
南関東クラシック第2戦「東京ダービー(S1)」
激戦の南関東クラシック戦線を勝ち抜き、「第65代東京ダービー馬」の称号を手にするのは!?
過去10年のデータを“東京ダービースペシャルバージョン”でご紹介♪
年 | 優勝馬 | 所属 | 種牡馬 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ハセノパイロ | 船橋 | パイロ | 2人気 |
2017年 | ヒガシウィルウィン | 船橋 | サウスヴィグラス | 2人気 |
2016年 | バルダッサーレ | 大井 | アンライバルド | 3人気 |
2015年 | ラッキープリンス | 浦和 | サイレントディール | 9人気 |
2014年 | ハッピースプリント | 大井 | アッミラーレ | 1人気 |
2013年 | インサイドザパーク | 船橋 | タイムパラドックス | 4人気 |
2012年 | プレティオラス | 大井 | フィガロ | 6人気 |
2011年 | クラーベセクレタ | 船橋 | ワイルドラッシュ | 1人気 |
2010年 | マカニビスティー | 大井 | ゼンノロブロイ | 1人気 |
2009年 | サイレントスタメン | 川崎 | レギュラーメンバー | 8人気 |
過去10年の東京ダービー馬はご覧の通り。
地方コースを舞台に活躍した「レギュラーメンバー」、「タイムパラドックス」、「サイレントディール」、
さらには、「サウスヴィグラス」を父に持つ産駒から東京ダービー馬が誕生している。
また、特徴的なのは「同じ種牡馬の産駒が優勝していない」ということ。
ディープインパクト産駒が4勝、キングカメハメハ産駒が2勝している「日本ダービー(JRA・G1※)」とは対照的だ。
※2018年までの過去10年
以上のように“地方競馬ならではの血統”を楽しめるのも東京ダービーの魅力の1つだろう。
ちなみに、複数回優勝している“生産牧場”は、プレティオラスとバルダッサーレの「サンシャイン牧場」のみ。
南関リーディングに注目!
年 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
2018年 | 矢野 貴之 | 的場 文男 | 笹川 翼 |
2017年 | 森 泰斗 | 矢野 貴之 | 的場 文男 |
2016年 | 吉原 寛人 | 左海 誠二 | 森 泰斗 |
2015年 | 今野 忠成 | 的場 文男 | 吉原 寛人 |
2014年 | 吉原 寛人 | 楢崎 功祐 | 戸崎 圭太 |
2013年 | 左海 誠二 | 石崎 駿 | 真島 大輔 |
2012年 | 本橋 孝太 | 吉原 寛人 | 戸崎 圭太 |
2011年 | 戸崎 圭太 | 酒井 忍 | 的場 文男 |
2010年 | 戸崎 圭太 | 岩田 康誠 | 石崎 駿 |
2009年 | 金子 正彦 | 真島 大輔 | 戸崎 圭太 |
「吉原寛人騎手」が2勝、2着1回、3着1回と活躍。
同騎手は金沢所属騎手なのでスポット参戦とはなるものの、有力馬の手綱を取ることが多いだけに要チェックとなりそう。
直近3年で活躍しているのは、「矢野貴之騎手」の1勝、2着1回と「森泰斗騎手」の1勝、3着1回。
“元北関東所属ジョッキー”の2名が、見事、東京ダービーのタイトル獲得している。
「森泰斗騎手」と「矢野貴之騎手」は2016年から南関リーディング1位・2位(※)を争っているだけに、今年も両名から目が離せないだろう。
※「森泰斗騎手」が1位2回、2位1回、「矢野貴之騎手」が1位1回、2位2回
そして、東京ダービーといえば「的場文男騎手」の“未勝利”が毎年話題となる。
東京ダービーには過去37回騎乗して、2着が10回と悔しい結果が続いているが、連対率「27.0%」は驚異的な数字と言えよう。
過去10年に限ると2着2回、3着2回。3着内率は40.0%だ。
2019年の南関東リーディング(勝利数)はこちら
同厩舎のワン・ツー決着が3回!
