2023年1月11日(水)　
サラ系3歳　浦和1,500mニューイヤーカップ(S3)

クラシック戦線開幕！「ニューイヤーカップ(S3)」！
南関東クラシックを占う3歳重賞！
過去10年で5頭の東京ダービー馬を輩出している出世レースだ。

▼データ分析のポイント
・クラシックホースを多数輩出
・過去10年の連対馬20頭中、18頭は「4番人気以内」
・平和賞2着馬＆全日本2歳優駿4着以下が好成績

【過去10年の優勝馬】

南関東クラシックに繋がるハイレベルな重賞！

過去10年の優勝馬から5頭のクラシックホース(太字)を輩出！
さらに、敗れた馬からもハセノパイロ、ヒカリオーソ、カイルといった東京ダービー馬が誕生している。

過去5年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

南関リーディング森泰斗騎手！

【騎手の傾向(敬称略)】

「森泰斗騎手」が過去10年で3勝、2着1回と好相性。
連対した4頭中、3頭が後に南関東クラシックを制しているので、ニューイヤーカップでコンビを組む馬には要注目だ。

前回の「報知オールスターカップ(S3)」の分析でも記したが、「森泰斗騎手」は2022年の浦和リーディングも確定。
もちろん、南関東4場をトータルしたリーディングも5年連続で獲得している(2014年以降の9年間で8回獲得)。

ちなみに、「森泰斗騎手」は1月の重賞に強く、現在、4年連続で1月の重賞を勝利中。

2022年浦和リーディングはこちら

浦和＆船橋！

【所属競馬場別の成績】

地元の「浦和所属馬」が4勝、2着3回、3着3回。
うち、4勝、2着2回、3着2回は小久保智厩舎によるものだ。

また、好走数では「船橋所属馬」も4勝、2着3回、3着3回でタイの成績。
ただし、「船橋所属馬」は出走頭数が少ないので、好走率では頭一つ抜けている。

なお、近年は上位馬の所属場が偏る傾向にあり、
2020年は「川崎所属馬」、2021年は「浦和所属馬」、2022年は「船橋所属馬」によるワンツー決着。…さて今年は！？

上位拮抗

【人気別成績】

「1～4番人気馬」で9勝、2着9回、3着7回を占めている。
近年は特に上位人気馬が活躍しており、直近5年で「5番人気以下」が3着内に好走したケースは2回しかない(3着2回)。

また、連対率も「1～4番人気馬」が横一線。
直近3年の上位3頭は「1～4番人気馬」で決着しており、三連単BOXであればプラスとなっていた計算だ。

堅い決着は多い

【配当傾向】

4番人気以内の馬が9勝、5番人気以内の馬が2着10回。
上位人気馬の着順次第ではある程度の配当が期待できそうだ。

距離変更で傾向は？

【枠番別の成績】

2022年より実施条件が「浦和1,500m」に変更。
データとしては2013年～2021年が「浦和1,600m」、2022年が「浦和1,500m」となる。



過去10年のデータとしては内枠よりの方が好成績。
「浦和1,500m」に条件が替わった2022年は「5枠」⇒「3枠」⇒「8枠」の順で決着している。

データ傾向としてはサンプル数が少ないので、
2021年10月1日～2022年9月30日の期間中に行われた「浦和1,500m」の枠番別成績を見てみよう。

「浦和1,500m」の枠番別成績

やや「2枠」の率が高くなっているが、内/外で極端な差は出ていないと言えそうだ。

【牡馬牝馬別の成績】

「牡馬」が優勢のレースだが、唯一、「牝馬」で勝利したのは2019年のトーセンガーネット。

【2歳重賞の着順別の成績】

2022年度に南関東で行われた2歳重賞は7つ。
そのうち、牡馬が出走可能なマイル前後で行われる4レースをピックアップしてみよう。

鎌倉記念(川崎1,500m・S2)

2022年鎌倉記念の結果

平和賞(船橋1,600m・S3)

2022年平和賞の結果

ハイセイコー記念(大井1,600m・S1)

2022年ハイセイコー記念の結果

全日本2歳優駿(川崎1,600m・Jpn1)

2022年全日本2歳優駿の結果

2歳重賞で注目は「平和賞(S3)」と「全日本2歳優駿(Jpn1)」。

まずはニューイヤーカップで3勝、2着5回、3着1回の成績を残している「平和賞」組。
とりわけ「平和賞」2着馬の相性が良く、のべ6頭が参戦して2勝、3着3回、連対率は83.3%にまでなる。

なお、「平和賞」組で3着内に好走した計9頭中、「平和賞」⇒「ニューイヤーカップ」に直行した馬は1頭のみだ。


続いて2歳ダート王決定戦の「全日本2歳優駿」。
レベルの高いレースなので、「4着以下」からの転戦が多くなるが、この組の数字が良い。
過去10年で該当馬のべ16頭がニューイヤーカップに参戦し、4勝、2着2回、3着1回の成績を残している。

今回の「南関データ分析」はここまで！
次回は1月18日(水)に船橋競馬場で行われる「船橋記念(S3)」です！

南関データ分析とは

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