝利を飾ったのでした。
そこから中9日で佐賀遠征。というか、その成績で霧島賞の出走枠に入れるの???
まずはそれがオドロキ。そして出走申し込みの期限に間に合ったこともオドロキ。
その結果は10着で、無事に水沢競馬場に到着することを祈りつつ、後姿を見送りました。
ちなみに鳥栖インターから水沢インターまでの距離は、関東を経由すると1579.5kmで、北陸道経由だと1550.6kmだって。
ノンストップで走っても時速80kmを守ったら18時間……。運転手さんもどうかご安全に(祈)。
という私も、翌日は福岡から宮崎まで高速バスで日帰り。片道4時間半のバス旅はまあまあな疲労感がありました。

(金曜日は宮崎へ)
だから土曜日の小倉競馬場へは、ゆっくりめに出動。
そしてメインレースのひまわり賞は、カエリールークス(JRA)とタカヨシ(佐賀)という、2歳馬取材の対象馬のワンツーとなりました。
これで木曜日の佐賀のマイナスをプラスにしたど!その日の夜は恒例の宴会で、お宿に着いた瞬間に気絶。
水曜日の群馬県往復を含めて、スケジュールの組みかたが厳しすぎたと反省しております。

(佐賀所属のタカヨシは惜しい2着)
その代わり、今週の前半は余裕があるはず(たぶん)。水曜日のサンタアニタトロフィーは、心に余裕をもって臨めると思います。
◎2.ソニックスター
○14.バハルダール
▲11.ゴールドレガシー
△9.ランリョウオー
△15.ミックファイア
△8.サトノテンペスト
△12.ヒーローコール
個人的な「必勝法」のひとつに、夏は「季節実績がある馬と、○○がない馬を狙うべし」がありまして、
ソニックスターとバハルダールは後者に該当。
あとはズラリと、7~9月の勝率が高い馬を並べました。
夏を乗り越えるのは体調維持がなにより。観戦する側も健康第一で!


浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。