「気合が重要!?」 1/3頁
2019/4/1
3月下旬から4月中旬は個人的にけっこうな繁忙期になるのが毎年の恒例。しかしながら、かつてほど無理で無茶なスケジュールを組むと体に堪えるような気がするのは、こりゃもう仕方がないことなのかなあ。
3年前の3月最終週を振り返ると、そのときは岡山県と鳥取県で2日間にわたって牧場の取材をしてから関空に行き、第1ターミナルのビジネスコーナーで徹夜してそのまま北海道に飛んで、また別の牧場で撮影と取材。
それが終わってジェットスターで成田空港に戻ったら、自宅に帰れる電車が終わっていて(深夜バスを使えば帰れましたが……)、さらに雨が降っていたので成田空港第2ターミナルで夜明かしすることを決断。せっせと朝まで編集作業をしてから京成電車で爆睡。そして自宅に帰ってからすぐに出かけ、かつての職場仲間と埼玉県内の酒造会社で工場見学と酒盛りをして、さらに有楽町でとある女性歌手(ももいろクローバーZではありません)のファン仲間と焼肉パーティー。
いや~、あの年のスケジュールをまたやれるかと聞かれると、やれるかもしれないけど、実行すると命の危険を感じそうだなあ。
でもそのときに知ったことがありまして、それは「酒は、心を武装して飲めばあまり酔わない」ということ。私が誘われて行った酒造会社の見学は、その後の試飲がメインイベント。ちなみに試飲はたしか3000円くらいの有料で、そこの社長が来場者をつぶす気マンマンで接待するのです。
試飲の客の多くはそれにまんまと引っかかり、ぐったりする人が続出。私のグループは8人で、そのうち5人が残念な状態になっていました。さらにスマホを水没させた人が1名。
しかし私は、出された日本酒、注がれた日本酒を全部いただいたのですが、まったくの無傷だったのです。私は基本的に日本酒に対してイマイチで、飲むとだいたい翌日は使い物にならなくなるタイプ。しかしその日は「強いですね」とみんなに言われるほどでした。
考えてみればそれも当然。業務が立て込んでいる状況なので、酒を飲みに行くのに酔っぱらったらダメという気持ちで行きましたから。徹夜明けでもその心構えのおかげで日本酒に勝てたのだと思います。そして副産物がひとつ。そういう気持ちで飲んだら、日本酒の味がよくわかったのです。やはり人間は気合が大切だということを改めて感じました。気合だ~!
(移動の途中で立ち寄ったのはサテライト津山=岡山県)
次のページへ
馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.