「中野省吾騎手の騎乗ぶりを拝見!」 2/3頁
2018/12/10
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しかし2年ぶりのマカオ競馬ですから、まずはマークカードの塗りかたをお勉強。マカオのマークカードは長方形で、そのなかに塗っちゃいけないところと塗らなきゃいけない項目がある、客にやさしくない構造なんですよ。
(塗りかたの説明書はあるけどややこしい)
第1レースは7頭立てで、中野騎手は騎乗なし。パドックを見たらすぐに実質4頭立てであることが判明したので、雰囲気がよかった九天神駒を1着固定にしての3連単を買うことに決定。それを塗って窓口に出したら、余計なところを1か所塗っていたようで、塗り直せと命令されました。
しかしマカオ競馬は客があまりに少ないために、スタンドの窓口は3か所だけ。だからその少ない客が集中するわけですよ。それであえなく締め切られ、あっさり九天神駒が勝利。実質4頭立ての4頭が4着以内を独占して、3連単の配当は89.1倍でした。こんなチョロイ馬券を塗り間違いで逃すとは……
(相変わらず客が少ない)
続く第2レースは中野騎手が騎乗。しかし成績的に微妙な馬で、パドックで見た馬体もビミョー。最終的には12頭立ての11番人気で、それでも6着に健闘しました。
レースを見ると、中野騎手の騎乗姿勢だけがとても低くて、ほかの騎手とは明らかに違う乗りかたをしていました。マカオの騎手は通年ライセンスの所持者が10名で、短期免許が6名。マカオ人は1人だけで、あとは香港、フィリピン、パナマ、ブラジルなどから流れてきた人たちという構成となっていまして、騎乗技術のレベルとしては、まあそのなんというか、アレですよ。
そのなかに入れば中野騎手は間違いなく互角以上だと思うんですけれどねえ。いろいろとむずかしいところがあるのかしら。
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