「第31回全日本新人王争覇戦!」
2017/1/30
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(騎手紹介式)
さらに、地元の常連さんが「こんなメンバーじゃ予想できん」というほど、成績がイマイチすぎる馬を集めた10頭立て。そこに高知競馬が初めてという騎手が8名というのでは、どの馬が勝ってもおかしくないですよね……。完全にナンバーズ状態。
というわけでいつもどおり、3連複7頭ボックスでチャレンジ!と思って馬券を買ったら、マークカードの塗り間違いで6頭ボックスになってました。しかし結果は買う予定がなかった馬が1着。オヨヨ、1500円儲かった!
第1戦を制したのは「高知で乗ったことがあるというアドバンテージがいきましたね」という林騎手。2着には後方待機策から大外を回って突っ込んできた藤本騎手で、3着は先行策から流れに乗った小林騎手となりました。
しかし勝ち時計は1400mで1分36秒6と、メチャメチャ遅くてかなりビックリ。勝ったコウザンバニーの上がり3ハロンの推定タイムは42秒7とのこと。最下級のC3クラスとはいえ、遅すぎでしょ!
そんなレースを見て、競馬歴が長いワタクシではありますが、新たに気づかされたことがありました。「スローペースで溜めて行っても、差し脚を発揮できないことがある」
もともと足が遅いのだから、つまり瞬発力も……なわけですよね。第2戦も同じようなC3クラスのメンバーだったのに、勝ち時計は1分34秒2で、勝ち馬の上がり3ハロンの推定タイムは40秒8。なんですか、この違いようは!!
つまりは「下級条件のレースではスタートから同じようなペースで走って、徐々にスピードが落ちていく」ということなのではないかと。自分に置き換えれば、高校時代の持久走と似たような感覚かなあ。「道中の流れはどうであれ、最後は結局バテバテに」
だから「差し脚が決まった」と見えるレースも、じつは「スピードの減少幅が少ない走りをしていたら、前にいた馬が失速した」と言い換えられるケースがあるのかも。
もしかしたら「この馬は末脚が鋭い」と思っている馬でも、本当は「たまたま勝つ展開になった印象が残っている」だけだったりして!?
そういう見かけと中身の違いにダマされていたケースはけっこうあったかも。川崎記念の出走馬も、見かけと中身は相違がないのか、しっかりと確認しなければ!
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