コラム”

ヨンチョン競馬場の初日に突撃
2026年9月22日

ソウル競馬場&川崎競馬場のツアーの翌日に北海道は釧路まで日帰りで行き、しかし帰りの飛行機が40分も遅延……。
そのおかげで千葉県の某所でイトコとイトコの友人(?)のプロ野球関係者との食事会場に到着したのは23時20分。
それでも閉店時刻の午前1時まで楽しく飲んで食べて、8月中旬からの鬼スケジュールを無事にクリアできました。

しかし9月11日から再び鬼スケジュールがスタート。
9月13日のオープン初日を迎える永川(ヨンチョン)競馬場に向かいます。
場所は韓国の中南部、南端の釜山から北に80kmくらいです。

まずはグリーンチャンネルの「アタック!地方競馬」の収録を終えてから関西国際空港に飛びます♪
なぜ関空に向かったのかというと、12日の14時までに韓国は大邱(テグ)市にある
「サムスンライオンズパーク」(野球場)のチケット売り場に着きたいから!

当日券売場

(当日券売場)

LGツインズを応援しているわたくしの目標のひとつに「LG戦を韓国の全本拠地球場で観る」がありまして、最後に残ったのが大邱。
すると8月下旬に発表された追加日程に、9月12日に大邱でサムスン対LGがあるってマジですか!!!となったためであります。
番組の収録は18時には終わるので、それからどうやって行けばいいのか、メチャ調べましたよ!

その結果、羽田空港から関空に飛んで夜明かしして、翌朝の飛行機で大邱に向かうことにしたのでした。
まずはマイルで引き換えた航空券で関空に。しかし改装工事が実施された影響で、私が愛用していたビジネスコーナーが消滅(涙)。
最終的に、フードコートの堅いイスでの夜明かしとなりました。背中が痛い……。

午前4時の関西国際空港

(午前4時の関西国際空港)

その苦行を経て12時20分に大邱空港に着陸し、球場に直行して13時半に到着。
めでたく当日券をゲットして、ささやかな目標をクリアできました!

きれいな野球場

(きれいな野球場)


その翌日は2週連続で韓国に渡った本来の目的である、永川競馬場の初日に参戦!
「南関道中」では工事中の様子を2回もリポートしましたが、ついに予定どおりの日程でオープンするのです。

しかしながら、わりと突貫工事でしょ。ちゃんとやれるのかいな?
コリアカップの日にソウル競馬場のカメラマンさんが「路盤が波打っているらしいから、けっこう心配」と言っていたし……
でもオープン初日には行かねばならぬ。
「ゼロから作る競馬場の新規オープン」を見られるのは、これが最後かもしれませんからね!

と意気込んで、朝9時50分に大邱地下鉄のハヤン駅で、コリアカップツアーで通訳&ガイドで帯同してくれた川端さんと合流。
そこからクルマで出発すると「競馬場道路」に入る500mくらい手前からクルマがまったく動かない!

渋滞は想定外

(渋滞は想定外)

数分前は「駐車場が1,600台分あるから大丈夫でしょ~」と話していたのに、まったく見立てが甘かった模様。
この左折レーンに並ぶのは厳しすぎるので、4車線のいちばん右に切り替えて、
交差点を行き過ぎてUターンする作戦にしました。しかし競馬場の手前で再び大渋滞!

11時20分に始まる開場式の1時間前でも駐車場が満杯らしく、これがオープン景気というものか、という状況。
すると反対車線で路駐が始まった(韓国はオッケー)ので、我々も路駐に切り替えることにしました。

路駐の判断で大正解

(路駐の判断で大正解)


競馬場まで歩いていくと、入口のところには反対派っぽい人が約30人。
でもパワーとしてはイマイチだなあ……。

競馬場工事の発破被害補償を即時実施せよ

(競馬場工事の発破被害補償を即時実施せよ)


その何倍もの人たちが競馬場に向かう坂道を登って行きました。
そして競馬場の入口も50人くらいの列。この日の入場は無料ですが、券売所でタダ券をもらうための列ができている模様です。
こちらは取材章をもらおうと思いましたが、担当者が不在……。
まあいいかと思ってタダ券の列に並んだら、あっという間に私の後ろには100人以上が!

並んでます

(並んでます)


そんな開店景気のなか、スタンドを通って馬場側に出たら、屋外席は空席多数。
座っている人の半分くらいは、オープン記念公演をする「ソンリ」(若手演歌歌手・けっこうカッコいい)目当てのオバサマでした(汗)。

推し活のみなさま

(推し活のみなさま)


開場式後の第1レースは、3歳牝馬限定の「レッツランパーク・ヨンチョン・開場記念」。
カチカチ山の決着でしたが、あたしゃ2番人気馬の単勝にガッツリ行って2着でしたよヘタこいた~(涙)。

勝ったモメンタム号とチョン・ドユン騎手など関係者

(勝ったモメンタム号とチョン・ドユン騎手など関係者)


それはともかく、最終第6レースまで事故なく終わってまずはメデタシ。
ちなみに大邱には場外馬券売場が1つありますが、場所はスゴイ山の中。
だから大半の客は“競馬を見るのが初めて”という雰囲気がアリアリでした。まさに「オラの村に競馬が来た」状態。

それでも馬券を買ってワーワー言っている人がまあまあいたので、新規顧客の開拓にはなるのかなと思います。
ちなみに大邱市とその近郊の人口は約250万で、永川市とその周辺を足すと約400万人。
その人たちの多くが競馬を知って、ハマってくれることを祈るのみです!

向正面の馬群を指さす人が多数

(向正面の馬群を指さす人が多数)


その日の夜は釜山近郊に移動して、田中正一(たなか・まさかず)騎手と食事。
なんと田中騎手も「僕も路駐でしたよ」だって。
これが初日だけの特異事例なのかどうか、ヒラ開催に改めて行こうと思っております(笑)。

さて、日本は9月23日(水祝)の浦和・オーバルスプリントが、いわゆる「シルバーウイーク」のラストを飾るビッグレース。
9頭立てでも上位拮抗ですね。

◎5.イグザルト
○1.ダノンフィーゴ
▲3.インユアパレス
△7.ケイズレーヴ
△8.ハッピーマン

おそらくダノンフィーゴとインユアパレスが人気を集めると思いますが、好走した高知も名古屋も佐賀もインコースを空ける競馬場。
その分、浦和で1勝、3着2回の実績があるイグザルトが有利ではないかしら。
というわけで高配当狙いにしてみます。穴は追い込みタイプのケイズレーヴ。


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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