~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年8月26日(水) 
サラ系4歳以上 船橋1,800m
フリオーソレジェンドカップ(S3)

レース紹介

名馬を冠した「フリオーソレジェンドカップ(S3)」!
2023年に新設された古馬重賞。
Road to JBC「日本テレビ盃(Jpn2)」の前哨戦となるほか、秋のビッグレースに繋がるレースです。

なお、本データ分析は2016年~2022年の準重賞時のデータも採用する。
※2016年~2021年は1,600m、2022年以降は1,800mで実施(2020年は開催取止)、実質9年間分

▼データ分析のポイント
・吉原寛人騎手に注目
・1番人気馬が好成績
・4,5歳馬が強い

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 サントノーレ 大井 エピカリス 2人気
2024年 ナニハサテオキ 浦和 ジャングルポケット 3人気
2023年 ギガキング 船橋 キングヘイロー 1人気
2022年 リッカルド 船橋 フサイチリシャール 6人気
2021年 ファルコンビーク 川崎 スマートファルコン 2人気
2020年 開催取止 - - -
2019年 パルトネルラーフ 船橋 ヴァーミリアン 1人気
2018年 マルヒロナッツオー 船橋 パイロ 1人気
2017年 フミノインパルス 船橋 タニノギムレット 1人気
2016年 コンドルダンス 船橋 アドマイヤオーラ 1人気

船橋出身の名馬フリオーソ。
2006年にデビューすると同年の「全日本2歳優駿(Jpn1)」、翌年には「ジャパンダートダービー(Jpn1)」を勝利した。
古馬となってからも「帝王賞(Jpn1)」「川崎記念(Jpn1)」を制し、自身最後の勝利は地元のビッグタイトル「かしわ記念(Jpn1)」だ。

南関東でレジェンドホースを冠した重賞はフジノウェーブ、ダイオライト、ハイセイコー、ロジータに次いで5競走目。
2010年にフリオーソ自身が勝利した“「日本テレビ盃(Jpn2)」の前哨戦”という重要な位置付けとして後世に語り継がれることになる。

なお、2024年まで種牡馬として活躍していたフリオーソだが、
2026年の3歳世代(2023年生まれ)からはシーテープが「クラウンカップ(S3)」、ララメテオが「東京湾カップ(S2)」を勝利している。

フリオーソ号の成績はこちら
過去の成績はこちら

トップジョッキーが活躍!

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 矢野 貴之 吉原 寛人 岡村 健司
2024年 森 泰斗 吉原 寛人 安藤 洋一
2023年 和田 譲治 吉原 寛人 今野 忠成
2022年 矢野 貴之 笹川 翼 真島 大輔
2021年 御神本 訓史 町田 直希 左海 誠二
2020年 開催取止 - -
2019年 森 泰斗 本橋 孝太 岡部 誠
2018年 左海 誠二 繁田 健一 御神本 訓史
2017年 的場 文男 本田 正重 笹川 翼
2016年 森 泰斗 石崎 駿 真島 大輔

準重賞当時からトップジョッキーが活躍。

現役ジョッキーでは「矢野貴之騎手」が2勝。
また、重賞に昇格した2023年以降、3年連続で「吉原寛人騎手」が2着に好走中だ。
「吉原寛人騎手」は本競走の前後で行われる「スパーキングサマーカップ(S2)」とも相性が良く、2023年~2025年で2勝、2着1回。
2026年は「黒潮盃(S3)」を勝利しているように、南関東の夏男は「吉原寛人騎手」と言っても過言では無さそう。

ここからは小ネタを少し。

過去10年で最多の3勝を挙げている「森泰斗現調教師」。
「森泰斗現調教師」は2024年11月に騎手を引退しているが、自身が所属していた船橋でのラストタイトルは2024年の本競走だった。

また、フリオーソ号に騎乗経験のある南関東現役ジョッキーは「川島正太郎騎手」のみ。
現役を退いたジョッキーでは「今野忠成現調教師」「石崎隆之元騎手」の2名。

フリオーソの主戦としてクラシックでコンビを組んでいたのは、
「内田博幸騎手(元大井・現JRA)」、古馬となってからは「戸崎圭太騎手(元大井・現JRA)」だ。

船橋所属馬の独壇場?

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 1 0 1 5 14.3% 14.3%
船橋 6 8 4 51 8.7% 20.3%
大井 1 1 4 12 5.6% 11.1%
川崎 1 0 0 2 33.3% 33.3%

船橋の準重賞(2022年まで)ということもあり、準重賞当時の成績は「船橋所属馬」の5勝、2着6回、3着3回。

また、重賞に昇格した2023年以降は「船橋所属馬」が1勝、2着2回、3着1回。
その結果、過去9回の成績は「船橋所属馬」の6勝、2着8回、3着4回となっている。

重賞に昇格してからは「船橋所属馬(1人気)」「浦和所属馬(3人気)」「大井所属馬(2人気)」が1勝ずつ。
船橋の独壇場とはなっておらず、他場からの強力な遠征馬には是非とも注目したい。

