「女性ジョッキーに大注目!」
2016/3/7
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そのときは苫小牧の場外で馬券を買ったのだが、そこにいた旧知の水産会社の社長から「社員用に交通安全のお守りとして200枚買ったよ」と自慢された。じゃあ、そのお金は私がいただきますわ〜と、別の馬の単勝をガッツリ購入。でも同じことを考える人は全国にいっぱいいたらしく、ズバリと当たったけれど4倍しかつかなかった……。
それにしても、ハルウララの前に行われた黒船賞がおよそ3億円の売上で、その次のハルウララのレースのほうが黒船賞より売れたというのにはビックリ。馬券という商品を売るのに必要なことは、どうやって注目してもらうか、ということがキモなんですなあ。
というわけで3月3日の川崎競馬も、1日の売上高が10億円を突破。水曜日以外でここまで売れることはなかなかない。その要因のひとつには、私のような「藤田騎手は過剰人気だから、ハズして買えばオイシイぞ!」というスケベ心を持った人間の功績があったことは間違いないだろう。
そりゃそうですよ。単勝だけが売れているのかな〜と思って第1レースのオッズを見たら、連勝式も3連勝式も藤田騎手絡みがそこそこ売れているんだもの。そりゃ相場および商売の格言「人の行く 裏に道あり 花の山」でしょ!
というわけで、第1レースなのに清水の舞台から的な金額を投入(通常の自分比)。どう考えても単勝1.2倍のロゼッティローズから、藤田騎手以外に流す3連単でしょ!
と気合を入れたのだが、藤田騎手の後方から上昇していったロゼッティローズは、その位置取りが災いした感じで2着まで……。しまった、3連複3点買いでよかった(涙)
という負債を抱えたならば、現地で巻き返さなければならぬ。しかし第10レースでも藤田騎手の特需が続いていたのは意外だった。藤田騎手が騎乗する自厩舎のレガリアシチーは、最近の成績的に厳しいのが明らかで、専門紙上ではシルシがゼロ。それなのに締切5分前での単勝オッズは、6倍前後で2番人気。さらに馬連も藤田騎手絡みのオッズがけっこう低かった。これぞファンの底力!?
単勝が売れるのは分かりますよ。私の背後から「今日の単勝を6枚セットにしてヤフオクに出すんだ」と話す声が聞こえてきたし。しかし連勝式はねえ……というわけで、そこに投下された資金は栄養分。ここはチャンピオンゴッドとオーラゼウスの馬連1点、チャンピオンゴッドとオーラゼウスからの3連単5頭流しで万全でしょう!
と勝負して、みごとに資金を回収。でも1レースの穴を埋めるまでには至らず……。それに私は埼玉県人なもので、川崎までの交通費がけっこうかかるのよ。
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