「各地の競馬場は年末ムード!」
2016/12/29
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ということで、まずは30日の東京シンデレラマイルから予想。内回り1600mでも、差し追い込みが決まりやすいというのが個人的な印象なので、そのあたりを踏まえて考えてみると、
◎トーセンセラヴィ
○フジノドラマ
▲リンダリンダ
△プリンセスバリュー
△アイスカチャン
△マテリアメディカ
今年のメンバーもなんとなく全体的にペースが速くなりそうな感じ。トーセンセラヴィは前走と同じように中団に構えるようなら差し切れるとみます。
フジノドラマは格付け的に下でも大井のマイルで5戦5勝。井上弘之厩舎にとっては2000年の開業初年度以来の重賞勝利が狙えるかも(ちなみに開業初勝利が東京王冠賞)。
リンダリンダは3歳馬で56sは厳しい条件でも、堅実な差し脚に要警戒。プリンセスバリューの前走は、まさにビックリのダシヌケを食らった形なので、改めて上位食い込みに期待します。
アイスカチャンは距離延長が微妙でも、差し脚を長く使えそうと判断して押さえにマーク。黒潮盃3着のマテリアメディカも含めて、ここは馬連と3連複のボックスかなあ。
続いて大晦日の東京2歳優駿牝馬。ここはなんといってもヤマミダンスに注目でしょう!
◎ヤマミダンス
○アップトゥユー
▲ピンクドッグウッド
△ジュンアイノキミ
△オーブスプリング
△イクノチャン
と書いたのだけれど、逃げ馬たくさんで厳しいかも……。でもヤマミダンスは金沢で楽勝が続いて、笠松のラブミーチャン記念でも大楽勝。その馬が最内枠なら、逃げ切りに期待するしかないでしょう。
アップトゥユーは強敵でも、前走のローレル賞のようなマイペースにはならなさそう。ピンクドッグウッドは愛知移籍初戦でしかも遠征競馬ですが、川西毅調教師が「超たのしみですよ」と気合を入れていたのを加味して、3番手に抜擢したいと思います。
ジュンアイノキミは、距離不足でしかも大外枠だったエーデルワイス賞は度外視可能。それを除けば常に長く差し脚を使っているわけですから、大井のマイルで本領発揮となりそうです。
オーブスプリングも差せるタイプで上位食い込みが狙えそう。イクノチャンは胴が短いタイプでマイルはちょっと微妙かもなのですが、前崩れの展開になるようなら出番あり。と挙げてみましたが、大混戦となるのは必至。なのでやっぱりボックスで広く網を張る作かな!?
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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