「はじめてのウッカリミス」 2/3頁
2018/12/17
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続く第4レースは国際競走の香港ヴァーズ。ここはリスグラシューを信じて単勝を中心に購入。そして残り100mで「もらった〜!」と確信するも、香港馬に差し返されてまさかの2着。17.55倍の馬連は当たったけれど、単勝をハズしたのは痛すぎる……
気を取り直して第5レースはスプリント。日本から出走したファインニードルは、ゲートが大外12番。その時点で上位に入る可能性はゼロと踏んで、ここは香港馬で勝負。結果は予想通りで3連複が当たりましたが、36.4倍ではちと微妙。
(立ち回りがうまくいかず)
この流れのままではイカンと危機感を覚えつつ、第7レース、香港マイルのパドックへと向かいました。すると地元のオジサンから「私、ペルシアンナイトを狙っているんだけど」と話しかけられました。
でも個人的には買う予定がまったくなかったもので、「前回のレースはインコースを通って勝ったんですよ。でも今回は14番ゲートだから、勝つのは難しいと思いますよ」と、マジメに返事してみました。
しかしペルシアンナイトは外を回って5着に入線。これはよく頑張った!勝ったのは香港のビューティジェネレイションで、単勝1.5倍という数字どおりの完勝。接戦の2着争いはヴィブロスが制しました。その馬連は38.4倍で、3連単が470.2倍。ここだったか、勝負するべきレースは!
大阪の知人には「1着と2着を固定して、3着と4着は総流しとか、そういう馬券がオススメですよ」と話したのに、なんでそれを自分がやらないのよバカバカバカ。複勝は9倍ついたけれど、それだけじゃもったいないですよ。よおし、国際競走4レース目の香港カップは9頭立てだし、キッチリと当ててやりますぜ。
と気を取り直し、ディアドラの単勝やら4連複やらを購入。しかしそこで初めてのミスをしてしまったのです。4階の席に戻って買った馬券をチェックしたところ、「現金券」が見当たらないのです。香港の馬券は機械での発売が大半で、最初に窓口で現金を「現金券」というバーコード付きの紙に変えて、それを使って買う形式。機械にはお金を入れる場所がありません。
そこに「現金券」を入れ、続いてマークカードを入れると馬券が出てくるのですが、最後に「完成」ボタンを押して精算する必要があります。私はどうやら、その「完成」ボタンを押し忘れたらしいのです。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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