「有馬記念に行ってきました」
2015/12/29
2年ぶりに有馬記念を見に行ってきましたよ。いやいや、超絶に混んでいましたなあ。というわけで、有馬記念を見に行ってきたと書いたものの、レースを見たのはスタンド内のモニター画面。
なんてったって、いろいろな事情で中山競馬場に到着したのが有馬記念の発走4分前だったのだから、そこからスタンドに出ようとしたって無理な話。馬券売場からは見渡す限り人のカベで、あとは空しか見えないのだからどうにもなりませんですよ。
という有馬記念の馬券は自宅で買っていたのだが、現場に着いたらなんとなく追加購入。しかしそこで初心者みたいな大失敗。なんと有馬記念ではなく、最終11レースの馬券を買っていたのだ。どうか有馬記念がこの買い目で決まりませんように……
と祈ったのが天に通じたわけではないのだろうが、買った馬が1頭も3着以内入っていないという大惨事。よおし、ケガの功名で「最終レースで有馬記念の予想が当たる」ことを願ったのだが、パドックを見た瞬間に望み薄であることを悟ってしまった。こりゃ11番か12番が来るでしょ……
(有馬記念の馬券じゃなかった…)
しかしまあ、最終レースのパドックって、なんてガラガラなんでしょう。写真を撮ってくればよかったが、土曜日のメインレースに毛が生えたぐらいでしたわ。
私は2階のベランダから出走馬を見たのだが、レース確定後にゆっくり行っても最前列を確保できた。スタンドと反対側のパドックも人口密度が低くて、人よりも地面に貼られたタイルの面積のほうがはるかに大きい。入場者数は12万7千人余りと、昨年より1割近くも多かったのに?
確かに、場内には学生グループとおぼしき若者グループの姿がたくさんあった。最終レースは有馬記念と打って変わってスキマたっぷりのスタンドで見たのだが、周囲にいる若者はスタート直後に「そのまま!」(そんな人気薄、君が持っているわけないでしょ)とか、「アッゼニ!」(出てないやんけ)とか、しょーもないことを叫んでいた。
つまり、有馬記念だけを見に来た、そういう層が入場者数の増加に影響したんでしょうなあ。
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