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2025 Dirt Triple Crown

2025.6.11　大井　2,000m東京ダービー(JpnI) ～3歳ダート三冠第2戦～

2024年優勝馬　ラムジェット号

3歳ダート三冠

東京ダービーとは

第71代「東京ダービー馬」の称号を手にするのは。
3歳ダート三冠第2戦「東京ダービー(JpnI)」はダートのクラシックディスタンス「大井2,000m」を舞台に争われる。

東京ダービーは長年に渡り“南関東ホースマンの夢”だったが、2024年の3歳ダート三冠競走の創設により
全国に門戸が開かれ“日本ダート競馬の夢”へと引き継がれた。

東京ダービーに出走できる馬は「地方馬12頭」に対して「JRA4頭」の合計16頭。
各トライアルレースを勝ち抜いた精鋭たちによる、たった一つの栄冠を巡る争いに是非ご期待頂きたい。

予想＜天童なこ＞

地方競馬はまさにダービーシリーズ真っ最中！！
中央競馬のお祭りレース日本ダービーの結果はというと…。
悟ってください…としか言いようがないのですが、ダービーの傷はダービー的中で癒すのみ☆
さぁ東京ダービーの予想に全力といきますよ！！

去年からJRA交流重賞となり3歳ダートNo.1決定戦になりました。
今年の見どころはなんと言っても一冠目・羽田盃で衝撃の勝ち方を見せたナチュラルライズでしょう。
好位から力強く抜け出し2着のナイトオブファイアに5馬身、3着馬には11馬身もの差をつける完勝劇と…。
これを見た瞬間JRA勢初の3冠達成は間違いないと思ったほどです。

ただ唯一の懸念は“2,000mへの距離延長"。
と言うのも前進気勢の強い走りをする馬で、羽田盃でも序盤は首をあげ掛かる場面も見せていました。
それで押し切るのですからすごく強いのですが、距離延長はやはりマイナス。
ゴール前で他馬に差されてしまうのでは！？と疑う余地も。

では、どの馬がナチュラルライズをラスト捉えるのか！！と予想に予想を重ねたところ…。
見えます、見えます♡◎カナルビーグルが差し切るところが！！

◎カナルビーグル
ナチュラルライズはもう既に羽田盃組とは勝負付けは終わっていると見て、未対戦組のこの馬に狙いを定めます。

特筆すべきは前走ユニコーンS。
道中、内の狭いところにいながらも折り合いよく進みましたが、直線では前が壁になり進路取りに苦労する場面も。
それでも内に進路を見いだすと、瞬時に割って入り鮮やかな差し切り勝ちを決めました。
この操縦性の高さは大きな武器！自在性のある脚質に、ラスト必ず伸びてくる自慢の末脚は何よりの強調材料です。
追い切りも素晴らしく、6/6の最終追い切りでは栗東CWで6ハロン81.6-11.2の快時計をマーク。
前走ユニコーンSの追い切りではちぐはぐなラップを踏んでいたので、しっかりと上積みを感じます。
鞍上の吉村誠之助騎手は安田記念でも9人気ガイアフォースを2着に導くなどなど、GIでも堂々たる騎乗を見せています。
人馬ともに初JpnI制覇を狙います！

そして対抗には○ナチュラルライズ。
ここは2番手以下には落とせません。
先ほど言ったとおり距離延長は不安点ではありますが、
調教を見てみると、美浦W6ハロン86秒台とゆっくりと入り折り合いがつくような工夫を積極的に取り入れているのは好印象。
折り合いがビタッとつけばまたまた衝撃的な圧勝を見せてもなんら不思議はありません！！

▲クレーキング
ユニコーンSでは大きく出遅れながらも上がり3ハロン最速の脚を使って2着に食い込みました。
脚質を見れば直線が長い大箱コースは味方になりそう。

☆ナイトオブファイア
地方の筆頭はこの馬。
前走羽田盃では勝ち馬ナチュラルライズにこそ5馬身の差をつけられましたが、
3着のジャナドリアに6馬身の差をつけており地方馬の意地を見せました。
こちらは折り合いに不安がないですし、大井2,000m戦で勝利しているのは大きなアドバンテージです。
地元大井の大将格の意地を見せて欲しいです！

◎14.カナルビーグル
◯8.ナチュラルライズ
▲16.クレーキング
☆3.ナイトオブファイア

単勝14番

三連単軸1頭流しマルチ(18点)
14→8,16,3