年 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
2018年 | 佐藤 賢二(船橋) | 村上 頼章(大井) | 柏木 一夫(大井) |
2017年 | 佐藤 賢二(船橋) | 的場 直之(大井) | 阪本 一栄(大井) |
2016年 | 中道 啓二(大井) | 林 正人(船橋) | 水野 貴史(浦和) |
2015年 | 小久保 智(浦和) | 小久保 智(浦和) | 鈴木 啓之(大井) |
2014年 | 森下 淳平(大井) | 佐野 謙二(大井) | 川島 正行(船橋) |
2013年 | 林 正人(船橋) | 出川 克己(船橋) | 寺田 新太郎(大井) |
2012年 | 森下 淳平(大井) | 森下 淳平(大井) | 川島 正行(船橋) |
2011年 | 川島 正行(船橋) | 八木 仁(川崎) | 小久保 智(浦和) |
2010年 | 松浦 備(大井) | 荒山 勝徳(大井) | 川島 正行(船橋) |
2009年 | 足立 勝久(川崎) | 足立 勝久(川崎) | 川島 正行(船橋) |
船橋所属の「佐藤賢二厩舎」が連覇中!
2001年にはトーシンブリザードで勝利しており、東京ダービーは通算3勝の実績だ。
また、注目したいのが「同厩舎でのワン・ツー」が3回もあるということ。
■2015年「小久保厩舎(浦和)」 :1着ラッキープリンス(9番人気) 2着パーティメーカー(6番人気)
■2012年「森下厩舎(大井)」 :1着プレティオラス(6番人気) 2着プーラヴィーダ(3番人気)
■2009年「足立厩舎(川崎)」 :1着サイレントスタメン(8番人気) 2着ブルーヒーロー(5番人気)
“同厩は人気薄を狙え”という格言もあるように、同厩舎でワン・ツーとなった時は「人気が無い方の馬」が勝利を手にしている。
南関4場互角の戦い!
所属 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
浦和 | 1 | 1 | 2 | 9 | 7.7% | 15.4% |
船橋 | 4 | 2 | 4 | 44 | 7.4% | 11.1% |
大井 | 4 | 5 | 4 | 46 | 6.8% | 15.3% |
川崎 | 1 | 2 | 0 | 26 | 3.4% | 10.3% |
南関東所属馬にとっては夢の大舞台。
優勝回数では「船橋所属馬」、「大井所属馬」の4回が秀でているが、連対率は南関4場がほぼ互角の争いを演じている。
ただし、近年は「川崎所属馬」が劣勢。
前項の「調教師の傾向」をご覧頂ければ分かるが、2011年の2着を最後に3着内に好走する馬は出ていない。
出走数に勝る「大井所属馬」&「船橋所属馬」か?
それとも、少数精鋭の「浦和所属馬」か、はたまた反撃の「川崎所属馬」か!?
6番人気以下の馬が台頭!
人気別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 3 | 1 | 2 | 4 | 30.0% | 40.0% |
2人気 | 2 | 1 | 3 | 4 | 20.0% | 30.0% |
3人気 | 1 | 1 | 2 | 6 | 10.0% | 20.0% |
4人気 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% |
5人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% |
6人気以下 | 3 | 6 | 2 | 94 | 2.9% | 8.6% |
注目は「6番人気以下」の成績。
過去10年で3勝、2着6回、3着2回の成績を挙げており、全連対馬20頭中、9頭を「6番人気以下」が占めている。
連対馬を“人気別での組み合わせ”で見てみると…
■「5番人気以内同士」:2回
■「5番人気以内&6番人気以下」:7回
■「6番人気以下同士」:1回
最も多い組み合せは「5番人気以内&6番人気以下」。
昨年も「1着:2番人気 ⇒ 2着:6番人気」の順で決着している。
なお、2009年~2018年の南関東クラシック第1戦「羽田盃(S1)」では、
「1番人気馬」が6勝(連対率80.0%)、「2番人気馬」が3勝(同50.0%)と、上位人気馬が順当に結果を残している(※)。
羽田盃から約1か月ではあるものの、世代の頂点を決める東京ダービーは一筋縄ではいかないということだろう。
※羽田盃の「6番人気以下」は1勝(連対率2.3%)
荒れる東京ダービー!
