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コラム
「北海道からコリアカップに転戦」 1/3頁
2018/9/10

このたびの北海道胆振、日高地区を震源地とした大きな地震。その揺れにびっくりさせられ、そして電気が止まる、水が出ないなど、たいへんな不自由を強いられたようです。私の友人知人に限っては、ケガをした、家が大きく壊れたなどの被害は出ていないようなのですが、帯広と門別の開催は中止になってしまうなど、いろいろと影響が出ています。この場を借りて、お見舞い申し上げます。

じつは私、先週月曜日まで北海道に行っていまして、日曜日はJRA札幌競馬場に突撃しておりました。平成最後のJRA北海道開催ということで場内は大混雑。そして最終レース後の馬場開放に参加するため、長蛇の列に並びました。いやあ、芝コースはけっこうボコボコなんですねえ。今年は雨が多く、柔らかくなった芝を馬が走ればそりゃ蹄跡がくっきりとつくわけで、それが晴れて乾くと、その凹凸が簡単には修復できなくなるというプロセスが実感できました。

札幌競馬場の芝コース
(札幌競馬場の芝コース)

しかしながら、歩くと捻挫しそうな感じはあっても、軽く走るとそれほど気にならなかったのが不思議なところ。それでもケガのリスクはけっこうありそうだなと感じました。

ダートコースも凹凸をどれだけ減らせるかが最大の管理要素で、堅い路盤の上に敷かれているクッション砂はきれいに均されていますが、問題はその下。こちらも雨が降っていわゆる“脚抜きのいい馬場"になると、馬の蹄鉄が路盤に強く当たりますから、そこにデコボコができます。そのあとに晴れが続くと、それがそのまま固まってしまうのです。

「路盤」ですから、芝コースとは比べ物にならないくらいにカチンカチン。そういう場所を運悪く踏んでしまうと、そりゃ脚がクキッとなりますよね。なので各競馬場ではときどき、クッション砂をぜんぶ撤去して、路盤をきれいにする作業をしているのです。最近、佐賀競馬場と名古屋競馬場では、開催を1か月ほど休んで路盤を直す工事を実施しました。南関東でも非開催日に行くと、砂のないダートコースを見られることがありますね。

その重要な路盤の維持管理。それがまったくできていないのが、韓国のソウル競馬場なのです。北海道から帰宅して中1日で韓国に出発。第3回コリア・オータムレーシングカーニバルに行ってきました。

ソウル競馬場は市内の中心部に近いところにありましたが、約30年前にソウルの隣の果川市に移転。開催日は原則として毎週土日で、移転以来、おそらく2週間以上の開催休みをしたことがないと思います。

旧正月、盛夏休み、旧盆は1週間のお休みがありますが、それ以外はしっかり開催。ということで「けっこう路盤がひどい」と、多くの騎手から聞きました。

というソウル競馬場ですが、そこで行われる今年のコリア・レーシングカーニバルには、日本、香港、シンガポール、米国、フランス、UAE、アイルランドからの遠征馬が参戦。

しかし結果は、1200mのスプリント、1800mのカップともに日本馬が勝利して、5着以内に入った遠征馬は、スプリント2着馬(香港)と4着馬(米国)、カップの5着馬(アイルランド)だけでした。

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