~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2025年6月11日(水) 
サラ系3歳牡馬・牝馬 大井2,000m
東京ダービー(Jpn1)

レース紹介

3歳ダート三冠第2戦「東京ダービー(Jpn1)」
3歳ダート三冠として新たなるステージに進んだ東京ダービー競走。
日本ダート界の頂点を決する一戦を“スペシャルバージョン”でご紹介しよう。

▼データ分析のポイント
・荒れる東京ダービー?
・羽田盃1~3着馬が好成績
・3歳ダート三冠初年度はユニコーンS組が圧倒

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2024年 ラムジェット JRA マジェスティックウォリアー 1人気
2023年 ミックファイア 大井 シニスターミニスター 1人気
2022年 カイル 浦和 トーセンブライト 6人気
2021年 アランバローズ 船橋 ヘニーヒューズ 1人気
2020年 エメリミット 船橋 シンボリクリスエス 9人気
2019年 ヒカリオーソ 川崎 フリオーソ 3人気
2018年 ハセノパイロ 船橋 パイロ 2人気
2017年 ヒガシウィルウィン 船橋 サウスヴィグラス 2人気
2016年 バルダッサーレ 大井 アンライバルド 3人気
2015年 ラッキープリンス 浦和 サイレントディール 9人気

過去10年の東京ダービー馬はご覧の通り。

地方コースを舞台に活躍した「サイレントディール」「サウスヴィグラス」「トーセンブライト」。
そして、南関東の至宝「フリオーソ」を父に持つ産駒から東京ダービー馬が誕生している。

また、特徴的なのは「同じ種牡馬の産駒が優勝していない」ということ。
ダート界の種牡馬も群雄割拠であるが、“地方コースならではの血統”を楽しめるのも東京ダービーの魅力の1つだろう。

3歳ダート三冠として生まれ変わった2024年は「マジェスティックウォリアー」の産駒が勝利。
2024年は同産駒の活躍が目覚ましく、ギガース、ローリエフレイバーといった南関重賞馬も送り出し南関東リーディング2位に輝いている。

地方競馬ならではの血統か、それともトレンドの血統か…楽しみは尽きないところだ。

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

ダービージョッキーは!?

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2024年 三浦 皇成 横山 和生 坂井 瑠星
2023年 御神本 訓史 森 泰斗 笹川 翼
2022年 本橋 孝太 安藤 洋一 笹川 翼
2021年 左海 誠二 矢野 貴之 本橋 孝太
2020年 山口 達弥 町田 直希 笹川 翼
2019年 山崎 誠士 御神本 訓史 森 泰斗
2018年 矢野 貴之 的場 文男 笹川 翼
2017年 森 泰斗 矢野 貴之 的場 文男
2016年 吉原 寛人 左海 誠二 森 泰斗
2015年 今野 忠成 的場 文男 吉原 寛人

過去10年でダービージョッキーの栄冠を初めて手にしたのは太字の7名。
南関東を代表するジョッキーでもなかなか手の届かない頂だった。

そして、全国に門戸が開かれた2024年はJRA所属の「三浦皇成騎手」が勝利して“ダービージョッキー”に。
三浦皇成騎手の地方Jpn1競走は「全日本2歳優駿」「JBCスプリント」に続いて3つ目の栄冠だった。

また、東京ダービーといえば「的場文男騎手」の未勝利も毎年話題となるが、同騎手は2025年3月をもって現役を引退。
51年5か月に渡る騎手生活で地方通算43,497戦7,424勝、手にしたタイトル数は154勝という輝かしい実績は後世に語り継がれていくことだろう。

