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コラム
「船橋競馬場の草の根活動部隊」
2015/8/4
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船橋競馬場はとなりが日本有数の大規模ショッピングセンターだから、いわゆる「オケラ街道」が専用道状態にはなっていない。 オケラ街道といえば、昭和40年代に廃止になった競馬場関連の新聞に、「開催日の夕方にはコソ泥が多発し」とか「無一文になった競馬帰りの客が民家の呼び鈴を鳴らし、“着ているものを買い取れ”と強要」……などと出ていたことを思い出す。
それから半世紀近くが経ったが、今でも最終レースが終わると寒色系の服を着た人々がゾロゾロ……というイメージは、今でも競馬場の存在を良しとしない人たちのみならず、一般的によく思い描かれる風景になっているような気がする。
しかしながら、実際にゴミを拾い集めてみてビックリ。馬券やマークカードって、道路や歩道にほとんど落ちていないのね!!
5月のゴミ拾い

7月20日(習志野きらっとスプリントの日)にも活動に参加したのだが、このときに私が現認したのは、オートレースの車券1枚だけ。むしろレシートとか吸殻とか、そういうもののほうが多かった。 でも世間的には、そういうゴミも競馬場のせいにされてしまうんだろうなあ。それって大半がぬれぎぬ、冤罪ですよ。でもそういう状況だからこそ、競馬場の周辺を美化するのは重要なことなのかもしれない。

この活動を始めたのは、船橋競馬で調教師補佐を務める、大津剛さんを中心としたグループ。 「ナイターも始まることですし、地域にもっと貢献できないかなと思って、まずは周辺美化から始めようと考えました」 という活動は、今年の春からスタート。主に船橋開催の重賞がある日の最終レース終了後に実施している。 「馬主会さんにその話をしたら、そういう活動はどんどんやりましょうと後押しを受けて、今回(7月)からスタッフジャンバーが用意されることになりました」

ということで、参加者は紫色の装いでゴミ拾い。でもかなり暑そう……。私も5月のときにビニール手袋を使用してゴミを拾ったが、手袋のなかがヒタヒタになってメチャメチャ汗くさくなったなあ。 ちなみに現在は、軍手と大型トングという装備で実施。10名ほどで船橋競馬場の外壁沿いをそぞろ歩き、歩道橋で道路を渡って反対側の歩道もゴミ拾い。いやあ、本当にゴミが少ない。最近の競馬ファンはマナーがいいなあ! と笑顔でそんな感想を言い合ったのも束の間、京成方面から帰ってきたチームのゴミ袋は大漁状態になっていた。なるほど、そっちのほうが競馬場としてはメインストリートなのね……。

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