南関重賞を解く南関ﾃﾞｰﾀ分析|SPAT4ﾎﾟｲﾝﾄﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ

2019年2月6日(水) 大井2,600m
金盃(S2)

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白黒黄緑のみ!
【枠番別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1枠【0-2-2-3】
2枠【2-0-0-5】
3枠【0-0-0-8】
4枠【0-0-0-8】
5枠【0-2-1-5】
6枠【2-0-1-5】
7枠【0-0-0-8】
8枠【0-0-0-8】

過去4年の1～3着の｢枠番｣は以下の通り｡

▼2018年1着｢6枠｣ 2着｢5枠｣ 3着｢5枠｣
▼2017年1着｢6枠｣ 2着｢5枠｣ 3着｢1枠｣
▼2016年1着｢2枠｣ 2着｢1枠｣ 3着｢6枠｣
▼2015年1着｢2枠｣ 2着｢1枠｣ 3着｢1枠｣

｢6枠｣優勝時は1つ隣の｢5枠｣が2着､｢2枠｣優勝時は同じく｢1枠｣が2着｡規則正しく並んでおり､｢枠単(※)｣は狙いやすそうだが､2年周期なので今年はどうなるだろうか…!?

また､1～3着を見てみると､｢1枠｣･｢2枠｣･｢5枠｣･｢6枠｣しか来ていないのが分かる｡

好走率では､｢1枠｣の数字が良い｡｢1枠｣は過去4年で優勝馬こそ出ていないものの､2着2回､3着2回の成績で3着内率は57.1%となる｡ｺｰﾅｰを6回通過する長距離戦だけに､最短距離を走れる枠はﾌﾟﾗｽに作用するのかもしれない｡

※｢枠単｣:1･2着の｢枠番｣を着順通りに当てる賭式(南関東4場と金沢のみ)

【牡馬牝馬別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
牡馬【3-3-4-43】
牝馬【0-0-0-1】
ｾﾝ馬【1-1-0-6】

ﾀﾌな条件でもあり､｢牝馬｣の参戦は2017年ﾀｲﾑﾋﾞﾖﾝﾄﾞ(6着)のみ｡

古豪が活躍!
【年齢別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
4歳【0-2-0-5】
5歳【1-1-1-10】
6歳【0-0-0-9】
7歳以上【3-1-3-26】

｢7歳以上｣の古豪が3勝､2着1回､3着3回と活躍｡一方､出走頭数は少ないものの､連対率28.6%の｢4歳馬｣も見逃せない｡

活躍が顕著な｢7歳以上｣だが､年齢別にさらに細かく見てみよう｡

※左から【1着-2着-3着-4着以下】
7歳【1-1-2-9】
8歳【2-0-0-5】
9歳【0-0-0-9】
10歳【0-0-1-2】
11歳【0-0-0-1】

過去4年で成績が良いのは､｢7歳馬｣の1勝､2着1回､3着2回と｢8歳馬｣の2勝｡これを少し掘り下げてみると…

2016年2着のﾕｰﾛﾋﾞｰﾄ(7歳時)は､翌年の8歳時に金盃優勝!2017年3着のｸﾗｰｼﾞｭﾄﾞｰﾙ(7歳時)は､同じく8歳時に金盃を優勝している｡年齢を重ねて着順を上げているように､円熟味を増したｽﾃｲﾔｰには一目置きたいところだろう｡

ｵｰﾌﾟﾝ馬が強い!
【斤量別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
57kg以上【1-2-2-5】
56kg【2-1-1-21】
55kg【0-0-0-1】
54kg【1-0-1-11】
53kg以下【0-1-0-12】

金盃の｢斤量｣はｸﾗｽ別定で､以下の通りとなる｡秋の長距離重賞｢東京記念(S1･2,400m)｣は年齢･性別による｢定量戦｣なので､ｸﾗｽ(格付)が下の馬にとっては金盃の方が走りやすい条件だ｡

▼A1級56kg A2級54kg B1級以下52kg 牝馬2kg減
※H30.2.20～H31.2.1までのﾀﾞｰﾄｸﾞﾚｰﾄﾞ競走/JRA重賞1着馬は2kg､南関東S1/S2重賞1着馬は1kg加増
※2歳･3歳限定競走は除く

