「有馬記念に行ってきました」
2015/12/29
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そういう若者たちが地方競馬にも目覚めてほしいもの。じつは私もそのクチで、南関東でのデビューは競馬を覚えてから数年後だった。ラシアンゴールドとナリタハヤブサが同着だった帝王賞のあたりだから、1992年ですか。ちなみに南関東を認識したきっかけは、バイト先の居酒屋の板長が「東京ダービーでアポロピンクがよぉ〜」とわめいていたのを聞かされたこと。
やはり人とのつながりっていうのは、人生において重要なことなんですなあ。
その巡り合いに感謝しつつ、年の瀬も頑張っていきましょう。しかし30日の東京シンデレラマイルはむずかしい。だって大半の馬が条件級……
◎ララベル
○ブルーチッパー
▲ハッピーウェーブ
△マルカンパンサー
△ティーズアライズ
昨年は初めて3歳馬が制したが、今年もララベルが続くことを期待。ブルーチッパーは最内枠を引いたことが何よりの援軍だ。穴はB1クラスのハッピーウェーブ。連対率3割超えの出川克己厩舎から送り込まれた格上挑戦は、なんとなく不気味な香りがする。
そして大晦日は東京2歳優駿牝馬。ローレル賞では逃げ切りを許したスアデラだが、ゼッケン3番なら逆転の可能性が十分ありそう。モダンウーマンは前走が北海道所属馬だったが、今回は川崎所属での出走だから、輸送距離が短いのが何よりだ。
ただ、前に行く馬が多いだけに、後方からの上位食い込みも考えたいところ。マックスガーデンはローレル賞で2着から9馬身差の3着だったが、門別ではモダンウーマンを差し切ったことがある。こちらは今回から大井所属。その点もプラスだろう。
◎スアデラ
○モダンウーマン
▲マックスガーデン
ローレル賞の1〜3着馬でも、順番が変わる可能性が大とみてボックスで!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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