「新記録!」 2/3頁
2018/8/13
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でもそういうときには「逆張りしよう」という考えが発生するもの。個人的にそれでもっとも盛り上がったのが、2004年3月22日。高知競馬場でハルウララに武豊騎手が乗ったときでした。
その日は北海道苫小牧市の場外発売所にいましたが、場内は苫小牧にしてはかなりの混雑。ちょうど居合わせたシシャモ屋の社長が「ハルウララの単勝を100枚買ったよ。従業員へのプレゼント用なんだけど、マークカードを塗りすぎて手が疲れたよ〜」と言いながら、馬券の束を見せてくれました。おそらく全国にそういう人がたくさんいたんだろうなあ。当たらないから交通安全のお守りになるとか言って。
その日の高知競馬は黒船賞がメインレース。ハルウララが出る最終レースの「YSダービージョッキー特別」も全国発売対象レースになっていました。となれば、ここは逆張りするしかないでしょう。だって、絶対に勝たない馬が単勝1番人気になっているんですよ!
だから必死になって勝つ馬を推理。しかし高知競馬の最下級は比較がメチャメチャ難しい……
それでも前走5着のシルクコンバットか、転入2走目のフアストバウンスだろうと踏んで単勝2点で勝負したら、みごとにフアストバウンスが逃げ切り。レースは某牧場の事務所でテレビ観戦しましたが、オッズがたったの4.0倍でガックリでした。みんな同じことを考えてたんだなあ。
でもやはり「人の行く 裏に道あり 花の山」は、常に頭に入れておきたい有名な格言。日曜日の大井競馬に的場文男騎手への応援投票が含まれているのが明らかならば、そこには妙味も含まれているはず!
というわけで、第9レースの「大井のSPAT4プレミアムポイント賞」は、的場騎手を完全に外した馬券を買ってみました。
メンバー的に単騎逃げが見込めそうなモンサンアルナイルを軸にして、相手はガーデンズキュー、サノマル、トルナベントを選んで3連単と3連複。的場騎手の馬は7番人気(18.9倍)になっていましたが、多少は前売り分が入っているはず。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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