「大井競馬場で勝負」 1/3頁
2020/3/3
先週木曜日から競馬場および場外発売所にファンを入れないで開催するということになりましたが、
開催自体が中止になるということはなく、今日も全国各地で馬は走っております。
私が「無観客競馬」になることを知ったのは、その前日の第9レースが終わったあたり。
大井競馬場で知り合いの馬主さんに遭遇して、「明日からお客さんを入れないで開催することになったって」と教えてもらったのです。
その人は顔なじみの売店のおねえさんにもそれを伝えておりまして、その話を聞いたおねえさんが電話でおそらく店長に「あした、私は休みになるんですか???」
とでっかい声で聞いていました。
そんな大きな声だとほかのお客さんにも聞こえるやんけ。
それがもし早トチリとか間違い情報だったらどーするのよ。
と思ったのですが、その情報は本当でした。
じつはその前の日も大井競馬場に行っていたのですが、到着が遅かったもので
まともに参加できたのは最終レースだけ。
大井所属騎手限定のキャピタルステッキ賞なので騎手がクローズアップされるわけですが、
私の注目はマルカンベルガー!
(マルカンベルガー)
なんとこの馬、母のスーパーベルガーがレオグリングリン産駒なんですよ!
レオグリングリンといえば、今はなき上山競馬場(山形県)所属で、
東北アラブダービーやアラブ大賞典蔵王賞を制し、
1992年に大井競馬場で実施された全日本アラブ大賞典で2着に入った東北の猛者!
私の競馬デビューの地は上山競馬場ですから、その当時のレオグリングリンは超有名。
52戦31勝で、3着以内が48回。
その当時は「鉄よりカタいレオグリングリン」と言われていたものでした。
その血を受け継いだスーパーベルガーは、北国アラブチャンピオンなどを勝利。
その母から誕生したマルカンベルガーはまさに、アラブ界の超良血なのであります!
といっても、現在はサラブレッドの良血馬がわんさかいる時代。
さらにこの馬は、うまれた場所が福島県伊達郡桑折(こおり)町。
福島と宮城の県境付近ですよ。
そういうプロフィールでよくここまで来たものだと感心できる存在。
そんなオールドで渋い血統の馬に乗るのが的場文男騎手っていうのがチョー胸熱!
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