~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年6月4日(木) 
サラ系3歳 船橋1,200m
若潮スプリント(S3)

レース紹介

3歳スプリント重賞「若潮スプリント(S3)」!
重賞に昇格して6回目を迎える3歳スプリント重賞。
南関東の3歳スプリント王を決する「優駿スプリント(S2)」に向けても見逃せない一戦だ。

なお、今回の分析はオープン特別当時(2019/20年)のデータも使用している。
※2019年は1,000m、2020年は1,200mでの実施

▼データ分析のポイント
・船橋のトレンドは“外枠”
・スピード勝負なら牝馬でも!
・距離延長組は苦戦

【過去の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 ベアバッキューン 川崎 モズアスコット 1人気
2024年 ギガース 船橋 マジェスティックウォリアー 1人気
2023年 メンコイボクチャン 船橋 コパノリチャード 7人気
2022年 スティールルージュ 船橋 マジェスティックウォリアー 2人気
2021年 ファイナルキング 船橋 サウスヴィグラス 1人気
2020年 カプリフレイバー 船橋 サウスヴィグラス 3人気
2019年 カンゲキ 大井 ヨハネスブルグ 5人気

船橋の3歳スプリンターにとっては目標となる重賞。
と同時に、南関東の3歳スプリント王を決する「優駿スプリント(S2)」のトライアルという役割も担っている。

過去を振り返ると、2020年の優勝馬カプリフレイバーは優駿スプリントも制して世代No.1スプリンターに。
2023年は2着馬フジコチャンが優駿スプリントを制覇、2024年は優勝馬ギガースが優駿スプリントで2着に好走している。

若潮スプリントは3歳スプリント路線の主要レースとなるだけに是非ともチェックしておきたい。

過去の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

重賞昇格以降、地元騎手が5戦4勝

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 町田 直希 西 啓太 池谷 匠翔
2024年 森 泰斗 福原 杏 御神本 訓史
2023年 澤田 龍哉 今野 忠成 御神本 訓史
2022年 本橋 孝太 森 泰斗 笹川 翼
2021年 左海 誠二 川島 正太郎 御神本 訓史
2020年 真島 大輔 笹川 翼 本田 正重
2019年 森 泰斗 石崎 駿 笹川 翼

重賞に昇格した2021年以降は「船橋所属騎手」が4勝。
地元勢強しではあるが3着内を独占したことはなく、さらに2025年は3着内全てが「船橋以外」の騎手となった。

ちなみに、相性が良いのは3着3回の「御神本訓史騎手(大井)」。
この3頭はいずれも「若潮スプリントトライアル」の勝ち馬だった。

2026年ヤマブキスプリント(若潮スプリントTR)の結果

こちらも重賞昇格以降、地元所属馬が5戦4勝

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 0 1 1 9 0.0% 9.1%
船橋 5 4 4 26 12.8% 23.1%
大井 1 2 1 14 5.6% 16.7%
川崎 1 0 1 15 5.9% 5.9%

地元の「船橋所属馬」が過去7年で5勝、2着4回、3着4回。
重賞昇格以降の5年間に限定すると4勝、2着2回、3着2回とさらに勢いを増している印象だ。

1番人気馬が安定感ある

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 0 2 2 42.9% 42.9%
2人気 1 1 1 4 14.3% 28.6%
3人気 1 2 1 3 14.3% 42.9%
4人気 0 2 1 4 0.0% 28.6%
5人気 1 0 0 6 14.3% 14.3%
6人気以下 1 2 2 45 2.0% 6.0%

「1番人気馬」が過去7年で3勝、3着2回の安定感。
重賞に昇格してからの5年間でも3勝、3着1回なので、信頼度はさらに上昇したと言えそう。

「2番人気以下」は同じような信頼度となっており、「6番人気以下」の好走も少なくないようだ。
ちなみに、「6番人気以下」の1勝、2着2回、3着2回は重賞に昇格した2021年以降の成績。

1番人気馬を軸に高配当を

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 170 920 16,370
2024年 270 13,200 51,580
2023年 2,010 6,390 166,410
2022年 310 620 4,240
2021年 190 3,110 19,260
2020年 610 1,750 11,550
2019年 800 2,570 35,790
平均 623 4,080 43,600

