「ひとあしお先に弾丸ツアー中!」
2018/6/4
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私が勤めていた会社は地下鉄銀座線の虎ノ門駅の近くにありまして、ウインズ新橋まで徒歩3分。なので雪や台風などで日曜日の中央競馬が月曜に順延されると、昼休みに100%の確率でウインズに行っていました。
その当時のウインズ新橋は、単勝も複勝も枠連も馬連も、すべて1000円単位というバブリーな場外。それでも昼の時間帯はメチャ並んでいたのですから、今になって考えると恐ろしい世界でした。
そんな経験をして、現在はけっこうな大人になったわけですが、今年の日本ダービーで1000円の馬券を買おうとマークカードを塗ったら、出てきた馬券が100円分だったんですよ。もう、金額欄のいちばん右に印をつけるのがクセになっているんですな……。
そんなことをやっているのでは、儲かる確率が低いんです!
それは新入社員のとき、ゲームセンターでの勤務時に早くも実感していました。メダルゲームでメダルを大量に持っているお客様って、張りかたが尋常じゃないんです。まさに湯水のごとくメダルを使って、湯水のごとくメダルをゲット。1000枚を投入して1割の利益率を実現すれば、100枚のプラス。しかし10枚しか持っていない人はチビチビと使いますから、たとえば競馬ゲームですべての買い目に強弱をつけて賭ける人には、とてもかなわないわけです。
私の友人が調べたデータによると、単勝人気の分布がある一定の条件の下では「2〜7番人気馬の3連単ボックスを買うと、もっとも投資効率がいい」のだそうです。6頭ボックスだから120点買い。ちなみに私はそれをやったことがありません(汗)。
そうなんです。つまるところ、競馬(この場合は馬券)に勝つためにもっとも必要なことは、お金から手を離す勇気なのだと思うのです。
それに気づいたのは早かったのに、いまだに実行に移せていないのは、私のチキンな性格ゆえ。川柳で「毎週の タネ銭あるのが 摩訶不思議」(詠み人知らず)というのがありますが、それって負ける人の典型例。私もいまだにそのエリアなんですよね。その世界にドップリ浸かるのもいいけれど、今週はそこから脱却できるように頑張ってみようかな!?
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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