1番人気が強い

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 5 1 1 2 55.6% 66.7%
2人気 2 2 2 3 22.2% 44.4%
3人気 1 2 0 6 11.1% 33.3%
4人気 0 0 2 7 0.0% 0.0%
5人気 0 3 1 5 0.0% 33.3%
6人気以下 1 1 3 47 1.9% 3.8%

過去9回で「1番人気馬」が5勝、2着1回、3着1回と抜群の信頼度。
重賞に昇格した2023年は「1番人気」のギガキングが勝利、2025年は同キングストンボーイが2着に好走している。
※2024年の「1番人気馬」は12着

また、「2番人気馬」も好走する傾向にあり、2023年以降の3年間では1勝、2着1回、3着1回。
こちらも2023年以降のデータだが、「1・2番人気馬」が3着内に好走したケースは2023年と2025年の2回だ。

配当は落ち着いてきた

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 200 140 2,240
2024年 650 950 23,610
2023年 290 1,490 7,610
2022年 1,610 3,190 61,800
2021年 260 1,830 5,930
2020年 開催取止 - -
2019年 180 1,500 35,050
2018年 200 9,350 78,360
2017年 120 340 1,740
2016年 270 650 5,370
平均 420 2,160 24,634

1番人気馬は3着内率77.8%、2番人気馬は同66.7%。
2017年、2025年と「三連単」は落ち着いた配当だが、それ以外の年はそこまで低い配当とはなっていない。

平均配当は「単勝」こそ420円だが、「馬複」は2,160円、「三連単」は24,634円。
人気別の傾向からすると高めの配当と言っても良さそうだ。

ちなみに、重賞昇格以降の3年間の平均は「単勝」380円、「馬複」860円、「三連単」11,153円。
準重賞当時よりは落ち着いた配当となってきているようだ。

スパイラルカーブを採用

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 2 1 0 5 25.0% 37.5%
2枠 0 1 1 7 0.0% 11.1%
3枠 0 3 1 7 0.0% 27.3%
4枠 1 0 2 9 8.3% 8.3%
5枠 2 0 2 9 15.4% 15.4%
6枠 0 1 2 10 0.0% 7.7%
7枠 1 3 1 9 7.1% 28.6%
8枠 3 0 0 14 17.6% 17.6%

2016年~2021年は1,600m、2022年以降は1,800mで実施(2020年は開催取止)。
1,600mは正面スタンド前の4コーナー出口、1,800mは4コーナー引き込み線からぐるっと1周するのでコース形態としては近いものがある。

勝利数では「1~4枠(内)」の3勝(勝率7.5%)に対し、「5~8枠(外)」は6勝(勝率10.5%)。
「外枠」の方が勝ち星は多いのだが、船橋はフルゲート14頭、「3枠以降」が2頭となるため、勝率では大きな差はない。

また、2着と3着は実績のない枠番こそあれ、内~外まで満遍なく好走している。
「1~4枠」は連対率20.0%、3着内率30.0%、「5~8枠」は連対率17.5%、3着内率26.3%なので互角の成績と見て良いだろう。

船橋競馬はコーナー入口は緩やかに、出口はきついスパイラルカーブを採用しており、脚質問わず、力を出しやすいコース設定と言われる。
各馬が実力を存分に発揮し、迫力の攻防となるフリオーソレジェンドカップにぜひご期待頂きたい。

船橋コース


こちらは直近3か月に行われた「船橋1,800m」の成績となる。
最近の船橋競馬の特徴が出ているデータで、人気による偏りは少なく(人気は重要ではない?)、「外枠」が活躍する傾向にある。
※アクセス時点での成績なので変動あり

セン馬が活躍

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 8 5 8 52 11.0% 17.8%
牝馬 0 0 0 4 0.0% 0.0%
セン馬 1 4 1 14 5.0% 25.0%

“牡馬”ではあるが「セン馬」の活躍が目立つ。
2022年にはリッカルドが優勝したほか、2017年~2019年は3年連続で2着、2025年は2・3着が「セン馬」だった。

“夏は牝馬”という競馬の格言はあるが、「セン馬」になることでホルモンバランスに変化が!?

4・5歳馬が好成績!

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 0 0 0 1 0.0% 0.0%
4歳 4 1 0 5 40.0% 50.0%
5歳 3 2 1 19 12.0% 20.0%
6歳 1 1 2 9 7.7% 15.4%
7歳以上 1 5 6 36 2.1% 12.5%

重賞昇格以降は「5歳馬」が2勝、「4歳馬」が1勝。
また、準重賞当時は「4歳馬」が3勝を挙げているので、充実期を迎えている「4・5歳馬」には是非とも注目したい。

ちなみに、「7歳以上」の3着内馬のうち、1勝、2着4回、3着1回は「セン馬」が該当。
経験を重ねた「セン馬」が出走してきたら要チェックかもしれない。

なお、準重賞当時は「3歳以上」だが、重賞昇格とともに「4歳以上」に出走条件が変更されている。


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は9月2日(水)に大井競馬場で行われる「アフター5スター賞(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
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