結論的には斤量｢56kg｣･｢57kg以上｣を背負うｵｰﾌﾟﾝ馬(A1級)が強い｡唯一､｢54kg(A2級)｣で優勝したのは2016年のｼﾞｬﾙﾃﾞｨｰﾉだが､当時4連勝中で､ｵｰﾌﾟﾝ競走を完勝していた実力馬だった｡

ちなみに､南関東のｸﾗｽは“番組賞金"によって決定する｡ JRAでは基本的に1つ勝つと上のｸﾗｽに昇級するが､南関東では5着でも賞金を獲得すると上のｸﾗｽに昇級できるのである｡

【金盃ﾄﾗｲｱﾙ】
今年度から実施された｢金盃ﾄﾗｲｱﾙ競走(※)｣｡金盃と同条件｢大井2,600m｣で行われるﾄﾗｲｱﾙで､重要な参考ﾚｰｽとなるだろう｡

※前年度の｢金盃ﾄﾗｲｱﾙ競走｣は悪天候により競走取り止め

2018年金盃ﾄﾗｲｱﾙの結果

報知ASC連対馬は3着内率100%!
【報知ｵｰﾙｽﾀｰｶｯﾌﾟ(報知ASC)の着順別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
報知ASC1着【0-1-0-0】
報知ASC2着【0-0-1-0】
報知ASC3着【0-0-0-0】
報知ASC4着以下【2-0-0-6】

お正月の川崎開催で行われる2,100mの重賞｡金盃の前後は中長距離重賞が各場で行われていることもあり､｢報知ｵｰﾙｽﾀｰｶｯﾌﾟ(S3)｣からの転戦馬は少ない｡

それでも､2017年2着のｸﾗｰｼﾞｭﾄﾞｰﾙは金盃で3着､2015年の優勝馬ﾄﾞﾗｺﾞﾝｴｱﾙは金盃でも2着に好走｡昨年も4着のｸﾗｰｼﾞｭﾄﾞｰﾙが金盃を制しているように､報知ｵｰﾙｽﾀｰｶｯﾌﾟで好勝負した馬には注目となりそうだ｡

2019年報知ｵｰﾙｽﾀｰｶｯﾌﾟの結果

もう一つの大井長距離重賞
【東京記念の着順別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
東京記念1着【1-0-1-1】
東京記念2着【0-1-0-1】
東京記念3着【0-0-1-1】
東京記念4着以下【0-1-1-10】

前年の9月～10月に行われる2,400mの｢東京記念｣｡前述したように､南関東では貴重な長距離重賞ということで､金盃と同様に多くのｽﾃｲﾔｰが参戦している｡

過去4年の｢東京記念｣優勝馬からは3頭が金盃に出走し､1勝､3着1回と一定の成績を残している｡また､｢東京記念｣2着馬も2頭が出走し､2着が1回｡

昨年は｢東京記念｣3着のｷﾝｸﾞﾆﾐｯﾂが金盃で3着､同11着のｳﾏﾉｼﾞｮｰが金盃で2着｡ｳﾏﾉｼﾞｮｰは｢東京記念｣11着からの巻き返しだが､“金盃ﾘﾋﾟｰﾀｰ"として見逃せない1頭だった｡

2018年東京記念の結果

ｽﾃｲﾔｰが大活躍!
【前走の距離別の成績(過去4年)】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1,800m未満【0-0-0-14】
1,800m～2,000m未満【0-2-0-9】
2,000m以上【4-2-4-27】

こちらのﾃﾞｰﾀは｢前走の距離別の成績｣となる｡前走が｢1,800m未満｣の馬は3着内の経験がなく､｢1,800m～2,000m未満｣は2着が2回あるのみ｡一方､前走が｢2,000m以上｣の馬は全4勝を挙げ､2着2回､3着も4回と好成績を残しているのだ｡

ｽﾃｲﾔｰにとっては目標となるﾚｰｽでもあり､長距離路線を歩む馬がきっちりと結果を出しているようだ｡

今回の｢南関ﾃﾞｰﾀ分析｣はここまで! 次回は新設重賞!｢金盃｣の翌日2月7日(木)に行われる｢雲取賞(S3)｣です!

南関ﾃﾞｰﾀ分析とは

南関重賞の過去の傾向をﾃﾞｰﾀで分析!
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(SPAT4ﾌﾟﾚﾐｱﾑﾎﾟｲﾝﾄ事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はﾃﾞｰﾀには含めておりません｡また､当ｺﾝﾃﾝﾂの内容においては､特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません｡

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