~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年4月7日(火) 
サラ系3歳 川崎1,600m
クラウンカップ(S3)

レース紹介

東京ダービーTR「クラウンカップ(S3)」!
3歳ダートの最高峰「東京ダービー(Jpn1)」を目指すマイル重賞。
1着馬には6月10日(水)に大井競馬場で行われる「東京ダービー」の優先出走権が付与される。

※2021年及び2024年以降は「東京ダービーTR」、その他の年は「羽田盃TR」として実施

▼データ分析のポイント
・地方競馬らしい血統が活躍
・激戦必至で高配当の傾向
・同舞台の椿賞組は配当的にも注目!?

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 ミーヴァトン 川崎 スマートファルコン 7人気
2024年 シシュフォス 船橋 アポロソニック 1人気
2023年 ポリゴンウェイヴ 浦和 ヘニーヒューズ 1人気
2022年 フレールフィーユ 浦和 エスポワールシチー 5人気
2021年 ジョエル 船橋 トーセンブライト 2人気
2020年 ウタマロ 船橋 アイルハヴアナザー 3人気
2019年 ホールドユアハンド 浦和 エスポワールシチー 2人気
2018年 スプリングマン 浦和 ローズキングダム 7人気
2017年 ローズジュレップ 浦和 ロージズインメイ 1人気
2016年 ガーニーフラップ 船橋 タイキシャトル 4人気

ダートで活躍した馬を父に持つ産駒が活躍している。

過去10年の優勝馬のうち、日本国内でダート重賞を制している種牡馬は…
タイキシャトル、エスポワールシチー、トーセンブライト、スマートファルコンの4頭となる。
さらに、海外のダートで活躍したロージズインメイ(ドバイWC)、アイルハヴアナザー(米二冠)、ヘニーヒューズ(米G1・2勝)が並ぶ。

ダート最強馬はダート最強馬から。
地方ならではの血統馬が夢の舞台「東京ダービー」の切符を巡って熾烈な争いを繰り広げる。

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

町田直希騎手会長

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 町田 直希 矢野 貴之 張田 昂
2024年 森 泰斗 御神本 訓史 山崎 誠士
2023年 山口 達弥 森 泰斗 張田 昂
2022年 和田 譲治 森 泰斗 矢野 貴之
2021年 張田 昂 和田 譲治 左海 誠二
2020年 酒井 忍 山崎 誠士 笹川 翼
2019年 戸崎 圭太 石崎 駿 山崎 誠士
2018年 左海 誠二 石崎 駿 山崎 誠士
2017年 吉原 寛人 本田 正重 楢崎 功祐
2016年 的場 文男 左海 誠二 山崎 誠士

クラウンカップで好成績を残していた「森泰斗元騎手」「山崎誠士元騎手」が調教師に転身。
となると、地元川崎の騎手では2025年に優勝した「町田直希騎手」に注目となるだろう。

「町田直希騎手」と言えば今も破られることのない史上最年少の東京ダービージョッキー。
当時18歳の「町田直希騎手」は、現在は誘導馬を務めるビービートルネードとともに2006年の「東京ダービー(旧G1)」を制した。
それから19年の月日が経過し、2025年8月には地方通算1,500勝を達成、同年12月には神奈川県騎手会の新会長に就任している。
今年で騎手生活21年目に突入したが、ますますの活躍に期待したいところだろう。

また、川崎所属騎手として頭角を現したのは「野畑凌騎手」。
デビュー4年目となった2025年には年間200勝のスーパーミラクル大活躍を果たし、スターへの階段を一気に駆け上がっている。

川崎所属騎手では他に「佐野遥久騎手」「新原周馬騎手」「櫻井光輔騎手」などの若手にもぜひご注目を。

小久保厩舎&船橋所属馬!

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 5 1 2 22 16.7% 20.0%
船橋 4 6 2 21 12.1% 30.3%
大井 0 0 2 16 0.0% 0.0%
川崎 1 3 4 36 2.3% 9.1%

最多勝は5勝を挙げる「浦和所属馬」。
なかでも南関東リーディング小久保智厩舎の相性が良く、上記5勝のうち、4勝を同厩舎が挙げている。
さらに、「浦和所属馬」は2着1回、3着2回もあるが、そのうち小久保智厩舎は3着2回を占めているので合計4勝、3着2回だ。

また、「船橋所属馬」も4勝、2着6回、3着2回と抜群の成績。
「浦和所属馬」と合わせると9勝、2着7回、3着4回となるので、連対馬の80.0%は「浦和」or「船橋」の所属馬となる。

そんな中で2025年に勝利したのは地元の「川崎所属馬」。
この勝利は2015年以来、実に10年ぶりの出来事で、管理する佐藤博紀厩舎にとっては嬉しい初タイトルだった。
ちなみに、佐藤博紀調教師はJRA佐藤翔馬騎手の父でもある。

激戦必至の3歳重賞!