年 | 単勝(円) | 馬複(円) | 三連単(円) |
---|---|---|---|
2018年 | 490 | 6,630 | 173,350 |
2017年 | 370 | 230 | 2,690 |
2016年 | 700 | 66,350 | 705,810 |
2015年 | 2,930 | 23,030 | 669,140 |
2014年 | 110 | 1,500 | 8,740 |
2013年 | 1,230 | 2,080 | 35,400 |
2012年 | 1,490 | 4,360 | 48,930 |
2011年 | 120 | 960 | 4,300 |
2010年 | 180 | 10,590 | 105,980 |
2009年 | 3,310 | 16,240 | 133,090 |
平均 | 1,093 | 13,197 | 188,743 |
「馬複」と「三連単」は高配当となる傾向。
「馬複」は3桁配当が2回しかなく、万馬券は4回。
「三連単」は万馬券が7回、うち5回は10万円を超えるビッグ配当となっている。
こちらも羽田盃の平均配当(2009年~2018年)と比較してみよう。
「馬複」は羽田盃1,387円に対して、東京ダービーは13,197円、「三連単」は羽田盃68,323円に対して、東京ダービーは188,743円。
配当面からも東京ダービーの難解さがお分かり頂けるだろう。
過去7年で5勝!7枠が好相性!
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0 | 0 | 2 | 17 | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 0 | 3 | 2 | 14 | 0.0% | 15.8% |
3枠 | 1 | 0 | 2 | 17 | 5.0% | 5.0% |
4枠 | 1 | 1 | 1 | 16 | 5.3% | 10.5% |
5枠 | 2 | 2 | 0 | 15 | 10.5% | 21.1% |
6枠 | 0 | 3 | 0 | 17 | 0.0% | 15.0% |
7枠 | 5 | 0 | 1 | 14 | 25.0% | 25.0% |
8枠 | 1 | 1 | 2 | 15 | 5.3% | 10.5% |
「7枠」の成績が凄い!
過去10年で5勝、3着1回、さらに強調すると、過去7年で5勝、3着1回の固め打ちだ。
次いで成績が良いのは、2勝、2着2回の「5枠」だが、2014年2着を最後に連絡みはない。
代わって上昇してきたのが「6枠」で、現在、3年連続で2着に好走している。
「内枠(※)」、「外枠」の括りでは、「外枠」が優勢。
距離ロスの少ない「1枠」と「2枠」から優勝馬が出ていないのも気になるところ。
※「1~4枠」を内枠、「5~8枠」を外枠とする
牡馬が断然強い!
性別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
牡馬 | 9 | 10 | 9 | 106 | 6.7% | 14.2% |
牝馬 | 1 | 0 | 1 | 19 | 4.8% | 4.8% |
セン馬 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - |
牡馬が好成績を収めており、牝馬は1勝、3着1回と苦戦している。
牝馬で「東京ダービー」を制したのは2011年クラーベセクレタ。
南関東クラシック第1戦「羽田盃」との二冠を達成した馬で、牝馬としては1991年アポロピンク以来、史上5頭目のダービー馬誕生だった。
東京ダービー馬は羽田盃上位馬から!
