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コラム
「夏が来た!」 3/3頁
2019/8/6
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そのため、夏場は「調教であまり負荷をかけられないですね」とのこと。トレーニングでヘトヘトになってしまっては本末転倒ですからね……。

暑い……
(暑い……)

そういう状況ですから、この時期の予想に重要となるのは、いわゆる「夏に強い」タイプなのかどうか。でも基本的にサラブレッドはみんな、夏が得意ではないんですよ。そのなかで夏に実績を残している馬というのは、「ほかの馬に比べるとヘバっていない」ということなんだと思うんですよね。

その関係からか、ほかの季節に比べると、小柄な馬のほうが有利なのではと思います。全身運動で発生する熱量はたいへんなもので、大型馬はオーバーヒート状態になりやすいでしょうからね。

古馬戦はとくに、そこを重視するべきではないかしら。今週は重賞がないので、船橋開催の最上級条件、千葉日報賞を検討しましょう。出走12頭のうち7頭が、前走で同じレースに出ているけれど、そのときとは違う結果になるのかしら!?

◎2.ベイビータピット
○10.マルヒロナッツオー
▲6.ゴッドフュージョン
△1.サダムリスペクト
穴5.ヤンキーソヴリン

ベイビータピットは徐々に体重が増えて、現在は500kg前後。それでも7月から9月までの成績が7戦4勝で3着内率100%ですから、夏が苦手というタイプではなさそうです。前走は3着でも今回が休み明け3戦目なら、前進する可能性が高そう。

マルヒロナッツオーは出走馬のなかで2頭の“芦毛"。実際のところ、「白い馬は夏に強い」という統計データはないらしいのですが。それでも7月から9月までの成績が8戦4勝、2着1回だったら、夏に対する耐性がほかの馬よりあると考えていいと思います。昨年のこのレースでは2着でしたし。

続いて注目できそうなのが、7月から9月までの成績が13戦6勝というゴッドフュージョン。サダムリスペクトは夏が得意かどうかは微妙という気がしますが、転入後の成績が良好で、前走で同じクラスを勝っているのに負担重量が同じという点が有利。暑さを実力で克服する可能性はあるでしょう。

「穴」として挙げたヤンキーソヴリンは、7月から9月まで14戦未勝利でも、2着が7回もあるのが不気味。さらに一昨年のこのレースで2着でしたからね。夏バテしにくいという話もある“セン馬"でもありますし!

プロフィール
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浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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