「ちょっと気になる転入馬」」
2015/9/22
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で、今回の主題は、そのマイネルコンキスタ。
この馬、3走前が名古屋のA2クラスで1着。
そこから大井に転入して、2着、1着と来ていたのだから、人気を集めるのは当然のこと。
ただ、この馬は個人的に2歳時に牧場で見たことがあって、その印象から「1800mは微妙かもしれないな〜」とは思っていた。
しかし、それでも中心視したくなる理由があったのだ。
それは「東海地区のA級で好勝負=南関東のC1で十分通用」という、個人的なモノサシがあるから。
それは4年前の夏の、ボニータシチーという馬のおかげ。
その馬は笠松のA3クラスを勝って船橋に転入し、初戦と2戦目は左回りに対応できずに負けたものの、3戦目の大井C1クラスで1着。
そのときに馬券が大的中したのだ。
と、冷静に文字にすると脆弱な感じがするこのモノサシ。しかしそれはわりと合っているようで、その後もけっこう役に立っている。
たとえば一昨年の10月30日。
船橋競馬場の予想トークイベントに出させていただいた折、クラス編成の話になって、
頼まれてもいない最終レースについて「シンビオシスが勝つと思いますから注目してください」と口走ってしまったのだ。
その馬は笠松のA2クラスを勝って、転入初戦がC1クラスの最終レース。
その成績でC1なら、モノサシ的には絶対に通用するはずである。
といっても転入初戦だから、左回りを苦にするかもしれないし、体調が万全でない可能性もある。
それでそんなエラソーなことを言ったのだから、我ながら自分で危ない橋を作ったもんだよなあ。
しかしながら、結果は2番人気で完勝。
おかげで競馬場の帰り道に用心する必要はなくなった。
自分の馬券も爆裂に当たってめでたしめでたし。
でも、ここで通用するはずという確信めいたものは実際にあったのだ。
それはクラス分けのやり方の違い。
南関東は番組賞金の一覧表があって、それにあてはめると自分の格付けがわかる形。
つまり「絶対評価」である。
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