「まもなく繁忙期がひと段落」 2/3頁
2019/4/22
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……でも払い戻しの金額的に違和感あり。続いて成績表を見て、オウケンビリーヴが発走直前に競走から除外されたことを知りました。返還の総額はなんと3億4970万円。総売り上げの4割以上ですかマジですか……
3年前のマリーンカップでも、ブチコが同じようにゲートの扉に顔をぶつけて競走除外になりまして、そのときの返還金額は3億6460万円。同じく総売り上げの4割強がファンのフトコロに戻っていました。
この大返還は運営側にとっては痛すぎるもの。レースの実施には固定費用がかかりますからね。でもそこでケガした馬を無理やりスタートさせないことが、競馬における「公正」と「信用」につながっているのだと思います。
しかしながら、レースに臨めるかどうかを判断する人にはかなりのプレッシャーがかかりそう。逆に、ちょっと枠入りをゴネただけですぐ競走除外にする香港は「もうちょっと頑張れよ」と思ってしまいます。
スタート地点での枠入れ作業は、観客席や画面上からだと簡単な仕事に見えますが、実際はピリピリとした空気がある様子。JRAの場合は基本的にJRA職員が枠入り作業を担当しますが、自分が担当する馬が競走除外になると会社にすさまじい額の損害を与えることになるので「仕事は30分に1回ですけど、メッチャ緊張感がありますよ!」と、その業務をしている友人が話していました。スタンド前の発走は、とくに緊張度が高いとのこと。
マリーンカップのスタート地点はファンエリアからちょっと離れていますが、その付近は馬場入口とか自動販売機とか馬主会の事務所とか、いろいろなものが目に入る場所。マリーンカップの除外防止対策として、外ラチ沿いに壁を建設する手があるかもしれないですね。来年以降、スタート直前の競走除外からの大返還が発生しないように願うばかりです。
ということで、予想は当たったけれど買っていなかったマリーンカップを経て、週末はいつものように高知競馬で網打ち勝負!
しかし先週の高知競馬は難しかったとです……。軸不動の馬がいたレースで3連複ボックスを買い、6.1倍と5.8倍を的中。これは仕方がないとしても、グリーンチャンネルの「地方競馬中継」で予想を披露した日曜日の二十四万石賞は、3連複が9万馬券になったのに取り逃すという不甲斐なさでした。やはり疲労のせいで感性が鈍っていたのかしら?
(ハズレて残念の巻)
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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