「日本のウインズを踏破しました!」
2017/2/13
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と思う反面、やはり昨今の全体的な傾向と合致しているような。というのは、5階のゆったり座れる1人用のソファに空席が2つほどあったのですよ。私が競馬を覚えたころ、場外馬券売場はメチャメチャ混んでいて、それは電話投票の権利がなかなか当たらないというのが大きな理由だったわけですが、競馬場のみならずウインズでも馬券を買うのに大行列。
(5階のイスには空席がチラホラ)
それがブロードバンドの時代になって、場外にわざわざ来る必要がなくなったのに加え、場外で一緒に競馬を楽しんでいた仲間がひとり死にふたり死に……というベテランファンには抗えぬ時の流れがあるために、ますます来場者が減ることになったのではないかと。
実際、この日のウインズ新横浜で3人以上のグループとおぼしき客は、インドもしくはネパールあたりの料理人と思われる4人組だけしか見当たりませんでしたからねえ。
というわけで居住性はいいのですが、若干さみしいかなという印象。当然、馬券発売機の前はガラ空きでございました。この流れはもうどうにもならんのでしょうね。しかしですよ、土曜日の午後2時半でこんなゆったりの空間が、さらに平日は全くといっていいほど使われていないのはもったいないにも程がある!
同じことは山手線の新橋と浜松町の間にある、線路のすぐ横にそびえたつイタリアチックな大きなビルを見るたびに思いますね。週末はウインズ汐留、大井開催日は「offt汐留」として活用されているものの、年間の半分以上の平日は「空きビル」ですよ。もったいない。
とはいえ、稼働させるとなると電気代はかかるし人件費もかかるから、そのへんの事情があるのかもしれませんけど。でも、どう考えても「もったいない」しか浮かばないんだよなあ。と思ってしまうのは私が貧乏性だからかしら。
でも今は地方競馬場の施設でJRAの馬券を売っているわけだし、逆もまたアリなのではないのかと。ちなみにウインズ難波と神戸では園田&姫路競馬の馬券を売っていて、10年くらい前の話ですが、けっこう混雑していました。
馬券発売だけじゃなくても、セミナー会場にするとか試験会場にするとか、貸しホール的な形でも使えそうな気がするんですよね。というのも、都市部にあるウインズの立地条件がよすぎるから。新横浜なんて新幹線が停まる駅から徒歩5分ですよ。周りはオフィスビルが並んでいるのに、平日はウインズだけ照明が消えているって、もったいなさすぎる!
せめて平日は地下1階から2階までだけでも開けて南関の馬券を売ってくれれば、地下1階の飲食スペースで飲みながら勝負する需要を喚起できるのに。残業時の買い出しついでに馬券も買えますよね。20年前の私がそうでした(笑)。
そういえば、店内で公営競技のテレビを放映している居酒屋って、たぶんないと思うんですけど。
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