史上初!?ダート&芝のダービートレーナー

【調教師の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2024年 佐々木 晶三(JRA) 國枝 栄(JRA) 松永 幹夫(JRA)
2023年 渡邉 和雄(大井) 小久保 智(浦和) 米田 英世(大井)
2022年 小久保 智(浦和) 藤田 輝信(大井) 荒山 勝徳(大井)
2021年 林 正人(船橋) 川島 正一(船橋) 藤田 輝信(大井)
2020年 林 正人(船橋) 田島 寿一(川崎) 水野 貴史(浦和)
2019年 岩本 洋(川崎) 矢野 義幸(船橋) 川島 正一(船橋)
2018年 佐藤 賢二(船橋) 村上 頼章(大井) 柏木 一夫(大井)
2017年 佐藤 賢二(船橋) 的場 直之(大井) 阪本 一栄(大井)
2016年 中道 啓二(大井) 林 正人(船橋) 水野 貴史(浦和)
2015年 小久保 智(浦和) 小久保 智(浦和) 鈴木 啓之(大井)

栄えあるダービートレーナーの称号。
過去10年で東京ダービーを複数回勝利した調教師は3名いる。

▽小久保智調教師【2015年ラッキープリンス/2022年カイル】
▽林正人調教師【2020年エメリミット/2021年アランバローズ】
▽佐藤賢二調教師【2017年ヒガシウィルウィン/2018年ハセノパイロ】

また、2024年はJRA所属の佐々木晶三調教師が東京ダービーを勝利。
同調教師は2013年にキズナで「日本ダービー(JRA・G1)」を勝利しているので、史上初の“芝ダート”ダービートレーナーとなる。

3歳ダート三冠初年度はJRA所属馬が上位独占

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 2 2 2 20 7.7% 15.4%
船橋 4 3 1 42 8.0% 14.0%
大井 2 3 6 45 3.6% 8.9%
川崎 1 1 0 15 5.9% 11.8%
JRA 1 1 1 1 25.0% 50.0%
南関以外 0 0 0 1 0.0% 0.0%

夢の大舞台は南関東限定から全国のホースマンへと広がった。
地元大井の意地か、南関東3場の誇りか、それとも門戸が広がった全国の厩舎か…!?

2024年は「JRA所属馬」が1着~3着を独占。
地方所属馬にとっては厳しい結果となったものの、南関以外から唯一参戦した高知・シンメデージーが4着に好走している。

なお、南関東限定の東京ダービーでは「船橋所属馬」が活躍していたが、2024年の南関東最先着馬も「船橋所属馬(6着)」だった。
「船橋所属馬」からは過去にヒガシウィルウィン、アジュディミツオー、トーシンブリザードなどのG1/Jpn1馬が誕生。
名馬の宝庫でもある「船橋所属馬」は3歳ダート三冠の舞台でも見逃せない存在だ。

6番人気以下の台頭は?

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 2 1 4 30.0% 50.0%
2人気 2 2 2 4 20.0% 40.0%
3人気 2 0 2 6 20.0% 20.0%
4人気 0 0 2 8 0.0% 0.0%
5人気 0 1 0 9 0.0% 10.0%
6人気以下 3 5 3 93 2.9% 7.7%

2024年は1着~3着まで人気順での決着。
3歳ダート三冠となり人気別の成績は大きく変わってきそうだ。

なお、2023年までに限ると「6番人気以下」が3勝、2着5回、3着3回。
2015年~2023年の9年間で連対馬全18頭中、8頭を「6番人気以下」が占めていたように、
南関東No.1を決する「東京ダービー」は一筋縄ではいかない…という傾向になっていたのだ。

さて、2年目を迎える3歳ダート三冠「東京ダービー」は人気を落とした馬の活躍はあるだろうか!?

荒れる東京ダービー!

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2024年 170 210 730
2023年 150 240 1,950
2022年 1,180 54,830 564,970
2021年 410 12,240 432,750
2020年 3,110 10,610 240,080
2019年 1,240 1,070 7,590
2018年 490 6,630 173,350
2017年 370 230 2,690
2016年 700 66,350 705,810
2015年 2,930 23,030 669,140
平均 1,075 17,544 279,906

堅いか大荒れか、非常に両極端な配当傾向。

特に「三連単」が分かりやすく、10万円オーバーの高配当が6回もある。
また、「馬複」も高配当となるケースが多く、万馬券が5回出現しているのだ。

ただし、2024年は「三連単730円」というガチガチの配当だった。

外側の枠が好成績

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 0 0 17 5.6% 5.6%
2枠 0 2 1 17 0.0% 10.0%
3枠 1 0 2 17 5.0% 5.0%
4枠 0 1 2 15 0.0% 5.6%
5枠 2 1 2 15 10.0% 15.0%
6枠 1 4 0 15 5.0% 25.0%
7枠 5 1 2 12 25.0% 30.0%
8枠 0 1 1 16 0.0% 5.6%