羽田盃着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
羽田盃1着 | 2 | 1 | 2 | 5 | 20.0% | 30.0% |
羽田盃2着 | 2 | 0 | 2 | 5 | 22.2% | 22.2% |
羽田盃3着 | 4 | 1 | 0 | 6 | 36.4% | 45.5% |
羽田盃4着以下 | 0 | 5 | 3 | 42 | 0.0% | 10.0% |
※2012年の「羽田盃」は3着同着
南関東クラシック戦線の王道は「京浜盃(羽田盃TR)」⇒南関東クラシック第1戦「羽田盃」⇒「東京ダービー」。
当然ながら、羽田盃は東京ダービーを占う最重要レースとなる。
(羽田盃1~5着馬は東京ダービー優先出走権)
「羽田盃」の上位勢では、優勝馬及び2着馬がそれぞれ2勝、3着馬が4勝。
羽田盃優勝馬に注目が集まるところではあるが、2・3着からの戴冠の方が目を引く結果となっている。
ただし、「羽田盃」で4着以下に敗れた馬からは、東京ダービー馬が誕生していない。
昨年を振り返ると、優勝したハセノパイロは「羽田盃」3着からの戴冠。
一方、「羽田盃」1・2着馬は馬券圏外となり、「羽田盃」7着クリスタルシルバー、同5着クロスケが2・3着に好走している。
ちなみに、「羽田盃」&「東京ダービー」の二冠を達成したのは2011年クラーベセクレタと2014年ハッピースプリントの2頭。
単勝配当はそれぞれ120円と110円。
他を圧倒する実力の持ち主だったということだろう。
2019年羽田盃の結果
東京湾カップ上位馬は2着が一杯…
東京湾カップ着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
東京湾カップ1着 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0.0% | 0.0% |
東京湾カップ2着 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0.0% | 0.0% |
東京湾カップ3着 | 0 | 2 | 0 | 6 | 0.0% | 25.0% |
東京湾カップ4着以下 | 0 | 0 | 0 | 22 | 0.0% | 0.0% |
1・2着馬に東京ダービーへの優先出走権が付与される「東京湾カップ(S3)」。
過去10年の優勝馬のうち、昨年を除く9頭が東京ダービーに出走しているものの、最高成績は2010年マグニフィカ、2014年サーモピレーの3着。
むしろ、3着馬の成績が良く、2009年ブルーヒーロー、2016年プレイザゲームが2着に健闘している。
「東京湾カップ」の上位3着内の馬は、のべ26頭が参戦して、2着2回、3着2回。
“本番”にはあまり直結していないのが現状だ。
2019年東京湾カップの結果
東京ダービートライアル組は苦戦…
東京ダービーTR着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
東京ダービーTR1着 | 0 | 1 | 0 | 7 | 0.0% | 12.5% |
東京ダービーTR2着 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.0% | 0.0% |
東京ダービーTR3着 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% |
東京ダービーTR4着以下 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - |
レース名の通り、東京ダービーのトライアル競走で、1着馬には優先出走権が付与される。
距離、コース共に東京ダービーと同舞台で行われるだけに注目が集まるところなのだが…
2010年から実施されている競走で、過去9年の優勝馬のうち、8頭が東京ダービーに参戦。
しかしながら、東京ダービー馬は誕生しておらず、3着以内に好走した馬も2014年スマイルピースの2着のみだ。
2019年東京ダービートライアルの結果
創設3年目のトライアル競走!
クラシックTR着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
クラシックTR1着 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0.0% | 0.0% |
クラシックTR2着 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% |
クラシックTR3着 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - |
クラシックTR4着以下 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.0% | 0.0% |
2017年より実施されている「クラシックトライアル競走」。
1着馬には東京ダービー、1・2着馬には羽田盃への優先出走権が付与される夢のようなトライアルだ。
3月初旬に行われるレースでもあり、権利さえ取ってしまえば東京ダービーまで余裕を持ったローテーションを組めることになる。
2017年の優勝馬ブラウンレガートは、東京ダービーでも3着に好走。
昨年は、東京ダービー4着のモジアナフレイバーが、「クラシックトライアル競走」を完勝していた。
過去2年はレベルの高い争いが繰り広げられただけに、今年の優勝馬にも注目してみたいところだ。
2019年クラシックトライアルの結果
安定感は抜群!ただし、勝ち続けるのは困難!?
京浜盃着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
京浜盃1着 | 3 | 1 | 2 | 2 | 37.5% | 50.0% |
京浜盃2着 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0.0% | 0.0% |
京浜盃3着 | 1 | 0 | 4 | 3 | 12.5% | 12.5% |
京浜盃4着以下 | 3 | 3 | 1 | 39 | 6.5% | 13.0% |
クラシックへの登竜門となる「京浜盃(S2)」。
「京浜盃」優勝馬の羽田盃(※)での連対率は77.8%だったが、東京ダービーでは50.0%に低下する。
ただし、3着内まで条件を広げてみると、羽田盃は77.8%、東京ダービーは75.0%とそん色ない数字だ。
※2009年~2018年
「京浜盃」から東京ダービーまでおよそ2ヶ月半。
「京浜盃1,700m」⇒「羽田盃1,800m」⇒「東京ダービー2,000m」と距離が延びるサバイバル戦でもある。
「京浜盃」優勝馬はクラシックで大活躍する一方、このサバイバル戦を3連勝した馬は過去10年でクラーベセクレタとハッピースプリントの2頭のみ。
(「京浜盃」&「東京ダービー」を制したもう1頭はヒガシウィルウィン)
2019年京浜盃の結果
高配当を提供!