「馬複」の平均配当は4,080円、「三連単」は43,600円。
重賞に昇格して以降の平均は「馬複」が4,848円、「三連単」が51,572円となる。

上位人気馬の選択が難しいところだが、安定感のある「1番人気馬」を軸に高配当を狙っても良さそう。

外寄りの枠が好成績

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 0 0 1 6 0.0% 0.0%
2枠 0 0 1 6 0.0% 0.0%
3枠 0 0 0 8 0.0% 0.0%
4枠 1 0 1 6 12.5% 12.5%
5枠 4 2 1 6 30.8% 46.2%
6枠 1 0 2 11 7.1% 7.1%
7枠 0 3 1 10 0.0% 21.4%
8枠 1 2 0 11 7.1% 21.4%

2019年は1,000m、2020年からは1,200mでの実施。

過去7年を見る限りは「中~外枠有利」の傾向で、「4枠」~「8枠」が全7勝を挙げている。
また、「4枠」~「8枠」は2着7回、3着5回となっており、内枠勢は3着が精一杯。

それでは、直近3か月に行われた「船橋1,200m」の傾向はどうだろう。
同条件での「枠番別の成績」は以下の通りとなる。

外枠有利?

【直近3か月の船橋1,200mの成績】

枠番 勝率 連対率 3着内率
1枠 6.6% 16.5% 20.9%
2枠 7.8% 10.0% 15.6%
3枠 8.0% 13.6% 23.9%
4枠 4.4% 11.0% 17.6%
5枠 9.8% 20.5% 31.1%
6枠 8.6% 20.5% 29.8%
7枠 16.6% 26.4% 36.8%
8枠 8.3% 20.7% 33.7%

※アクセス時点での成績なので変動あり

直近の船橋は「外枠」がトレンド。
上記のデータを見ても分かる通り、連対率・3着内率は「5枠以降」が明らかに好成績を残している。
また、勝率も大きな差は出ていないものの、勝率上位4傑は「5枠以降」だ。

ちなみに、船橋1,200mは2コーナーポケットからのスタート。
内枠の馬は馬群に包まれて力を発揮できないケースも出てくるだろう。

船橋コース

【過去1年】船橋1,200mの成績はこちら
【過去3か月】船橋1,200mの成績はこちら

また、南関東の専門紙「ケイシュウNEWS」が馬場傾向などを分析しているのでぜひご参考に。

開催傾向

牝馬も速い

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 6 4 4 41 10.9% 18.2%
牝馬 1 3 3 22 3.4% 13.8%
セン馬 0 0 0 1 0.0% 0.0%

他の牡牝混合重賞と比較すると「牝馬」の出走数は多い。
対戦成績は「牡馬」の6勝、2着4回、3着4回に対して、「牝馬」は1勝、2着3回、3着3回だ。

「牝馬」は重賞昇格以降で1勝、2着3回、3着2回。
2021年は出走数0なので、実質的には4年間で上記の成績を残している(4年全てで好走)。

スピード勝負なら「牡馬」と互角以上の争いが展開できるだろう。

コース経験は重要なファクター!?

【当該条件の経験有無別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
経験あり 4 5 5 35 8.2% 18.4%
経験なし 3 2 2 29 8.3% 13.9%

若潮スプリントの条件を経験しているか否かの成績。
※2019年は「船橋1,000m」、2020年以降は「船橋1,200m」

「経験あり」は4勝、2着5回、3着5回。
対して「経験なし」は3勝、2着2回、3着2回となっている。

経験があるに越したことはないが、コース実績が無い馬でもチャンスは十分だ。

スペシャリスト or 条件替わり

【前走の距離別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1,000m未満 0 0 1 6 0.0% 0.0%
1,000m~1,200m 3 5 4 29 7.3% 19.5%
1,201m以上 4 2 2 29 10.8% 16.2%

こちらは前走の距離別の成績。
前走「1,000m~1,200m」組の成績が良いのは当然だが、「1,000m未満」からの距離延長は分が悪くなっている。

一方、見逃せないのが「1,201m以上」からの距離短縮組の成績。
3歳世代の大目標である中距離のクラシック戦線に挑戦した馬などが、適距離に戻って巻き返すシーンがあるようだ。


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は3歳ダート三冠第2戦!6月10日(水)に大井競馬場で行われる「東京ダービー(Jpn1)」を特別公開します!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
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また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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