「1枠~4枠」を合計すると2勝、2着3回、3着5回。
これに対して「5枠~8枠」を合計すると8勝、2着7回、3着5回となるので、データ上では「外枠有利」となる。
特に「7枠」は相性が良く、5勝、2着1回、3着2回と頭一つ以上抜けた成績だ。

では、2024年1月1日~2024年12月31日の期間に行われた「大井2,000m」の枠番別成績はどうだろう。

「大井2,000m」は「帝王賞(Jpn1)」や「東京大賞典(G1)」などが行われるチャンピオンディスタンス。
上記期間中では29回実施されているが、「東京ダービー」の傾向と比べると「内/外の差は少ない」と言えそう。

古馬より経験の少ない3歳馬、さらには様々な想いが交錯する東京ダービーはコース傾向とは異なる結果となるのかもしれない。
なお、2024年も1着から順に「7枠」⇒「5枠」⇒「4枠」での決着だった。

牡馬が断然強い!

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 10 10 9 112 7.1% 14.2%
牝馬 0 0 1 11 0.0% 0.0%
セン馬 0 0 0 1 0.0% 0.0%

「牡馬」が10勝、2着10回、3着9回。
唯一、「牝馬」が好走した例は2024年3着のアンモシエラだ。

この背景には「JRAに牝馬限定のダート重賞がない」ということが挙げられ、3歳ダート三冠路線を目標とする「牝馬」も増えてくるかもしれない。

東京ダービー馬は羽田盃1~3着馬から!

【羽田盃の着順別の成績】

羽田盃着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
羽田盃1着 1 2 1 4 12.5% 37.5%
羽田盃2着 2 1 2 4 22.2% 33.3%
羽田盃3着 2 0 0 6 25.0% 25.0%
羽田盃4着以下 1 3 5 45 1.9% 7.4%

3歳ダート三冠初戦「羽田盃(Jpn1)」は、芝の3歳クラシック「皐月賞(JRA・G1)」に相当。
東京ダービーの優先出走権は【地方所属馬:上位3頭】【JRA所属馬:5着以内の上位3頭】に与えられる。

「羽田盃」の1~3着馬からは5頭の東京ダービー馬が誕生。
当然ながら関連性が最も高いレースだが、羽田盃&東京ダービーの二冠を達成した馬はミックファイアのみだ。
となれば、「羽田盃」の2・3着馬に注目となり、それぞれ2頭、計4頭が東京ダービーで逆転優勝を果たしている。

一方、「羽田盃」4着以下から東京ダービーを制したのは2022年のカイルのみ。
すなわち、東京ダービー馬は「羽田盃1~3着馬」の中にいる可能性が高いということだ。

なお、3歳ダート三冠元年となった2024年の東京ダービーは羽田盃馬不在で争われた。
その他、「羽田盃組」からは2・3着馬を含めて5頭が参戦したものの、アンモシエラが3着に好走したのみという結果に。
2年目を迎えた3歳ダート三冠「羽田盃」から東京ダービー馬は誕生するだろうか!?

2025年羽田盃の結果

2020年の東京ダービー馬はここから!

【東京湾カップの着順別の成績】

東京湾カップ着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
東京湾カップ1着 0 1 0 8 0.0% 11.1%
東京湾カップ2着 1 1 0 7 11.1% 22.2%
東京湾カップ3着 0 1 0 5 0.0% 16.7%
東京湾カップ4着以下 0 0 0 20 0.0% 0.0%

船橋1,700mが舞台の「東京湾カップ(S2)」。
南関東所属馬のみで争われる東京ダービートライアルで、1着馬に「東京ダービー」の優先出走権が付与される。
※2023年までは上位2頭に優先出走権

2024年は「東京湾カップ」の連対馬が揃って東京ダービーに参戦して9着と6着という結果に。
過去10年でも「東京湾カップ」1・2着馬はのべ18頭が東京ダービーに挑戦して1勝、2着2回。
実に連対馬の9割が参戦していることになるが、成績的には苦戦気味と言えるだろう。

2025年東京湾カップの結果

JRAのトライアル競走!

