「ダービーシリーズがスタート!」
2017/5/29
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そんなわけで日曜日の東京競馬場に着いたのは午後1時すぎ。しかしまったく気合が入らず、ダービーまで息を潜めることにしました。だって座右の銘のひとつは「健全な馬券は健全な肉体と精神に宿る」なんだもん。
という時を経て、満を持して向かうは日本ダービーのパドック。このときは東京競馬場の近所に住む山崎くんと一緒でした。でも山崎くんは「ダービーはさすがに馬なんか見られないんじゃないですか?」と半信半疑。
いや、それがそうでもないんですよ。パドックに到着したときの状況は、まさに黒山の人だかり。それがスタンドから遠いほうのエリアは特に、前のほうに陣取っていた人がちょいちょいパドックから離れていくんです。最初の位置取りは階段状になる場所から3列ほど後ろでも、そのたびにジワジワと位置取りを上げて、もうそろそろ騎乗周かなという頃にはなんと、前から4列目で日本ダービーの出走馬を見ることができたのです!
「ホントですね。けっこう見られるものなんですね」と競馬歴20年以上の山崎くんは、今さら知った事実に驚いた様子。そうなんです。要は「落ち着け」ということなんですよ!
その位置でじっくりとパドック診断をして選んだ馬は、スワーヴリチャードとペルシアンナイトの2頭。そこからの3連単&3連複を中心にして勝負したら、軸馬は2着と7着。しかし同じ枠のレイデオロが優勝したおかげで、枠連が当たってちょっとのマイナスで済みました。枠連バンザイ!!!
(日本ダービーは4コーナー付近で観戦)
しかし以前のダービーデーよりは明らかに人が少なかったですね。ダービーの発走前にターフビジョンに映し出された「午後3時時点での入場者数」は12万人弱で「やっぱりそんなもんか〜」という感想でした。現地に来る人を増やす、または維持していくかは各競馬場にとっての命題になっている感じがしますが、個人的には競馬という勝負の魅力を発信していくのが長い目で見ていちばんなのでは思うんですよね(意見には個人差があります)。
日本ダービーが終了すると帰路につく人が続々。しかし我々はそんな世間の動きとは関係なく、やるぜ九州ダービー栄城賞!
……と思っていたのですが、ダービー反省会への移動やらでバタバタしていたら、すっかり買うのを忘れておりました。いちおう予想はしていまして、2着馬はノーマークだったから買わなくてラッキーだったんですが……。しかしその2着のフジノカミワザ、大井で1勝を挙げていた馬で、佐賀で笹川翼騎手が乗っていたのだから、買えないことはなかったか?
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