クラウンカップ着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
クラウンカップ1着 | 1 | 0 | 0 | 8 | 11.1% | 11.1% |
クラウンカップ2着 | 0 | 3 | 1 | 2 | 0.0% | 50.0% |
クラウンカップ3着 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% |
クラウンカップ4着以下 | 1 | 0 | 0 | 10 | 9.1% | 9.1% |
「クラウンカップ(S3)」出走組の成績はどうだろう。
「クラウンカップ」は施行時期によって「羽田盃トライアル」or「東京ダービートライアル」として実施されており、
過去10年では、2009年・2013年・2014年が東京ダービートライアルとして実施されている。
過去10年の優勝馬からは9頭が東京ダービーに出走し、2009年サイレントスタメンが東京ダービーを制覇。
4着以下からは2015年ラッキープリンスが東京ダービーを制している。
これを東京ダービーでの人気で見てみよう。
上記2頭の人気は「2009年サイレントスタメン ⇒ 8番人気」、「2015年ラッキープリンス ⇒ 9番人気」。
さらに、東京ダービーで2着に入っている3頭。
「2009年ブルーヒーロー ⇒ 5番人気」、「2011年ヴェガス ⇒ 6番人気」、「2016年プレイザゲーム ⇒ 14番人気」。
特に、ブルーヒーロー、プレイザゲームは「東京湾カップの着順別の成績」でも名前が挙がった2頭である。
「クラウンカップ」出走組は人気薄での激走が多いだけに、軽視はできないところだろう。
2019年クラウンカップの結果
牝馬には厳しい戦い…
東京プリンセス賞着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|
東京プリンセス賞1着 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% |
東京プリンセス賞2着 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% |
東京プリンセス賞3着 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.0% | 0.0% |
東京プリンセス賞4着以下 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% |
南関東牝馬クラシック第2戦「東京プリンセス賞(S1)」。
例年、「羽田盃」の前後(※)に行われていることもあり、「東京ダービー」へと駒を進める牝馬も多い。
「東京プリンセス賞」の優勝馬は、過去10年でのべ6頭が参戦しているが、3着以内に好走した例は1度もない。
また、「東京プリンセス賞」出走組に広げてみても同じく結果が出ていない。
※2009年、2010年は連日開催ではない(2009年のみ、3頭が東京ダービーに出走)
2019年東京プリンセス賞の結果
前走 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
羽田盃組 | 8 | 6 | 7 |
東京湾カップ組 | 0 | 2 | 2 |
クラウンカップ組 | 1 | 0 | 0 |
それ以外 | 1 | 2 | 1 |
最後に、東京ダービー1~3着馬の「前走」をまとめてみた。
当然ながら「羽田盃組」が8勝、2着6回、3着7回と圧倒的だが、「東京湾カップ組」は要チェックとなりそう。
また、高配当提供の「クラウンカップ組」は、クラウンカップから他のレースを経由して、東京ダービーで結果を出す馬が多いようだ。
前走が「それ以外」の4頭は、「京浜盃」、「JRA500万円以下」、「東京ダービートライアル」、
「兵庫チャンピオンシップ(園田・Jpn2)」をステップにして、東京ダービーに挑戦している。
余談ではあるが、東京ダービーに出走するためには…
(1)各トライアルレースで優先出走権を獲得
(2)“地方競馬所属時に収得した賞金”から算定した番組賞金の上位馬
昨年との変更点は、(2)の“地方競馬所属時に収得した賞金”が追加されたこと。
激戦の南関クラシックロードを勝ち抜いた精鋭が集う東京ダービー!手に汗握る熱い戦いにぜひご期待頂きたい!
今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は6月19日(水)に船橋競馬場で行われる「京成盃グランドマイラーズ(S3)」です!
南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
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