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 1 2 4 30.0% 40.0%
2人気 2 1 0 7 20.0% 30.0%
3人気 1 1 3 5 10.0% 20.0%
4人気 1 1 1 7 10.0% 20.0%
5人気 1 2 1 6 10.0% 30.0%
6人気以下 2 4 3 66 2.7% 8.0%

「1番人気馬」は過去10年で3勝、2着1回、3着2回。
総じてあまり信頼度は高くなかったが、2023年以降の3年で2勝、3着1回と信頼度は回復傾向だ。

なお、人気別の成績をまとめると「1~5番人気馬」は計8勝、2着6回、3着7回で全て1着、2着の経験がある。
また、「6番人気以下」も2勝、2着4回、3着3回となっており、「激戦必至の3歳重賞」「軸馬不在の難解重賞」を具現化している。

難解がゆえに高配当が期待できる

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 4,770 7,840 61,060
2024年 250 1,450 9,160
2023年 310 2,330 15,710
2022年 720 2,160 48,580
2021年 390 680 5,400
2020年 750 4,800 55,990
2019年 590 1,560 17,900
2018年 1,650 5,540 92,600
2017年 140 4,150 76,220
2016年 680 4,010 32,920
平均 1,025 3,452 41,554

各賭式で高配当を連発。

「単勝」はバラつきがあるものの、「馬複」は3桁配当が1回のみで、その他は全て4桁配当。
さらに、「三連単」も10回中、8回が万馬券となっている通り、全体的に荒れ気味と言って良いだろう。

クラシックの王道路線「京浜盃(Jpn2)」&「羽田盃(Jpn1)」に挟まれている重賞。
それゆえ、力の拮抗したメンバーが揃う傾向にあり、この流れは3歳ダート三冠が確立した2024年以降も変わらない。

激戦必至の3歳重賞は配当面でも楽しめそうだ。

少頭数の時は「1枠」にご注意

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 2 1 6 10.0% 30.0%
2枠 2 0 1 6 22.2% 22.2%
3枠 1 2 0 11 7.1% 21.4%
4枠 1 2 2 13 5.6% 16.7%
5枠 1 0 2 15 5.6% 5.6%
6枠 3 0 2 13 16.7% 16.7%
7枠 1 1 1 16 5.3% 10.5%
8枠 0 3 1 15 0.0% 15.8%

2025年は鬼門とされていた「1枠」が勝利。
これは2003年以来の勝利となり、枠番別の成績も「1枠」~「7枠」まで横並び傾向となってきた。

また、唯一勝利実績のない「8枠」も2着は3回。
2025年も「8枠」が2着に好走したが、終わってみれば勝利実績のない、相性の悪いとされていた「1枠」と「8枠」での決着だった。

ちなみに、2025年の出走頭数は8頭。
実は2003年に「1枠」が勝利した際も8頭立てで、全28回のクラウンカップの中でも最も少ない頭数であった。
頭数との因果関係には言及しないが、出走頭数が1桁だった時のクラウンカップ(3回)は全て「1枠」が連対している。

牡馬が強さを見せる!

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 10 10 9 88 8.5% 17.1%
牝馬 0 0 1 7 0.0% 0.0%
セン馬 0 0 0 0 - -

「牡馬」が10勝、2着10回、3着9回。
京浜盃と同様、牡馬クラシックを狙う馬たちが参戦しているだけに「牝馬」は分が悪い。

大注目のトライアル

【椿(つばき)賞の着順別の成績】

椿賞着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
椿賞1着 4 0 2 2 50.0% 50.0%
椿賞2着 0 2 0 6 0.0% 25.0%
椿賞3着 0 1 0 5 0.0% 16.7%
椿賞4着以下 1 0 0 8 11.1% 11.1%

2018年より実施されているクラウンカップのトライアルレース。
クラウンカップと同じ「川崎1,600m」で争われる一戦で、1~3着馬には優先出走権が付与される。

実施初年度こそクラウンカップに直結しなかったが、2019年以降は4年連続でクラウンカップ覇者を輩出。
さらに、2023年及び2025年は「椿賞」1着馬がクラウンカップで3着に好走しており、「椿賞」優勝馬の3着内率は75.0%にもなる。

「椿賞」出走組にまで枠を広げると…過去8年で5勝、2着3回、3着2回の相性。
3着内に好走した10頭中、1番人気に推されたのは1頭のみなので、配当的にも注目したいステップレースだ。
なお、2025年のクラウンカップ優勝馬ミーヴァトンは椿賞6着からの勝利だった。

2026年椿賞の結果

軽視禁物

【ニューイヤーカップの着順別の成績】

ニューイヤーカップ着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
ニューイヤーカップ1着 1 0 0 2 33.3% 33.3%
ニューイヤーカップ2着 0 2 1 0 0.0% 66.7%
ニューイヤーカップ3着 0 0 0 2 0.0% 0.0%
ニューイヤーカップ4着以下 1 1 2 17 4.8% 9.5%

浦和1,500mで行われている年始恒例の3歳重賞「ニューイヤーカップ(S3)」。
明け3歳馬による重賞の中ではクラウンカップ(左回り1,600m)と最も近い条件と言えるだろう。
※2021年までは浦和1,600m

過去10年で1~3着馬は計8頭が参戦して1勝、2着2回、3着1回。
また、4着以下からも1勝、2着1回、3着2回となっており、ニューイヤーカップ組からは毎年のように連対馬を送り出している。

“抜群の成績”とまではいかないものの、軽視は禁物というデータだ。

2026年ニューイヤーカップの結果


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は4月16日(木)に大井競馬場で行われる「ブリリアントカップ(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
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