「ひとり民族大移動」 1/3頁
2019/9/30
この標題は、かつて「ワールドプロレスリング」の実況を担当していた古舘伊知郎アナウンサーが、アンドレ・ザ・ジャイアント選手につけたキャッチフレーズ。
身長223cm、体重250kg。
飛行機のトイレはどうやって使ったのか、などなどの疑問は解けないままですが、こちらは移動距離が長いという話。単純にスケジュールの問題であります。
9月18日の水曜日に大井競馬場に突撃して東京記念で負け、その翌日は名古屋競馬場。その日のうちに自宅に戻り、翌日の金曜日の午後に再び出発。使うキップはJR東日本と北海道の普通列車が7日間乗り放題で10850円という“北海道&東日本パス"です。
目的地は岩手県。でも各駅停車しか使えないので、途中の宮城県塩釜市で1泊し、翌日の土曜日に盛岡駅に到着。そこからは24時間で3300円なのに3ナンバーの高級レンタカーに乗って、センターラインがない峠道を経て岩泉町に到着。ここが今回の旅の目的地である「寝台特急日本海」。そのA寝台に宿泊するのです!
(山奥にブルートレイン)
しかし私ったら、うっかりその翌日に高知競馬場での取材仕事を受託してしまったのですよ……というわけで、この行程で岩手県の山奥から高知県に移動することにしました。
●岩泉7時発→(レンタカー)→9時に盛岡着
9時50分→(はやぶさ号)→11時38分大宮着
大宮から羽田空港に移動して、14時15分発の飛行機→高知空港に15時35分着
高知空港からバスとタクシーで17時に高知競馬場着
→18時10分発走の珊瑚冠賞を取材
そしたらなんと、台風が接近してくるではあーりませんか!飛行機がちゃんと飛ぶのか、ドキドキですよ。でも飛ぶと信じて羽田空港に到着すると、どうやら欠航にはならない様子。
しかし飛行機はビビるくらいに揺れて、高知空港に着いたら今にも雨が降りそうな空気。こりゃずぶぬれを覚悟せにゃならん、と直感したのでタオルとサンダルを買ってタクシーに乗ると、大粒の雨が降ってきました。
しかし雨は、降ったり止んだりの繰り返し。珊瑚冠賞のときもパドックは曇り、本馬場入場は豪雨、レースは小雨でした。おかげでビニールの雨カッパを使っただけで取材は完了。無事に移動できたし雨でボロボロにならなかったし、マンモスラッキー!
(珊瑚冠賞のパドックは曇り)
次のページへ
馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.