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〜南関重賞を解く〜 南関データ分析
2019年12月31日(火) 大井1,600m
東京2歳優駿牝馬(S1)
レース紹介

大晦日に行われる2歳女王決戦!「東京2歳優駿牝馬(S1)」!
地方競馬全体で行われている世代別牝馬重賞シリーズ 「グランダム・ジャパン2019 2歳シーズン」の最終戦。 全国各地から有力馬が大井競馬場に集結し、2歳女王の座を競い合う。 地方を代表する名牝が歴代優勝馬に並ぶ一戦を、過去10年の傾向から分析してみよう。

グランダム・ジャパン2019(外部サイト KEIBA.GO.JP)

【過去10年の優勝馬】
2018年
アークヴィグラス[大井]1人気
父サウスヴィグラス

2017年
グラヴィオーラ[船橋]9人気
父サウスヴィグラス

2016年
ピンクドッグウッド[愛知]6人気
父サウスヴィグラス

2015年
モダンウーマン[川崎]1人気
父サウスヴィグラス

2014年
ララベル[大井]2人気
ゴールドアリュール

2013年
ブルーセレブ[川崎]8人気
父アサクサデンエン

2012年
カイカヨソウ[船橋]1人気
父ティンバーカントリー

2011年
エンジェルツイート[大井]2人気
父タイキシャトル

2010年
クラーベセクレタ[船橋]2人気
父ワイルドラッシュ

2009年
プリマビスティー[船橋]3人気
父プリサイスエンド

サウスヴィグラス産駒が4連覇中!この4年間うち、2016年と2017年は2着も同産駒だったから驚きだ。

南関東リーディングサイアー(勝利数)は、2013年〜2018年まで「サウスヴィグラス」と「ゴールドアリュール」が上位2位を独占。 2014年にはゴールドアリュール産駒のララベルが制しており、近年は“旬"の種牡馬の産駒が活躍している傾向にある。

となると、パイロ産駒の活躍が気になるところ。 2019年の南関東リーディングサイアー(勝利数)は、12/11時点で1位「サウスヴィグラス」、2位「パイロ」。 残念ながら「サウスヴィグラス」と「ゴールドアリュール」はすでに亡くなっているので、パイロ産駒にはぜひとも注目したい。

南関東地区以外の騎手が活躍!
【騎手の傾向(敬称略)】
※左から【1着|2着|3着】
2018年
【瀧川寿希也|西啓太|町田直希】
2017年
【今野忠成|阿部龍|瀧川寿希也】
2016年
戸部尚実|阿部龍|森泰斗
2015年
阿部龍|桑村真明|石崎駿】
2014年
【真島大輔|矢野貴之|酒井忍】
2013年
森泰斗|楢崎功祐|山崎誠士】
2012年
【戸崎圭太|張田京|坂井英光】
2011年
森泰斗|戸崎圭太|真島大輔】
2010年
【戸崎圭太|矢野貴之|今野忠成】
2009年
【左海誠二|今野忠成|柏木健宏】

南関東地区以外の所属騎手が過去4年で“5連対"! 特に、ホッカイドウ競馬所属の「阿部龍騎手(※)」が好相性で、過去4年で1勝、2着2回の成績を残している。
※2016年の2着時は南関東地区で期間限定騎乗(川崎所属)

南関東所属騎手では「森泰斗騎手」が2勝、3着1回と活躍。 ちなみに、「森泰斗騎手」の南関東S1競走初優勝は、2011年の東京2歳優駿牝馬(エンジェルツイート号)である。

2019年度に南関東地区で期間限定騎乗する他地区所属騎手はこちら

近年のトレンド?
【所属競馬場別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
浦和【0-0-1-5】
船橋【4-2-0-25】
大井【3-3-3-54】
川崎【2-4-5-22】
南関以外【1-1-1-22】

過去10年で「船橋所属馬」が4勝、2着2回と好成績を挙げている。 これは勝率・連対率も同様で、勝率12.9%は全体でもダントツ、連対率19.4%も全体トップの成績だ。

次に注目したいのが「川崎所属馬」の2勝、2着4回、3着5回。 この中でも、近年のトレンドになりつつあるのが、「ローレル賞(川崎・S2)」好走(3着内) ⇒ 「東京2歳優駿牝馬」好走(同)のパターン。 該当馬は過去5年で5頭(※)もいるだけに、このパターンの馬が出走してきたら要チェックとなりそうだ。

ちなみに、昨年の優勝馬アークヴィグラスは、「川崎所属」としてローレル賞を勝ち、「大井所属」として東京2歳優駿牝馬を制している。

※5頭のうち、「ホッカイドウ競馬所属」で「ローレル賞」好走 ⇒ 川崎移籍 ⇒ 「東京2歳優駿牝馬」好走が3頭

ホッカイドウ競馬デビュー馬が強い!
【デビューした地区別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
南関東【2-3-6-70】
ホッカイドウ競馬【8-7-4-45】
その他【0-0-0-13】

続いて、デビューした競馬場別の成績。

「南関東」でデビューした馬の成績は2勝、2着3回、3着6回。 対して、「ホッカイドウ競馬」でデビューした馬は8勝、2着7回、3着4回となり、南関東でデビューした馬を圧倒している。 さらに顕著なのは直近4年で、1、2着馬は全て「ホッカイドウ競馬」でデビューした馬たちだった。

一方で、「ホッカイドウ競馬所属馬」としては優勝馬がいない。 ホッカイドウ競馬のシーズン終了前後(11月)に南関東へと移籍し、活躍する馬が多いようだ。

ちなみに、「南関東」でデビューした馬、いわゆる“南関生え抜き"での優勝は2013年ブルーセレブと2014年ララベルの2頭。

1〜3番人気が7勝!
【人気別成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1人気【3-4-0-3】
2人気【3-0-1-6】
3人気【1-1-1-7】
4人気【0-0-3-7】
5人気【0-0-0-10】
6人気以下【3-5-5-95】

「1番人気馬」は過去10年で3勝、2着4回の成績で、勝率は30.0%、連対率は70.0%。 「2番人気馬」は3勝、「3番人気馬」は1勝、2着1回で、「1〜3番人気馬」を合計すると、7勝、2着5回となる。 ただし、「1〜3番人気馬」が揃って3着内に好走した回数は0回。

一方で、「6番人気以下」も見逃せない。 該当馬は過去10年で3勝を挙げているが、実際のところは“過去6年"で3勝を挙げている。 また、連下に絡むケースも多く、過去10年で2、3着が5回ずつある。

昨年は「1番人気馬」が優勝し、2着「10番人気馬」、3着「11番人気馬」。 人気薄が激走した形だが、結果的には上記のデータ通りで決着している。

高配当の傾向!?
【配当傾向】
※左から【単勝|馬複|三連単】
2018年【170円|5,380円|108,900円】
2017年【2,450円|2,460円|26,630円】
2016年【1,870円|1,450円|28,530円】
2015年【190円|620円|13,180円】
2014年【370円|4,230円|86,450円】
2013年【6,400円|28,030円|683,340円】
2012年【160円|1,150円|11,140円】
2011年【610円|400円|14,740円】
2010年【540円|114,110円|1,800,940円】
2009年【570円|660円|8,960円】
平均【1,333円|15,849円|278,281円】

前項「人気別成績」の通り、6番人気以下の台頭に伴い、配当も高くなっている。 「単勝」こそ、落ち着いた配当が多いものの、「馬複」、「三連単」は高配当が期待できそうだ。

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