【ユニコーンSの着順別の成績】

ユニコーンS着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
ユニコーンS1着 1 0 0 0 100.0% 100.0%
ユニコーンS2着 0 1 0 0 0.0% 100.0%
ユニコーンS3着 0 0 0 0 - -
ユニコーンS4着以下 0 0 0 0 - -

JRA京都競馬場で行われている3歳限定の1,900m重賞「ユニコーンS(G3)」。
2023年までは東京1,600mだったが、3歳ダート三冠に合わせて2024年より条件が変更となった。

2024年は「ユニコーンS」の1・2着馬が東京ダービーに参戦。
結果は「ユニコーンS」の着順通りとなり、1着ラムジェット、2着サトノエピックという結果になっている。

JRAで行われる世代最初のダート重賞ということでハイレベルは間違いないところだろう。

2025年ユニコーンSの結果

高配当を提供!

【クラウンカップの着順別の成績】

クラウンカップ着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
クラウンカップ1着 0 0 0 7 0.0% 0.0%
クラウンカップ2着 0 2 0 4 0.0% 33.3%
クラウンカップ3着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
クラウンカップ4着以下 2 0 0 16 11.1% 11.1%

東京ダービートライアル「クラウンカップ(S3)」出走組の成績はどうだろう。

「クラウンカップ」は施行時期によって「羽田盃トライアル」or「東京ダービートライアル」として実施されており、
過去10年では2021年・2024年が東京ダービートライアルとして実施されている。

クラウンカップ覇者は7頭が東京ダービーに出走し、優勝どころか3着内も1度としてない。
逆に成績が良いのは2着馬の2着2回と4着以下の2勝。

なお、クラウンカップ組で連対した上記の4頭、東京ダービーでの戦前評価はそれほど高くはなかった。

▽2015年優勝ラッキープリンス ⇒ 9番人気
▽2016年2着プレイザゲーム ⇒ 14番人気
▽2020年優勝エメリミット ⇒ 9番人気
▽2020年2着マンガン ⇒ 5番人気

2025年クラウンカップの結果

東京ダービーチャレンジ組は苦戦…

【東京ダービーチャレンジ(チャレンジ)の着順別の成績】

チャレンジ着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
チャレンジ1着 0 0 1 8 0.0% 0.0%
チャレンジ2着 0 0 0 2 0.0% 0.0%
チャレンジ3着 0 0 0 0 - -
チャレンジ4着以下 0 0 0 1 0.0% 0.0%

※2023年までは東京ダービートライアルの名称

東京ダービー出走をかけた最終便。
2023年までは優勝馬に東京ダービーの優先出走権が付与されていたが、2024年からは東京ダービーの“指定競走(注)”として実施されている。
距離、コース共に東京ダービーと同舞台で行われるだけに注目が集まるところなのだが…

過去10年の優勝馬からは9頭が東京ダービーに参戦。
しかしながら、東京ダービー馬は誕生しておらず、3着以内に好走した馬も2023年3着ナンセイホワイトのみだ。

注.出走馬の選定にあたりその成績が重視されるレース

2025年東京ダービーチャレンジの結果

優勝馬と東京ダービーの相性は?

