「成功のためには果てしなき情熱が必要!?」
2016/9/5
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というチキンなハートを持っているので、基本的にはお付き合い程度。でもですよ、私の友人知人には気合が入った「投資」をしている人がたくさんいて、その熱の入れようにはビックリさせられますわ!
(1歳馬を熱心に吟味)
日曜日まで一緒にいた愛知県民は、某活躍馬を400分の20も持っているとのこと。つまり全体の5%。けっこうな良血馬だから募集価格もそれなりで、つまり数百万円を投じたということらしい。でもですよ、デビュー前にアクシデントがあったり、そもそも足が遅かったりしたらどうするんですか!?
「そうならないように、DVDをしっかりと見て、実際の馬もしっかりと見ているんですよ」やはり大金を投じるのに「顔がかわいい」とか「ずっと見つめてくれてた」などという材料で決断してはいけないんですな。
別の友人もテンション高め。帰り際にどの馬にするのか聞いてみたら、一口の価格が私の初任給と同じくらいの馬の名前ばかりを挙げた。そしてそれをおそらく5口買うはず。ということは給料5か月分?
そんな価格でもあっさりと売り切れになるんだから恐ろしい。もちろん、それは社台グループ系の某有名クラブだからこその現象ではあるのだろうが、しかしみんなフトコロが豊かなのだなあと思わずにはいられない。
ちなみに、お値段高めの馬をチョイスした友人は、高所得の職業である上に独身。もともと可処分所得が多い人なのである。そういう人が気合を入れて情報収集もしていたら、そりゃ私みたいなライトなレベルの会員が太刀打ちできるわけがありませんわ。
でも、1年後に走る馬を並べられて、どの馬の足が速いのかを的確に判断できる自信はないんだよなあ。30分後に走る馬を一斉に見せられて、それでどの馬の足が速いのかを判断する目はわりとあるほうだと思っているのだけれど。
そういう弱点を補うために、馬学そのものや馬体の理論などを勉強しないといけないなあ。「なんとなくこれがいい」から「理詰めで考えてこれがいい」に昇華させなくては!
そうやって、馬体を観察して「ケガなく速く走れるかどうか」を見極められれば、競馬場でもパドック診断の精度が上がるはず。やはり基本はとても大切。そして興味をもって数多く見ることもとても大切。それを「好きこそものの上手なれ」という人たちから教えてもらった募集馬見学ツアーでした。
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