「そのだ・ひめじの吉田勝彦アナウンサー」 2/3頁
2020/1/14
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高校卒業後、ラジオドラマの俳優を志して加古川から大阪の養成所に通い、そのなかで見つけた競馬実況のアルバイト。自宅から阪和線の久米田駅まで片道3時間をかけて通い、競馬のことを知るために厩務員と一緒に汗を流して働いて、そして徐々に自分のスタイルを確立していった……
その実況は、描写ではなくドラマ。
私の友人のひとりは「競馬の実況に物語はいらないでしょ」と言いますが、それも正論だと思います。
でも吉田先生の実況は独自の世界。園田競馬場で実施された2008年のJBCでは、JBC競走の前後の重賞、楠賞と兵庫クイーンカップを実況されたのですが、
そのときに初めて園田競馬場に来たとおぼしき若者が「実況にシビれた!」と笑顔満面で叫んでいました。
(最終レースで横断幕)
観客に興奮を湧き起こさせるのが「吉田節」。
最後の実況となる1月9日は、第1レースと第2レース、そして第5レースと第6レースを語るとのこと。
その発表を受けて、第1レースを姫路競馬場で聴き、すぐに移動して第6レースを園田競馬場で聴くという計画を立てました。
となると効率的な移動方法は、夜行バス(汗)
年末の体調不良の影響がまだ残っているのは自覚していますが、これはもう仕方なし。せめて少しは楽をしようと、3列シートのちょっとお高いバスで出発しました。4000円ですけど。
翌朝6時に京都駅に着いて、電車で姫路駅に向かい、播但線に乗り換えて2駅の野里駅で下車。そこから徒歩10分で姫路競馬場に到着です。
翌週から始まる「7年半ぶりの姫路開催」に向けて、場内はどうなっているのかな?と思いながら入ったら、走路はまだ整備の余地を残している感じ。
「最後の直線に外ラチを付けてほしい」という某騎手の要望が叶えられているか確認に行くと、残念ながら外ラチではなく、旧来の鉄柵のままでした。
(姫路競馬場)
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