【京浜盃の着順別の成績】

京浜盃着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
京浜盃1着 1 0 1 5 14.3% 14.3%
京浜盃2着 1 0 2 4 14.3% 14.3%
京浜盃3着 0 0 4 4 0.0% 0.0%
京浜盃4着以下 4 2 0 33 10.3% 15.4%

クラシックへの登竜門となる「京浜盃(Jpn2)」。
JRAの「弥生賞(G2)」に位置する競走で、3歳ダート三冠初戦「羽田盃」のトライアルとなっている。

過去10年で「京浜盃」の優勝馬は7頭が参戦して1勝、3着1回。
「京浜盃」の優勝馬は「羽田盃」と相性が良い反面、東京ダービーでは活躍馬を送り出せていない(羽田盃での3着内率88.9%)。

「京浜盃」から東京ダービーまでおよそ2ヶ月半。
「京浜盃1,700m」⇒「羽田盃1,800m」⇒「東京ダービー2,000m」と距離が延びるサバイバル戦でもある。
このサバイバル戦を勝ち抜くには、相当な実力が必要ということだろう。

一方で注目は「京浜盃」4着以下の馬たち。
該当馬はのべ39頭が出走して4勝、2着2回と“本番”で着順を上げているのだ。

本競走も2024年からダートグレード競走に生まれ変わっている。
その2024年は2着アンモシエラが東京ダービーで3着に好走したのみとなっているが…!?

2025年京浜盃の結果

牝馬には厳しい戦い…

【東京プリンセス賞の着順別の成績】

東京プリンセス賞着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
東京プリンセス賞1着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
東京プリンセス賞2着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
東京プリンセス賞3着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
東京プリンセス賞4着以下 0 0 0 1 0.0% 0.0%

南関東牝馬クラシック第2戦「東京プリンセス賞(S1)」。
例年、「羽田盃」の前後に行われていることもあり、「東京ダービー」へと駒を進める牝馬も多い。

「東京プリンセス賞」の優勝馬は、過去10年でのべ3頭が参戦しているが、3着内に好走した例は1度もない。
また、「東京プリンセス賞」出走組に広げてみても同じく結果が出ていない。

2025年東京プリンセス賞の結果

【東京ダービーの前走別の成績】

前走 1着 2着 3着
羽田盃組 6 6 8
東京湾カップ組 1 3 0
クラウンカップ組 0 0 0
ユニコーンS組 1 1 0
それ以外 2 0 2

東京ダービー1~3着馬の「前走」をまとめてみた。
当然ながら「羽田盃組」が6勝、2着6回、3着8回と圧倒的だが、前述もした「ユニコーンS組」が今後は成績を上げてきそう。

2023年までの「南関東クラシック」、2024年からの「3歳ダート三冠」では全く異なる傾向となってくるだろう。

【東京ダービー馬のデビュー日】

優勝馬(デビュー地) デビュー日 着順
2024年 ラムジェット(JRA) 7月1日 1着
2023年 ミックファイア(南関東) 9月23日 1着
2022年 カイル(南関東) 6月4日 2着
2021年 アランバローズ(南関東) 5月8日 1着
2020年 エメリミット(南関東) 8月9日 3着
2019年 ヒカリオーソ(南関東) 7月23日 2着
2018年 ハセノパイロ(南関東) 8月8日 2着
2017年 ヒガシウィルウィン(北海道) 5月12日 2着
2016年 バルダッサーレ(JRA) 6月20日 10着
2015年 ラッキープリンス(南関東) 5月30日 1着

最後に東京ダービー馬の「デビュー日」とその「着順」。
こちらも南関東クラシック当時とは傾向も変わってくるので参考程度に見て頂きたい。
なお、東京ダービー馬の傾向としては「夏前のデビューが多い」ということだろう。

【日本ダービー馬のデビュー日】

優勝馬 デビュー日 着順
2024年 ダノンデサイル 10月9日 4着
2023年 タスティエーラ 11月27日 1着
2022年 ドウデュース 9月5日 1着
2021年 シャフリヤール 10月25日 1着
2020年 コントレイル 9月15日 1着
2019年 ロジャーバローズ 8月18日 1着
2018年 ワグネリアン 7月16日 1着
2017年 レイデオロ 10月9日 1着
2016年 マカヒキ 10月18日 1着
2015年 ドゥラメンテ 10月12日 2着

おまけで日本ダービー馬のデビュー日と着順。
こちらは「秋デビュー」かつ「新馬戦1着」の傾向が強いようだ。
※2025年優勝馬クロワデュノールは6月9日の新馬戦で1着


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は6月17日(火)に川崎競馬場で行われる「川崎スパーキングスプリント(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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