~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年1月21日(水) 
サラ系3歳 船橋1,800m
ブルーバードカップ(Jpn3)

レース紹介

3歳ダート三冠ロード「ブルーバードカップ(Jpn3)」!
明け3歳馬による最初のダートグレード競走。
今年で3年目を迎える3歳ダート三冠ロードの主役に躍り出るのは果たして!?

なお、本分析は準重賞当時(2017年~2022年)のデータも採用している。
※2023年は未実施

【過去8回の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 メルキオル JRA ナダル 2人気
2024年 アンモシエラ JRA ブリックスアンドモルタル 2人気
2022年 ロマンスグレー 船橋 エスポワールシチー 1人気
2021年 オークハンプトン 大井 ネオユニヴァース 5人気
2020年 デスティネ 大井 リアルインパクト 2人気
2019年 レオズハウライト 船橋 バトルプラン 2人気
2018年 デイジーカーニバル 船橋 ヘニーヒューズ 1人気
2017年 グランウブロ 船橋 ハイアーゲーム 1人気

2024年に3歳ダート三冠路線としてダートグレード競走に昇格。
従来は「東京湾カップ(S2)」の前哨戦だったが、2024年からは3歳ダート三冠を占う一戦に生まれ変わっている。

実施初年度の優勝馬はJRA所属の牝馬アンモシエラ。
3歳春は「羽田盃(Jpn1)」2着、「東京ダービー(Jpn1)」3着と王道を歩み、秋には「JBCレディスクラシック(Jpn1)」を勝利している。

2025年の勝ち馬メルキオルは戦線離脱してしまったが、今年の3歳戦線を担う有力馬の誕生に期待したい。

過去の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 川田 将雅 西村 淳也 石川 倭
2024年 坂井 瑠星 笹川 翼 横山 典弘
2022年 左海 誠二 笹川 翼 矢野 貴之
2021年 森 泰斗 御神本 訓史 真島 大輔
2020年 森 泰斗 矢野 貴之 左海 誠二
2019年 本田 正重 真島 大輔 本橋 孝太
2018年 石崎 駿 矢野 貴之 真島 大輔
2017年 矢野 貴之 石崎 駿 笹川 翼

ダートグレード競走元年の2024年は「坂井瑠星騎手」が勝利。
翌2025年は「川田将雅騎手」が勝利しているが、ともに地方競馬にルーツを持つ家柄という共通点がある。
また、両騎手はブルーバードカップを勝利した年に「マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・Jpn1)」も勝利している。

地方所属では2024年2着「笹川翼騎手(大井)」と2025年3着「石川倭騎手(北海道※)」が気を吐いた。
2025年は「笹川翼騎手」が南関東、「石川倭騎手」はホッカイドウ競馬のリーディングに輝いただけにその手綱捌きには注目だろう。

※当時は期間限定騎乗中の佐賀所属として参戦

JRA所属馬の実力

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 0 0 0 6 0.0% 0.0%
船橋 4 4 2 30 10.0% 20.0%
大井 2 2 2 4 20.0% 40.0%
川崎 0 0 2 10 0.0% 0.0%
JRA 2 2 1 1 33.3% 66.7%
その他 0 0 1 5 0.0% 0.0%

ダートグレード競走に昇格してからのJRA出走枠は「3頭」。
結果は「JRA所属馬」の2勝、2着2回、3着1回なので準パーフェクトとなっている。
2026年の出走枠は「4頭」と広がるわけだが、過去2年以上に「JRA所属馬」の比重は重くならざるを得ないだろう。

また、1着の「地方所属馬」には3歳ダート三冠初戦「羽田盃」の優先出走権が付与される。
地元の南関東所属馬はもちろんだが、南関東以外から羽田盃を狙う馬の挑戦も見どころの1つとなるだろう。

★指定競走★
ブルーバードカップは前年の「ブリーダーズゴールドジュニアカップ(門別・H2)」が指定競走とされている。
これは、同レースの優勝馬で「サンライズカップ(門別・H1)」5着以内、
または「JBC2歳優駿(門別・Jpn3)」地方馬上位3頭以内となった北海道所属馬にブルーバードカップの優先出走権が付与されるというもの。

現3歳世代はベストグリーンが「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」を制したが、その後の2レースには未出走。
過去にはブラックバトラーが上記条件を満たしてブルーバードカップに参戦(6着)している。

カギは北海道所属馬!?

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 3 1 1 37.5% 75.0%
2人気 4 1 2 1 50.0% 62.5%
3人気 0 2 1 5 0.0% 25.0%
4人気 0 1 0 7 0.0% 12.5%
5人気 1 1 1 5 12.5% 25.0%
6人気以下 0 0 3 37 0.0% 0.0%

ダートグレード競走に昇格してからの2年間を見てみよう。

▽2024年:1着「2番人気」 ⇒ 2着「4番人気」 ⇒ 3着「1番人気」
▽2025年:1着「2番人気」 ⇒ 2着「1番人気」 ⇒ 3着「5番人気」

2024年は「3番人気」のブラックバトラー(北海道)が6着、「4番人気」のエコロガイア(JRA)が2着。
翌2025年は「3番人気」のミストレス(JRA)が4着、「5番人気」のウィルオレオール(北海道)が3着という結果となっている。

過去2年に限ると、カギは「北海道所属馬」が握っているようだ。
レベルの高さには定評のある「北海道所属馬」だが、長距離遠征を克服する課題があるのも事実だろう。

ちなみに、因果関係は分からないが、ブラックバトラーは初の関東遠征、ウィルオレオールは3回目の関東遠征だった。

平穏な決着

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 260 200 2,030
2024年 310 1,710 4,890
2022年 180 170 7,460
2021年 1,070 950 11,290
2020年 440 1,700 41,470
2019年 380 390 2,660
2018年 140 510 2,360
2017年 320 1,970 30,940
平均 388 950 12,888

人気馬が活躍しているので配当も低め。
手広く流すよりは、軸を固定して紐荒れを狙いたいところだ。

船橋のチャンピオンディスタンス「1,800m」が舞台

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 1 0 6 12.5% 25.0%
2枠 0 1 3 4 0.0% 12.5%
3枠 0 0 2 6 0.0% 0.0%
4枠 1 2 0 6 11.1% 33.3%
5枠 0 0 3 6 0.0% 0.0%
6枠 2 0 0 9 18.2% 18.2%
7枠 1 2 0 9 8.3% 25.0%
8枠 3 2 0 10 20.0% 33.3%

※2022年までは「船橋1,700m」

過去8回の平均出走頭数は「10頭」、ダートグレード競走に昇格後も「2024年:9頭」「2025年:10頭」。
少頭数でのレースが多くなっているが、傾向としては“やや外枠有利”となりそうだ。

なお、現在のブルーバードカップは「船橋1,800m」が舞台。
同条件は「日本テレビ盃(Jpn2)」などが行われるコースで、船橋のチャンピオンディスタンスと言っても良い。

ここで船橋のコース形態を見てみよう。

船橋コース

船橋1,800mは4コーナーのポケットからスタートし、直線を目一杯使っての先行争いが見もの。
さらに、コースの特徴としては「スパイラルカーブ」が挙げられ、脚質を問わず実力を発揮できる、と言われる。

また、力を必要とするオーストラリア産の“白砂”を採用しており、砂厚は11cmと深い(大井は9cm)。
開催毎の馬場傾向は把握したいところだが、以下のデータは直近3か月に行われた「船橋1,600m~1,800m」のデータだ。

【船橋1,600m~1,800mの枠番別の成績(直近3か月)】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 5 1 19 3.8% 23.1%
2枠 2 5 2 17 7.7% 26.9%
3枠 5 1 3 34 11.6% 14.0%
4枠 6 6 7 25 13.6% 27.3%
5枠 5 0 4 37 10.9% 10.9%
6枠 1 2 4 41 2.1% 6.3%
7枠 2 3 4 41 4.0% 10.0%
8枠 4 4 1 42 7.8% 15.7%

バラつきは大きいが、勝率は真ん中寄りの「3枠~5枠」が高い。
また、連対率は「1・2・4枠」の「内枠」が良く、「外枠」は割引という傾向にあるようだ。

ブルーバードカップの傾向とは逆行する成績ではあるが果たして…!?

直近3か月の成績はこちら
※アクセス時点での成績なので変動あり

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 7 8 8 46 10.1% 21.7%
牝馬 1 0 0 8 11.1% 11.1%
セン馬 0 0 0 2 0.0% 0.0%

南関東の3歳は「牡馬」「牝馬」それぞれの路線が明確に分かれている。
一方、JRA所属馬のダート馬にとっては貴重なダートグレード競走と言えるだろう。

それゆえ、2024年はJRA所属の牝馬アンモシエラが参戦して勝利。
2025年もJRAからはミストレスが参戦(4着)しているが、今年は「牝馬」の出走予定馬が…いない。

距離経験は大切

【前走の距離別の成績】

前走距離 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1,600m未満 0 3 1 21 0.0% 12.0%
1,600m 4 2 4 17 14.8% 22.2%
1,700m以上 4 3 3 18 14.3% 25.0%

最後に「前走の距離別の成績」をまとめてみよう。

好走馬は前走「1,600m」と「1,700m以上」に集中。
両条件で8勝、2着5回、3着7回となり、「1,600m未満」からの大幅な距離延長は苦戦する傾向にあるようだ。

なお、ダートグレード競走となってからも同様の傾向にあるが、2024年の2着馬エコロガイアのみ「1,200m」からの距離延長だった。


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回はブルーバードカップの翌日!1月22日(木)に船橋競馬場で行われる「報知グランプリカップ(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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